長野県野沢北高等学校校長日記2017・2018・2019

長野県野沢北高等学校の日常と非日常を、校長の視点からお伝えします。

3月6日(金)物理の授業の動画配信が始まります!

2020年03月06日 19時02分40秒 | 日記

本日は、臨時休業4日目。

休業中の対応を一つご紹介します。新3年生の物理選択者を対象に、授業の動画を配信することになりました。すでにアップされており、教材をダウンロードできるようになっています。動画については9日頃から配信予定とのことです。現在は、短い案内の動画のみ、見ることができます。本校ホームページの「在校生の皆様」に入ると案内のページになりますので、対象となる生徒の皆さん、来週からホームページを覗いてください。

以前も触れたように、この休業期間は、「何をどう学ぶか」を自分で考えることはもちろんですが、「どう過ごすか」を自分で考える格好の機会です。この機会を逃すことなく、充実した日を送ってください。のほほんと過ごしていると、あっという間に貴重な時間が終わってしまいますよ!


3月5日(木)臨時休業3日目

2020年03月05日 19時35分27秒 | 日記

一斉臨時休業も3日目。本日は、いくつかの大学前期日程合格発表日だったこともあり、合格を報告する卒業生の姿が校舎内にチラホラ見られました。校長室にも面接練習をした卒業生が1名合格の報告に来てくれました。おめでとうございます!明日は信州大学の合格発表です。受験した皆さんの朗報をお待ちしています。

さて、写真は校長室の生花です。本来なら、卒業式に来賓の皆様をお迎えし、校長室が控室になることから置かれるべきものなのでしょうが、本年度は、殺風景な校長室を華やかにする役割を果たしているようです。入学式の際はユリが多く、朝、校長室に入ると、独特の甘酸っぱい香りがしたのですが、今回は匂いはほとんどなく目を楽しませてくれます。

本日も、教育委員会から「新型コロナウイルス感染症対策について」の連絡がありました。臨時休業中及び春季休業中の学校行事等実施に当たっての対策についてです。入学オリエンテーション等を念頭に置いたものです。まずは、来週の学力検査ですが、25日に予定されているオリエンテーションについても検討をしていくことになります。


3月4日(水)昨日の卒業式と臨時休業2日目

2020年03月04日 18時57分17秒 | 日記

昨日の卒業式は、確かに異例の環境下でのものだったかもしれませんが、どこかアットホームな温かさを感じる式だったように思います。厳粛さは残しながらも、涙もあり、笑いもありで、出席した者からみれば「よかった」という感想が圧倒的だったように思います。

本日は、当日撮影された写真や動画を見ることができたのですが、教職員のみによる準備段階のものもあり、結構楽しめる内容でした。これも卒業生に渡せるといいね!というのが3学年の担任の考えですので、検討してみたいと思います。なお、地元のケーブルテレビが撮影した番組は、放映終了後にDVDで送付する予定になっています。

2枚目の写真は、世界ジュニアカーリング選手権大会で4位となった2人が、卒業式当日校長室に来てくれて、本年度のチームカードです、ということで置いていってくれました。せっかくですので載せてみました。この中から将来のオリンピック選手が出るかもしれませんね!

臨時休業2日目。1・2年生の皆さんは、自宅でどんな生活をしているのでしょうか?休業期間の過ごし方は、個々で異なるのでしょうが、どんな過ごし方ができるのかは、これまでの学びの成果を試す機会かもしれません。有効に活用してほしいと思います。基本的に自宅で過ごすことになっていますからね!念のため。


