ケーキなどを焼いてみる

お菓子作りのこだわり、材料、レシピ等を気ままに。"PENTAX K-50"等のと機材、撮影ポイント紹介他。自転車日記

"K-50"と"K-70"を比較検討(その5):その他諸々

2016-11-30 23:23:23 | 日記

イメージセンサー系、AF系以外の項目にも注目してみます

  手振れ補正 多重露出 RAW形式 動画 外部出力
K-70 約4.5段 2~2000回
・平均
・加算
・比較明
14bit:DNG、PEF FullHD 60fps(60i) HDMI(タイプD)
K-50 約3.0段 2~9回
自動露出調整可能
12bit:DNG FullHD 30fps AV出力端子

【手振れ補正】
1.5段分強くなっており、実際に使ってみるとより進化を感じられるような気がします。

【多重露出】
新機能といっても良いぐらい進化しています。
比較明合成がPC無しで出来るのはより天体撮影向きになったといえるのではと思います。

【RAW形式】
12bitから14bitにアップ。
PEF(ペンタックス独自形式)が追加されているように思われますが、これは"*istD"からのものなので、"K-50"では省略されていたという事になります。

【動画】
30fpsから60fpsにアップしているのでより滑らかな動画撮影が可能になったといえるのかも知れませんが、動画の機能自体重視することもありません。

【外部出力】
余程古いテレビでないかぎりHDMI端子が標準搭載されていると思うので、HDMIは当然でしょう。

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"K-50"と"K-70"を比較検討(その4):ファインダー・AF系

2016-11-29 23:23:23 | 日記

ファインダー・AFについて比較してみます。

  倍率 アイレリーフ長 測距センサー 輝度範囲
K-70 約0.95×(50mmF1.4・∞) 約20.5mm(見口枠より)、約22.3mm(レンズ中心より) SAFOX X、11点測距(中央9点はクロスタイプ) EV-3~18(ISO100、常温)
K-50 約0. 92×(50mmF1. 4・∞) 約21. 7mm(見口枠より)、約24. 5mm(レンズ中心より) SAFOX IXi+、11点測距(中央9点はクロスタイプ)
  EV-1~18(I SO100)

倍率も上がりよりファインダーが見えやすくなっていると思われます。

測距センサーが"SAFOX IXi+"から"SAFOX X"になっており、低輝度に強くなっており、暗い場面でのAF性能が向上しているのでしょう。


 

K-70の新機能として扱いましたが"ハイブリッドAF"でライブビュー撮影時のAF高速化を実現されているようです。
リコーイメージングのWebページでは以下のように紹介されています。

『ペンタックス初のハイブリッドAF方式を採用しました。合焦精度に優れるコントラストAFと、イメージセンサー面に配置した位相差検出素子により高速なAFを実現する像面位相差AF、双方のメリットを融合し、素早く快適なピント合わせを可能にしました。』


 

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"K-50"と"K-70"を比較検討(その3):イメージセンサー系

2016-11-28 23:23:23 | 日記

イメージセンサーだけで判断できる項目でなかったりもするのでしょうが、それにかかわる項目を比較検討してみます。

  イメージセンサー 有効画素数/総画素数 記録サイズ ISO感度
K-70 APS-C(23.5×15.6mm 原色フィルター/CMOS) 約2424万画素/約2478万画素 6000×4000 100~102400相当
K-50 APS-C(23.7×15.7mm 原色フィルター/CMOS) 約1628万画素/約1649万画素 4928×3264 100~51200相当

僅かながらK-50の方がサイズが大きいようですが、特に気にするような点でもないでしょう。

センサーサイズが同じ場合、画素数が向上すると感度低下する傾向があると思っていたのですが、その点は心配ないようです。
画像処理エンジンの向上(Prime M→Prime MⅡ)とアクセラレーターユニットのおかげでISO感度も向上しているという事みたいです。

K-70の取扱説明書の"主な仕様"には<撮像部>として扱われている項目になるのでしょう。
以上の項目以外には【ダストリムーバブル】、【手振れ補正】、【ローパスセレクター】も取り扱われています。

※ダストリムーバブルに関してはKシリーズの1桁機との差別化が図られているようで、K-50・K-70ともに効果が弱いものとなっていると思われます。

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"K-50"と"K-70"を比較検討(その2):K-70の新機能

2016-11-27 23:23:23 | 日記

"K-50"と比べて"K-70"からの新機能の紹介


【バリアングルモニター】
"K-1"の"フレキシブルチルト式画像モニター"のようなギミックはありません。一般的なバリアングルモニターです。
天体撮影の際はレフコンバーターを使うなどしていましたが、それが不要になります。

