K-50等のデジタル一眼レフと併用する場合は主に動画用となっていますが、これ一台で何とかしようする場合のことを考えてみます。
先ずは準備するものですが、手持ちの機材の範囲内で済ませることとします。
(テレコンバーターやケーブルスイッチがあれば楽になる面もあるのですが・・・)
メーカーのWebページを参照すると"撮影可能枚数"は"CIPA規格:約540枚"となっています。
540枚/9回×2(表裏)とすると、1回あたりに"30枚しか取れない"といういことになるのです。
連写をしていると"CIPA規格:約540枚"よりも撮れるのではと思いますが、予備の電池は必要です。
(PDF取扱説明書より)2GBのSDカードで380枚、32GBのSDHCカードで 6260枚となっています。
8GBのSDHCカードでは1440枚位になると思われるので、電池2個分を充分賄えることになります。
炎天下での使用や、天候不順な状況でも使うことを考えれば、カメラを覆う為の厚手のタオルを準備するのが良いかと思います。
晴天下での液晶モニター確認することを考えるとつばの長い帽子も必需品と思います。
撮影ポイントは球場にもよるのでしょうが、高校野球の地方予選の場合は、内野席側で移動可能なはずので、1塁側、バックネット裏、3塁側等移動しながら状況に応じたポジション取りをすればよいと思います。
最前列で構えればネット越しのフォーカス合わせも比較的問題ないと思います。
カメラマン用のネットのない場所が空いているかもしれませんが、打球のことを考えれば、出来るだけ控えた方がよろしいかもしれません。
ネット越しにならない程度の高い位置で撮影しても、デジタルズームを併用すればそこそこアップの場面をとらえることができると思います。
【手振れ補正:ON】
※三脚固定時には手振れ補正OFF
【デジタルズーム:ON】
ピッチャーのマウンド上の投球動作、打者のバッティングの様子、ベース付近の攻防はAF固定の連写でよいと思います。
メカシャッターにこだわるわけではないのですが、"40コマ/sec"や"60コマ/sec"の高速連写では画質を落とすことになるので、"12コマ/sec"の連写で充分とだと思います。
動きのある守備や、走塁などでは"AF追従"の連写(5.5コマ/sec)が有効になることもあるかもしれません。
どのような場面を撮影するかによってAF固定連写(12コマ/sec)、AF追従連写(5.5コマ/sec)の切り替えを。
それほど不規則な動きにはならないと思うので、AFF(auto focus flexible)ではなく、AFC(auto focus continuous)で大丈夫と思います。
※固定AFより追従AFの方がバッテリーの消耗が激しいようです。
【基本は固定AF連写(12コマ/sec)】
クイックAFという機能がり、カメラのブレが小さくなると自動でAFが実行され、合焦まで時間を短縮できるとあります。
iA(インテリジェントオート)の場合は常に有効ありるようです。今まで勝手にAFが動いていたと感じたのはこの機能の為のようです。
※これも有効にしているとバッテリー消耗が早いようです。
【クイックAF:無効】
日の丸構図は"・・・"と思うのですが、AFの追従性を考えるAF中央一点測距&スポット測光で臨みます。(普段もこの設定が多いし、AFロックを多用しています)
露出オーバーにならない限り"S"(シャッタースピード優先)モードで"1/1000sec"で良いと思っています。
ホワイトバランスはオートでよいのかも知れませんが、天気の変わり具合を表現に入れるという事も考えると、6500K(ケルビン)固定でも大丈夫な気がします。
カメラの事を良くわかっていない人には"iA"モードで使ってもらうのが良いのかも知れませんが、
連写速度が極端に抑えられる(2コマ/sec)ようなので、"P"(プログラムAE)モードで追従AF(5.5コマ/sec)で使ってもらおうと思っています。
参照Web:デジタルカメラ DMC-FZ200 詳細(スペック) | ムービー/カメラ | Panasonic
http://panasonic.jp/dc/p-db/DMC-FZ200_spec.html