3月3日(火)令和元年度卒業証書授与式

2020年03月03日 18時17分01秒 | 日記

本日、午後1時から令和元年度の卒業証書授与式(第116回卒・高校72回卒)が本校小体育館で行われました。何度かアナウンスさせていただいているように、「卒業生と教職員のみ」の出席で「時間を短縮」して行いました。結果的には、入退場の時間を除いて、約40分で式は無事に終了しました。私の学校長式辞は5分の約束でしたので、お粗末なものでしたが、在校生送辞、卒業生答辞は大変立派で聴きごたえがありました。内容的には、送辞では、先輩への感謝とエールが、答辞では、在校生とお世話になった人たちへの感謝とこれからの抱負が述べられました。「AIに負けるな!」ですね。個人的には、様々な行事や講演会の際に、ノー原稿で大変立派で素晴らしいあいさつやコメントをしてきた前生徒会長の大工原君が、緊張しているのかな?という姿を初めて見たような気がして、大変新鮮な感じでした。とはいえ、それは最初だけで、中盤から後半はさすがという答辞でした。

卒業記念品は、渡り廊下と生徒玄関の掲示板です。磁石対応可の掲示板で、本日の祝電をさっそく掲示させていただきました。

来賓、保護者の皆様が出席できなかったことから、高見澤俊雄岳南会会長、土屋和久PTA会長、卒業生保護者代表の太田潤様からメッセージ(祝辞)をいただき、印刷して次第と一つにして配布させていただきました。なお、参考にもなりませんが、私の拙い式辞は以下の通りです。

式場の写真は、昨日、準備が終わった後の様子ですので、本日は演台横に松の盆栽が、校旗の横に生花が置かれました。式場は、職員が準備をしたのですが、詳細は式辞に述べさせていただきました。また、退場時は職員が大量のクラッカーで賑やかに門出をお祝いしました。

卒業式の後、30分程度の最後のLHR。そして、外に出て、ロータリー付近での写真撮影をして、名残を惜しみながら保護者の迎えの車で帰路につきました。サーと人がいなくなってしまい、本当にさみしさを感じました。

改めまして、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。また、保護者の皆様には、学校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。この場を借りて、御礼申し上げます。

 

◆学校長式辞(令和2年3月3日)

ただいま、卒業証書を授与いたしました201名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

今年は、例年になく雪の少ない暖かい冬となりました。本来であれば、この春めいてきた暖かな陽射しの中、卒業生の皆さんを、保護者の皆様や在校生、本校に縁(ゆかり)のある皆様、そして教職員で、温かくも賑やかに新たな門出をお祝いする予定でした。それが、このような極めて変則的な卒業証書授与式の開催を余儀なくされたことは、誠に残念でなりません。

それは、皆さんが、勉学はもちろん、クラブ活動、生徒会活動などに、本当に地道にそして真面目に取り組み、成果を出してきた姿を、皆さんに関わる多くの人々が、間近で見てきたからに他ありません。本年度は、渡り廊下の改修工事のため、校舎内の移動やトイレなど、様々な面で不便を強いられる中での学校生活となりました。渡り廊下は昨日2日から使用が可能になりました。皆さん一度は渡ってみたでしょうか。また、昨年の猛暑をきっかけとして、高等学校でも空調設備の設置が始まりました。皆さんはエアコンが設置された快適な環境の教室で学ぶ機会を得ないまま本校を巣立つことになるわけです。様々なタイミングや偶然の産物とはいえ、「なぜ」という思いの皆さんも多いことでしょう。

ところで、本日のこの式場ですが、昨日の午前、生徒のお手伝いなしに、教職員だけでシートを敷き、イスを並べ、紅白幕を張り、ステージ回りも準備しました。私たちにとっても、あまり経験のない教職員のみによる会場設営でした。「きついなぁ」と言いながらも、本日の光景を思い浮かべながら、また、皆さんへの感謝とお祝いの気持ちを込めて、少し楽しみながら作業を行ったのです。イスの配置のゆったり感と「おもてなし」の心はファーストクラス並みかと思うのですが、皆さん気に入っていただけたでしょうか。