【ハイブリッドAFに対応】
ライブビュー時のオートフォーカスに像面位相差AFを使用することが可能になり、イライラしがちだったライブビューでのAFのレスポンスが(劇的に?)向上しています。

【リアル・レゾリューション・システム】
静物に有効なリアル・レゾリューション・システムを搭載しています。三脚利用を前提にした方が良いと思います。
イメージセンサーを1画素ピッチずつ動かしながら連続撮影した4枚の画像から1枚の超高精細画像を生成する技術です。

【ローパスセレクター】
ローパスフィルターレス仕様のイメージセンサーを搭載しています。
ローパスセレクター機能を使用することで「モアレ」や「偽色」を抑えた撮影も可能で状況に応じて、ローパスフィルターとローパスフィルターレスの撮影を選ぶこともでき、オフ・オン(効果:強・弱)のブラケット撮影も可能です。

【バルブタイマー機能】
バルブのタイマー露光設定が可能です。
10秒~5分までの10秒刻み、5分~20分までの1分刻みで設定が可能です。

【アウトドアモニター/赤色画面表示】
状況に応じて液晶モニターの見やすさを調整できるアウトドアモニター機能を搭載。
暗闇に慣れた目への刺激を抑える赤色画面表示にも対応しており、より天体撮影向きの使用になります。

【Wi-Fi内蔵】
Wi-Fi機能を搭載しています。
"Image Sync"を利用してスマートフォンからリモート撮影が可能です。
※但し、この機能に関してはいろいろ制限がある様子です。(例:動画、連写がダメなど)

【肌色補正】
撮影された画像から"顔"が検出された際に、この補正が適用されるようで、軟らかな質感と健康的な色合いに再現されるようです。


 <比較明合成>
この機能に関しては新機能としても良いと思う面もあるのですが、多重露出の項目追加という扱いになっているので機能向上としておきます。


 

"K-50"は当初、"KAF4マウント対応"となっていませんでしたが、"K-3"と共にファームウェアのバージョンアップで対応可能になっています。

これだけ機能が増えているのて、いろいろな項目でも向上しているので、価格が上昇している事に関しては納得できます。
【価格.com参照:K-50約4万円、K-70約6.5万円】
(バリアングルモニター、ローパスセレクター、リアル・レゾリューション・システム、ハイブリッドAF、Wi-Fi対応、肌色補正でそれぞれ5000円と考えれば割安です)

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"K-50"と"K-70"を比較検討(その1):あえてK-50の良い点をあげてみる

2016-11-26 23:23:23 | 日記

以前紹介したとおり、K-50用のファームウェアの更新が公開され、KAF4レンズに対応となったようです。
電磁絞りの"HD PENTAX-DA 55-300mmF4.5-6.3ED PLM WR RE"が使えることになりました。

http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/support/download/digital/k50_s.html

K-50でも新しいレンズに対応できるので、あえてK-70の購入の検討しなくても良くなったと思うのですが・・・

バリアングルモニターと"Wi-Fi"内蔵だけじゃなく"K-70"は結構出来るやつらしい・・・という事なので比較検討してみます。

デジタルものは新しいほうが良いという事なのですが、K-50の方が良い点を探ってみます。

  1. 単三電池対応
  2. AF・MF切り替えレバーに"AF-C"ポジションがある
  3. CANON(EOSkiss)互換ケーブルレリーズが使える(K-70もケーブルレリーズが使えるが新しいものになっている)

 単三電池でリチウムイオン電池を使った時には撮影枚数が約1250枚可能という事でこの点でも有利なのかもしれませんが、専用電池"D-LI109"を使えば約480枚なので、どちらも同じようです。


 

1.単三電池対応
  バッテリーグリップ無しで"単三電池対応"なデジタル一眼レフは少数派で、その中で"K-50"は最後発と思われます。
  "K-50"を購入の際にはこの点が最重視されているといっても過言ではありません。

2."AF-C"のポジションがある
  "K-1"でも"AF-C"のポジションがなくなったので、AFが進化してい為、不要になっているともいえます。
  銀塩AF一眼レフからスタートしているで・・・どうしてもこのポジションがある物の方が"上級機"と思うのです。
  "istDS"のようにメニューから呼び出す方法では咄嗟の切り替えができなかったり、どちらの設定になっているか瞬時に確認できないので・・・。

3.ケーブルレリーズ対応
  今までのケーブルレリーズが使えるという事だけなので、"K-70"では新しいものを準備すれば良いだけの事です。

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