てんち米店 東京府中のこだわり米屋 無農薬玄米・出産内祝い米・引越し挨拶品・披露宴両親贈答米

日々のあれこれ、米屋としての徒然を気分のままに。玄米・精米・環境・町づくりetc!

どこまで人がいいと思われる?

2011-12-16 14:03:12 | 日記
いやぁ~、また信じれらないケースが。

突然、とある東北県のご年配の女性がご来店。

「こちらのHPの出産内祝い米を見て」と。

お話を聞くと、そろそろ定年なので、お子さんと一緒に仕事をしようと。

ついては、自県のお米を利用して同じような物を販売したいと。

ここまでは、「あ、そうですか」という話だったのですが。

それから、しばらくお店にいて、次から次へと質問と要望。

「袋はどこから買っているのか?」
「一枚、いただけないか?(タダで)」
「デザインは?」
「プリンタは?」

こちらは、作業しながらのお話だったのですが。

要するに、

当店としても5年以上、
試行錯誤の連続で、
その間に様々なミスも経験しながら、
積み上げてきた
まぁ、一応ノウハウらしきものを

ただ質問しながら聞き出そうということなんですね。

あまりにも馬鹿らしくなって、適当に受け流していたのですが、

「精米機は10万円とか20万円とかあると聞いたが?」

というご質問に、頭の中の何かがぶつぶつと切れて

「一応、売るという前提でお米を扱うならば、そのレベルはありえない」

とお答えしたところで、本当?のお客様ご来店。

「年末でもあり忙しいので」

と言ったところで、退散されましたが・・・


全く悪びれることのない、そういう意味では、究極かな?

本当に、世の中には、想像を絶する感覚の持ち主がいるということを、あらためて感じた一日の始まりでした。