a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

文化庁追加公演『セチュアンの善人』・愛媛県I市中学校

2008-02-08 18:29:17 | 旅公演
全国を縦断し、一路今治へ。
この学校は、担当になった先生が、
追加公演が決まってから、
12月の公演を下見に来てくれたところ。
そういうのって、なんか嬉しいです。

トラックが体育館に横付けできそうもないと聞き、
お手伝いがなさげだったのを、
無理やり頼み込み、
先生の手を増やしてもらっていた。
ところが、着いてみると、
部活の生徒が、100人弱!!
すげぇ~~!!

否が応でも、テンションがあがりますよね。
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しかも、心配していたトラックも入れた!
これで、1時間くらいは仕込が短縮できたなぁ。
たくさんの生徒さんと先生方のお手伝いで、
あっという間に荷降ろし完了。

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500人弱の客席で、
このシリーズでは多いほうかなぁ。
昨日手伝いの雰囲気から、期待していたのだけど、
リハーサルで聞いた歌は最高!!
声がとにかく出ているし、
なんだか楽しそうに歌っている。

わざわざ下見までしてくれた担当のT先生、
どうもありがとう!! という気分です。
やはり、こういう参加型は、
参加する人たちが、それなりに楽しんでくれないと、
なかなか満足のいく結果にはならない。
良~く芝居は観てくれたし、
参加する部分も元気だった。
それがまた、
良かったなぁ。

通行人には、校長先生も参加して、
一種異様な感じ??? ともねぇ。

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芝居は、また寝かした時間の分だけ変化があった。
多少演出も変わったこともああったし。

わずか3ステージだったので、
この変化は、6月の旅に続くきっかけになるかな。
まだ、それが、
良いのか、悪いのか、
僕にはわからなかった。

とにかく、このシリーズ最後になって、
こういう学校で、
こういう終わり方で、何よりでした。
バラシも、スゲー人数で手伝ってくれたんで。

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2 コメント

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公演、本当にお疲れ様でした。 (名無し@善人)
2008-02-12 16:30:03
どうもです。この『セチュアンの善人』の公演が
決まったときから、かなり楽しみにしていました。

中でも『神々と善人が武器を持っていないことについての歌』
は、盛り上げるために音楽科の先生を元に猛特訓しました。
ちなみに自分は参加できませんでしたが、全校クラス対抗合唱で、この歌を歌ったそうです。
本番も、楽しく歌わしていただいたのですが、
声はイマイチだったかな~…とも思ってます。

正直難しい内容でもありましたが、「善人」とは何なのか
わかったような気がします。
そして、大量の照明や大道具を駆使した「本物の舞台芸術」に
何より感動しました。
スタッフや出演者の皆様、本当にありがとうございました。
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こちらこそ! (管理人)
2008-02-12 18:17:18
どうもありがとうございました。

お世辞ではなく、
ほんとに良く声が出ていたと思います。
僕は客席にいたのですが、
一番後ろのほう、
つまり皆さんの声が届きにくいほうにいたのですが、
気持ち良いくらいに、
声が響いてきました。

音楽家の先生には、
確か下見に来ていただいたときに話しましたが、
“正確にうたうことよりも、
言葉が聞こえてくるように”
とお願いしていました。
その通りの、劇的なソングでした。

どうもありがとうございました。
また、どこかでお会いできるといいなぁ、と思います。
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