シルクスクリーンの摺りは全員で一遍にできないので、2グループに別れ半分の子は「墨絵」を描きました。
「墨絵」は大好きな企画のひとつで、毎年描いています。
墨の持つ力強さと和紙のやわらかさ、なんとなく「水彩絵の具&画用紙」とは違うってこと、毎年描いているうちに身体にしみ込んでくれればいいかなぁと思っています。
でも、心の奥底では彼らの意識改革をしたいと思っている私
もちろん、抜群にセンスのいい子、私の言いたいことをよく理解してくれる子、いっぱいいます。
でも、墨で線描してその中を塗り絵のように着色する、しかもはみ出さないことがとてもいいことのように思っている子もけっこういるんです。それは違うよって言っているんだけれども、彼らはどうも納得できないらしい
私の見ていないスキに、せっかくいい感じだったカスレとかニジミをきれいにベタ塗りで直してしまったりする・・・線からはみ出さないようにね
ま、墨絵じゃなかったらそれはそれですごくいい絵になったりするんですがねぇ
あまり否定的になると楽しくなくなっちゃうからね
ほどほどに!って自分に言い聞かせながら洗脳しようと努力してます
今回は、5月に作っておいたマーブリングの和紙に「墨と薄墨と他1色」という条件をつけて絵を描きました。
みーんな、けっこういいじゃん