どんぐり工房では、2週かけて「プラ板の貼り絵」をやりました。
B4のプラ板に油性ペンで絵をたくさん描いて、それを切って加熱して縮小し、八つ切り画用紙に並べて構成するという企画でした。
使用した0.3㎜厚のプラ板は加熱すると1/5くらいに縮みます。
だから「大きく大きく描こうね」って私は言います。
描くのはこれくらいの大きさだよって下に敷いた紙に目安のマルを描きます。
加熱するとどのくらい小さくなってしまうか比較できる見本も用意していきましたよ、もちろん。
「こんなにちっちゃくなっちゃうのぉ」ってびっくりします、みんな。
それでも
それでもなお
こどもたちはプラ板を目の前にすると「描く」ことに夢中になって縮むことを考えない。
描きたい気持ちが先走り、「ちっちゃくなっちゃうよ」という助言は他人事。
細かい絵を描くんです。
プラ板に描いた絵が完成作品であるならホント素晴らしい。
でも、いかんせん、次なる作業の素材としては小さすぎる
加熱後のプラ板を見て「こんなにちっちゃくなっちゃった」とびっくりする本人。
難しい~
こどもたちに次をイメージさせるのってホント難しい。
でも、経験を積んだ高学年はちゃんと貼り絵を見据えた計画的なプラ板作りをしているし、何事も経験かな?