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「木版リトグラフ」

2017-07-03 23:31:34 | どんぐり日記

「木版リトグラフ」

 

どんぐり工房小学生クラスは、6月1週目と3週目に「木版リトグラフ」を制作しました。

 

「リトグラフ」という名前くらいは聞いたことある人多いと思うのですが、その技法を知っている人は少ないでしょう。

学校でやる版画は紙版画と木版画くらいなものですからね。

 

「リトグラフ」とは「石版画」とも呼ばれ、その昔は大理石を版にして制作されていました。

昔のヨーロッパのポスターとか書物の挿絵などはこの技法が用いられていました。

今はアルミ板が使われます。


そして「木版リトグラフ」の版は木の板です。

 

作り方をざっと説明すると、版に直接ペンやインクで絵を描きます。

この時のインクが専用のもので、油性インクを吸着させる性質のものを使います。

今回、どんぐり工房で使ったのは「ソリッドマーカー」というものです。

絵を描き終えたら、その版にアラビアゴムを塗るのですが、手間のかからない「SK液」というものを使用しました。

このSK液を塗った部分には油性インクがつきません。


SK液が版に十分浸透した2週間後、絵を描いた部分に付着したSK液を洗い流します。


これで、絵を描いた部分にだけ油性インクが付く準備ができました。

 

 

早速、版にローラーで油性インクをつけます。

版が濡れている状態でないとSK液を塗った部分にもインクが付いてしまうので、常に霧吹きでシュッシュしながらの作業です。

均等にインクが載ったら、今度は水彩絵の具で着色です。

油性インクと水彩絵の具が混ざることはないので、インクの線ははっきりと出ます。

ただし、水彩えのぐは乾燥が早いので、モタモタはしていられません。

 


着色が済んだら今度は摺りです。

版画紙を載せ、ビニールをかけてバレンで力を込めて摺っていきます。

ここでプレス機があるとほんとラクなのですが、ないので体張って頑張るしかない。

版画の一番の楽しみは摺り終って紙をはがしていく瞬間です。


成功か、失敗か、ドキドキ・・・

 

 

SK液が洗い流しきれずに線がぼやけてしまったり、SK液の定着が悪くて全体が黒っぽくなったりという子もいましたが、まずまずの出来だったと思います。

 

色を変えて2~3枚刷りました。

 

 

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