考え過ぎ

お仕事中、たまたま店頭に出ていたら、おじいさんに話し掛けられました。

「薬売り場は何処だ？」

おじいさんは、なんだか苛々しているように見えました。

私は、右手で正面を指して
「こちら正面をお進みいただきまして、右手側にございます」
と、答えました。
直ぐにお薬売り場へ向かうのかと思いきや
おじいさんは苛々したまま、更に尋ねました。

「玄関から入って、どっちだ？」

玄関…。

ええと、正面玄関から入っても右手側になるのだけど
正面玄関から入って直進してしまうと、『通路に面して』左ではない。
正面玄関から少し歩いて、某有名菓子店の手前で右に曲がり
菓子店の脇をくっと左に折れるとお薬売り場だ。
しかし、このお店に玄関は２つある。

もう１つの玄関だと、真っ直ぐ進んで、靴売り場と男性衣料品売り場を通り過ぎ
更に、写真店を過ぎて右に折れるとお薬売り場なんだけど。
果して、おじいさんは、どちらの玄関のことを言っているのか。

頭の中で、ごちゃごちゃと考えること数秒。
(文字にすると長いですけど)

「では、ご案内致しますので、こちらへどうぞ」

結局、おじいさんと一緒に、お薬売り場まで行ってしまった。
その方が、早いんだもの。

ねぇ、こういうとき、みんなはどうしてるの？

一応お仕事中だから、スタッフの少ない状態の中で、売り場を離れるのは申し訳ない。
でも、言葉で説明するのは難しい。
案内したことが間違いだったとも思えない。

実際、おじいさんの苛々は消えて、「ありがとさん」って言っていたし。

「そつなくこなす」のって、なんだか苦手だわ。

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さて、今日は木曜日恒例の「調理の日」だったのですが
今日の担当は、なんと、介護事業所の社長のＳちゃんでした！

がっ！

私が張り切って下拵えを「やり過ぎ」てしまい
下拵えを通り越して、ほぼ作ってしまい…。

Ｓちゃんとさっちゃんが作ったのは
「中華麺を茹でて、水洗いをして、水気を切って、盛り付ける」
という工程のみでした…。
（楽しみを取ってしまって、ごめんなさい）
さっちゃんは、今日「も」、とてもよい働き振りをみせて
久し振りにさっちゃんと調理をしたＳちゃんを感心せたようです。

本日のお献立は…
ざるラーメン(さっちゃんのリクエスト)
鯨肉と根菜の炊き込みご飯(私が作りました)
アボカドのカッテージチーズ入り白和え(私が作りました)
大豆モヤシとキムチの和え物(私が作りました)
胡瓜の浅漬けをトッピングしたのは、さっちゃんのアイディア。

テーブルを埋め尽くす、夥しいメモは、ガイドヘルパーさん全員の連絡事項と
予定にこだわるさっちゃんの、月間予定表です。