玉兎堂

羊蹄山とニセコに囲まれた四季折々の生活

金毘羅大権現 秋季大祭

2011-10-11 20:50:09 | 季節のなかの暮らし








今年も金毘羅さんの秋祭りがやってきました。















お祭は10月9日、10日、11日の3日間です。

毎年必ず、といっていいほど、3日間のうち1日は雨かミゾレになります。

今年は昨日の10日が雨でした。








 




最終日の今日、晩ご飯を終えてから、連れ合いと一緒にお祭に出かけました。











出店が並ぶ基線通りで、お友達のお嬢さんが得意げに見せてくれたのが、これ!

いいなあ~、ティンカーベルの羽ですよ!

遊び飽きたら、オバサンにちょうだいね…。













母の好物の「おやき」を買い求めました。

おやき屋さんはたくさん出店してましたが、ここのお店のが餡子たっぷりです。

1個100円でした。














植木屋さんでは叩き売りが始まってました。














最近、ミニ盆栽に意識があって、

隅のほうにひっそりと置かれたミニ盆栽を眺めていたら

「ひとつ千円で売っていたけれど、今日でお終いだから二つで千円でいいよ」

って声がして、振り向くとお店のオジサンが笑ってました。

んじゃあ、紅シタンと姫百日紅をくださいな、って応えましたわ。















最後に、事務所で残業しているろみちゃんのために「たこ焼き」を買い求めました。

焼きあがるまでの時間、たこ焼き屋さんの奥さんとお話をしました。












毎年、毎年、ウチみたいな出店は減少していて、

昔は瀬戸物屋さんだとか古美術商が軒をならべたもんだけど、

最近じゃあ、警察が許可を出さないんだよ。

ウチ?

ウチは街商組合に入っているから、許可証が出るけれど、

北海道以外の店は許可にならないんだよ。

そうだよね、この金毘羅さんは北海道で最後の祭だから、

昔は南のほうから転々とお祭を渡って北上してくる店が、

この金毘羅さんが冬前の最後の稼ぎだといって、

結構、気前良く値引いてくれたもんだけど、

今はそんな店は来れないんだよ。












もう、昔のようなカラフルだけどノンビリとしたお祭はやって来ないのかなあ…。











そういえば、もともと「お祭」は神様が遊ぶ日で、

この時だけは人間もお酒を飲んで日頃の憂さを晴らすことが許されたそうです。

それが、今は一年中、どこかでお祭やフェスタが開催されているから、

神様も苦笑いしているかもしれませんね。








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