玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

手打ちそば 藪富

2011-03-03 14:10:26 | 美味しいもの








今日の倶知安町は時折吹雪く、寒い日です。

お昼のニュースでは、北海道の、ところによっては40~50㌢の積雪になると伝えていました。











こんな寒い日には、あったかいお蕎麦を食べようよ、ということで、
ろみちゃんととしみさん、わたくしとで
倶知安町都通りにある「手打ちそば 藪富」さんへ出かけました。













藪富さんは昭和32年創業、手打ちそば屋さんとして50年を誇る老舗です。

でも、店主さんの都合で3月6日(日)をもって、閉店することになりました。

昨年亡くなった札幌の叔父はお蕎麦が大好物で、
お墓参りや仕事で倶知安にくる度、藪富さんのお蕎麦を食べていました。











お店の壁には、藪富さんを贔屓にした地元や各界の名士の色紙が飾られています。




















宮家や、やんごとなき人々の色紙も歴史を感じさせます。
















としみさんが注文したのは「とじそば」。











わたくしは「えび天そば」。

すごいでしょ、しっぽがはみ出ているんだもの。











この素朴な太麺。

もっちもちな食感です。













若いろみちゃんは、「えび天そば」と、「天丼」。

美味しい、美味しいって、ぱくぱく平らげていきます。











壁に掲げられた表彰状を見て、としみさんがつぶやいた。

「ねえ、先代さんの名字、富田と冨田、どちらが正しいの?」。

あら、ホント。

店主さんにお訊ねしたら、初めは冨田でしたが、途中からウ冠の富田になったようです、

とのことでした。















そこへお店に入ってきたのが、三宅の幸ちゃん。

国道393は、吹雪のために通行止めになったと教えてくれました。











幸ちゃんも常連さんらしく、「いつもの!」って、一声。

幸ちゃんの「いつもの」は、「盛そば」です。












時計がお昼の12時を回ったころ、
バロンすずきさんとM島さんがお店に入ってきました。

名残惜しい、名残惜しいっていいながら、「鴨南蛮」を注文していました。










どうぞみなさん、お出かけになって、老舗の味を思い出にしてくださいね。





手打ちそば  藪富
倶知安町北1条西1丁目(都通りの伊藤歯医者さん向)
0136-22-0537
営業:11時半~20時


3月6日(日)までですよ~!!!