Pentax製のTTLストロボを選ぶ(若しくは使う)際に気を付けることを再確認しておきます。
大まかに分けると以下の3タイプになります。
- "AF280FT"等の旧タイプのTTLストロボ(外光オート有)
- "AF330FTZ"等のAF用のTTLストロボ(外光オート無し)
- "AF360FGZ"等の主にデジタルカメラのP-TTLストロボ(外光オートは問わず)
(銀塩フィルム)マニュアルフォーカスカメラであれば"1"、Pentax製のAF一眼レフ(ME-F除く)カメラであれば"2"、デジタル一眼(レフ)カメラであれば"3."を選択することをお勧めします。
現行のデジタル一眼レフカメラでも外光オートのストロボであれば、
予めカメラとストロボのISO感度を合わせ(※ストロボはASA値かもしれませんが、ISO値と一緒という考えで問題有りません)、
ストロボ側で制御できる指定絞り値をカメラをに設定(マニュアル露出若しくは絞り優先露出)し、何とか使うことができるのではと思います。
微妙な光量の加減が出来ないと思いますが、カメラのISO値等をずらして調整するという使い方ができるのかもしれません。
物撮り等で一定の条件での撮影になる場合や何度も撮り直しが可能な場合は、中古のストロボでも案外使えるのかもしれません。
但し、電池室の周りの汚れ等がない事が必須ですし、チャージ時間がどのくらいになるのかは確認が必要になります。
内部のコンデンサが膨れていないことを確認できるとより安心できるわけですが・・・そこまでして選ぶという事はなかなかできないと思います。
"istDS"は旧タイプのTTLストロボが各種オートで使えますが、"K10D"や"K50"ではオートで使える項目がありません。
但し、"AF330FTZ"でもレンズの焦点距離に対応してストロボ照射角の"ズーム"に対してはオートで対応しているかもしれません。
更に、"ストロボとして光らせて"という使い方にではないのですが、"オートフォーカス補助光(SB)"であれば使えるかもしれません。
真っ白な壁面等(何らかの模様やコントラストがない状況)では"AF"の動作が迷って合焦しない事になりがちです。
(薄暗い条件でないとAF補助光は発光しませんが)
赤色LEDによる"オートフォーカス補助光"が投光されることで"模様"が発現したようになり、合焦しやすくなります。
薄暗いところではライブビューでAFが使えるのかもしれませんが、
殆ど光がない場合はオートフォーカス補助光を使った方が便利なのかもしれません。
(但し、原則AF補助光が有効な範囲内であることなので、極端なマクロや遠い位置でのフォーカシングは不適です)
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