毎年、この時期に届くマメです。
ハラダさんが届けてくださいます。
正式な名称は、ハラダさんもご存知ないそうで、
以来、ハラダさんが届けてくれるので、わたくしは「ハラダマメ」と勝手に名付けてました。
このマメ、ハラダさんのおばあちゃんがずう~っと作っていたマメで、
おばあちゃんが亡くなったあとも、自家種を絶やさずに作り続けているとのことです。
今年の春に、インゲンマメの検索をしていて偶然、
「ハラダマメ」の正式名称がわかりました。
「アキシマササゲ」というそうです。
飛騨の伝統野菜に認定されていて、秋に収穫が本格化し、
気温の低下とともに莢の表面に紫色の美しい縞模様が現れることから
「アキシマササゲ」と呼ばれているそうです。
この紫色の縞模様も、アントシアニンの作用らしい。
でも、茹でると縞は消えちゃって、フツーのインゲンマメみたくなります。
スジっぽくなく、莢ごと食べても、美味しいです。
ハラダさんのおばあちゃんは飛騨の出身だったのかしら……?
北海道にお嫁入りする時に、実家から持たされたマメだったのかもしれませんね。
そして、マメを収穫する時期になると、遠い故郷を想ったのでしょうね。