![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/8d/ddfb34287f36fb4fefb4452ffc33198a.jpg)
さて。
ブログには、なぜか飲んでばっかりの写真がアップされていますが、
もちろん、日々、稽古しております。
もう、コツコツ、コツコツ、です。
思っていた以上に彼らはスタミナがあるというか、
お昼からの稽古が、毎日夜まで、
みっちり続いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/71/e087c389a1d2b69f2fdd4ac67884008f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/21/65b1b1df2644530f15c5df68758a0a18.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/8a/9b85c6f2ea2aa74a9094c5911ba16e57.jpg)
インプロを重ねて、
俳優自身の中から言葉を紡ぎだす。
それがいったい何のためか、
なぜ必要なのか、
そんなことよりも、
今、その瞬間に語ることを要求される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/77/65c156be860ba34b9de0fb1bb6fc4647.jpg)
パレスチナからやってきた俳優ティーティは、
さすが、
彼には引き込まれてしまう。
アラビア語なんて、全くわからないのに。
なぜか目が行ってしまうのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/99/1883af73acf691decf841c2fda587d5b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f2/0b5afabdda9b6d742934129fdb26b84a.jpg)
積み重ねたシーンがずいぶん形になってきた。
ただ、今はとにかくアイデアを蓄積する段階。
おそらく、公演の時には、
お目見えすることのないシーンも多々あるのだろう。
ひとつずつ、お別れをしながら、
精査していくことになるのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/ce/653becdad3c5e15d39e368f53ff8b630.jpg)
いつもとは違う思考感覚と、
いつもとは違う熱量とその放出方法。
俳優たちは毎日疲労困憊。
日々、稽古場で奮闘している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/91/ec6a9becb861db3199b5759cd6aacf2f.jpg)
この、いくつものピースが、
果たしてどんな物語となっていくのか、
稽古場にいながらにして、どこの岸辺につくかも知らない。
未知の未来へ手探りで進んでいる。
どうか、これまで見たことのない東京演劇アンサンブルの舞台になることを、ご期待ください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/61/c1ffbcbf906b87872a88331fd3f31a65.jpg)
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東京演劇アンサンブル✖イエスシアター(パレスチナ)共同製作
Tokyo Enegeki Ensemble ✖ Yes Theatre Coproduction
ミラー
Mirror
構成・演出 イハーブ・ザーハダ & 公家義徳
舞台美術 池田ともゆき
振付 背戸田勝敏
衣裳 稲村朋子
映像 飯名尚人
照明 真壁知恵子
効果 大場神
舞台監督 入江龍太
宣伝美術 スズキコージ×奥秋圭
制作 太田昭 小森明子
キャスト
イハッブ・ザーハダ Ihab Zahda
ムハンマド・ティティ Mohammod Titi
浅井純彦 Sumihiko Asai
雨宮大夢 Hiromu Amemiya
清水優華 Yuka Shimizu
冨山小枝 Sae Tomiyama
永野愛理 Eri Nagano
原口久美子 Kumiko Haraguchi
洪美玉 Miok Hong
和田響き Hibiki Wada
2016年9月9日~19日 12st.
9月9日(金)19時
9月10日(土)14時◆
9月11日(日)14時
9月12日(月)休演
9月13日(火)19時★
9月14日(水)14時/19時★
9月15日(木)19時
9月16日(金)19時
9月17日(土)14時・19時
9月18日(日)14時
9月19日(月)14時
ブレヒトの芝居小屋
前売一般 3,800円
前売学生 3,000円
★=Low Price Day=2,500円
当日 4,500円
全席自由
◆◇アフタートーク(敬称略)◇◆
10日(土)14時 岡真理(京都大学大学院教授・現代アラブ文学/パレスチナ問題)✕イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優) 進行:公家義徳(演出家・俳優)
11日(日)14時 イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優)✕ムハンマド・ティティ(俳優)✕公家義徳(演出家・俳優) 進行:小森明子(制作)
13日(火)19時★ 萩原健(明治大学国際日本学部准教授・ドキュメンタリー演劇)✕イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優) 進行:公家義徳(演出家・俳優)
14日(水)14時 イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優) 進行:太田昭(制作)
15日(木)19時 古居みずえ(アジアプレス所属 JVJA会員) 進行:太田昭(制作)
16日(金)19時 ムハンマド・ティティ(俳優)✕イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優) 進行:公家義徳
17日(土)19時 イハーブ・ザーハダ(演出家・俳優)✕公家義徳(演出家・俳優) 進行:太田昭(制作)
TEEチケットweb
6月に「サウルの息子」と「オマルの壁」と続けて観て、パレスティナの果てしない苦しみにやるせなくなっていました。絶滅収容所はナチスの敗北で消滅しました。終わりがあるという希望(絶望的な)があったのですが、パレスティナのイスラエル支配の果てが想像できず、いつ終わりが始まるのかが悩ましいのです。それでもイスラエルには良心的兵役拒否をする若者も、バレンボイムの民族混合オーケストラもあります。小さな希望を大きくしていく努力を積み重ねることが大切なのでしょう。小さな希望を大きくする側に立ちたいと思っています。「ミラー」楽しみです。