さて、皆さんの卒業にあたり、私が尊敬する刑法学者団藤重光氏の「この一筋につながる」という考えをご紹介したいと思います。「この一筋につながる」というのは、団藤先生の講演・随想集の書名でもありますが、もとは松尾芭蕉の『笈の小文』などに出てくる言葉です。先生は、大学で教鞭をとられた後、最高裁判所判事を9年間お務めになります。そして、最高裁判所では、人権派の裁判官として少数意見となることを恐れず、明確にご自身の考えを常に表明されました。また、退官後は死刑廃止論を主張されたことでも知られています。現在でも、先生の代表的著書である『死刑廃止論』を読まずには死刑制度の是非を論ずることはできないとも言われています。

先生の考えの根本には、人間性と主体性に注目し、これらを法秩序の根幹に据えていることにあります。そのような考えを先生は苦悩に満ちた未完成こそ人間の姿であるが、未完成は苦悩だけではなく楽しみでもあると言われます。ものごとは一本の道を真っすぐに進んでいくのではなく、色んなものが一つにつながっていくのだ、と考え、「この一筋につながる」という言葉を愛されていたといいます。人間が生きていくうえで、向かうところは一つだが、たどるべき道は一つではない。だからこそ毎日が楽しい未完成である。つまり、失敗や挫折することなく人生を歩む人はいないのです。皆さんには、途中で挫折をしたり悩んだりしながらも、生涯をかけて取り組むべき道は、これであるという道を見つけ、自分なりの一筋につながった道を歩んでいってほしいと思います。

令和となって初めての卒業生である皆さんは、第116回生として、伝統ある野沢北高等学校の歴史にその名を刻むことになりました。

卒業生の皆様のこれからのご活躍を期待するとともに、さらなるご多幸を祈念申し上げ、式辞といたします。

令和2年3月3日

長野県野沢北高等学校長 北澤 潔

 


3月2日(月)数学オリンピック地区表彰&渡り廊下の使用開始

2020年03月02日 20時57分45秒 | 日記

本日、2020の日本数学オリンピックで、甲信越地区の地区表彰者となった1年生の千住君に表彰状を手渡しました。地区表彰は、長野県は甲信越・北陸地区に属するので、地区応募者の約1割の成績上位者を表彰するものです。来年もチャレンジをする予定だそうです。Aランクに入り本戦に出場できるよう応援したいと思います。

今日から渡り廊下の使用が始まりました。やはり渡り廊下の利用の方が便利のようで、校長室前の廊下が、すっかり静かになりました。昨年の4月に赴任した当時の静けさです。3年生が、この便利さを享受することなく卒業してしまうのは、本当に残念です。工事で一番苦労しただけに・・・。

明日は、卒業式。今のところ「卒業生と教職員のみの出席」で「時間を短縮」して実施する予定です。

 


3月1日(日)生徒会誌『北斗39号』

2020年03月01日 20時17分39秒 | 日記

本年度の生徒会誌『北斗39』が完成し配布されます。生徒会報告、クラス紹介、班活紹介、班の成績、卒業生へ贈る言葉、寸言集(卒業生からの一言です)などが内容です。表紙は、本年度の日輪際ポスターになります。主に生徒会を中心とした1年間の流れを振り返ってみるのもよいかもしれません。4月の応援練習がずっと昔のように感じられます。時のたつのは早いものです。

さて、実は私の投稿文が終わりの方で1行抜けてしまっているので、この場を借りて訂正を兼ねてご紹介させていただきます。

大切にしたい「ものの見方・考え方」

学校長 北澤 潔

 私が大学に入学して間もなく、学部長から「君たちは法学部の学生としてリーガルマインドを身に付け、ジェネラリストとして活躍してほしい」という話があった。そして四年後、学部卒業の時期に、別の教授から「これからはスペシャリストとして活躍することが望まれる」という話があり、正直戸惑ったことを憶えている。

