倶知安は今日も寒い朝でした。
お天気にならないと庭仕事もできないし、
花キリンの植え替えには未だ早いしい…
ということで、
函館まで出かけることになりました。
北海道立函館美術館では「平山郁夫展」が開催されています。
平山画伯(1930~2009)は自らの被爆体験に基づき、
仏教への深い関心と平和への切実な祈りを込めて
作品を描き続けました。
絵本画集からも画伯の平和を願う気持ちが強く伝わります。
展示場のひときわ広いスペースにひとだかりが出来ていました。
そこには「大原の春 三千院」があって、
その前で、大きく溜息をついたご老人がいらっしゃいました。
同行のご婦人から、そんな大きな溜息は、辺りに迷惑です!って、お叱りの声がでたほどです。
でも、わたくしだってこの作品の前では、手で口を押さえて声を呑み込んだほどです。
なんと深い緑…。
ちょっと遠いドライブでしたが、思いきって出かけてきて良かったわ。
「平山郁夫展」は、
5月22日(日)まで開催されています。
どうぞ、おでかけください。