 一九七〇年代・八〇年代は、文系と理系の乖離が指摘され「文理融合」が叫ばれていた時期でもあったし、また、社会や組織において分業の細分化と高度化が進んでいた時期でもあったという背景を考えれば、それぞれの教授の言わんとしたことは今なら理解できる。しかし、学生だった当時、自分としては、ジェネラリストは「多分野について知識や技能を有し、柔軟に思考し行動できる人間」、スペシャリストは「特定の分野について高度な専門的知識や技能を持ち、これを活用できる人間」といった理解をしていたように思う。したがって、ジェネラリストとスペシャリストは真逆のタイプであると考えていたが故に戸惑ったのかもしれない。

 ジェネラリストの対義語はスペシャリストと一般的には理解されている。確かに両者は、対極に位置するものであるかもしれないが、現在の社会や組織における両者は、決して相反するものではないように思う。というより、正確にいえば、今後は、知識や技能の「専門性」や「総合力」のような観点による評価ではなく、「ものの見方・考え方」という思考や判断といった観点に重点を置いた評価がより重要になり、「ジェネラリスト」か「スペシャリスト」かという評価は、あまり意味を持たなくなってくるだろう。

 そのように考えると、先述の「リーガルマインドを身に付け」の持つ意味が大きくクローズアップされてくる。リーガルマインドとは、「法的なものの見方・考え方」のことであるが、これは、社会の諸事象に常に関心を持ったり、注意を払うことで、幅広い視点に基づいて課題や問題点を発見し、これを解決するためにどうすればよいのかを考え、自分の考えと他者の考えが異なる場合は両者を調整して結論を導いていく、このような姿勢・態度であると考えている。

 しかし、よく考えてみると、このようなリーガルマインドの姿勢・態度は、決して法律を学ぶ者だけについてのみ該当するものではない。すべての人に、社会で必要とされる姿勢・態度あるいは力ともいうべきものは、先に述べたような「ものの見方・考え方」を基本としたものであることについては異論がないと思う。

 若い諸君は、まずは、社会の様々な出来事に関心を持ち、疑問に思ったらすぐに調べてみる、そして問題はないかを考えてみる、そんな基本的姿勢・態度を持つように常に心掛けていってほしいと願っている。


2月29日(土)残念ながら音楽班の全国大会も中止になりました

2020年03月01日 00時35分17秒 | 日記

新型コロナウイルス感染症は、一斉臨時休業という形で学校現場にも大きな影響を与えることになりました。本校も本日からクラブ活動(班活動)は中止としましたので、学校は静かでした。とはいえ、6月末の空調設備のための作業も始まっており、本日は室外機設置のため校舎北側に穴をあける作業の関係で足場が組まれました。

また、大会等についても、本校の2人の生徒が出場予定だった少林寺拳法の全国選抜大会が中止となったことは、以前お知らせしましたが、音楽班が出場する予定だった「第13回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」も28日に中止が決定しました。せっかくの全国大会出場の機会でしたが本当に残念です。幻となってしまった全国大会出演順のデータです。29番目に本校の名前があります。

大会は中止になりましたが、少林寺拳法も音楽班も全国大会出場をお祝いする懸垂幕が、まもなく完成しますので、卒業式終了後掲げることになっています。


2月28日(金)臨時休業について

2020年02月28日 20時12分16秒 | 日記

新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、本校は3月3日(火)から臨時休業となります。卒業式は、3月3日に卒業生と教職員のみの出席で、時間を短縮して実施します。

本日は、さすがに私も疲れたので、このくらいにさせていただきます。ホームページトップの新型コロナウイルス感染症関係のコーナーをご覧ください。


2月27日(木)学年末考査、志願受付、コロナウイルス・・・

2020年02月27日 21時20分05秒 | 日記

本日は、学年末考査3日目。残りはあと1日になりました。午後特に夕方以降の校舎が静かすぎてさみしさを感じます。やはり学校には生徒がいないと物足りなさを感じるものです。

さて、ご存じかと思いますが、本日安倍首相が新型コロナウイルスの対策会議で、感染拡大を防止するために、全国のすべての小中学校・高校・特別支援学校を3月2日から休校とするよう要請すると表明したことが、ニュースとして報道されています。卒業式対応でドタバタしましたが、またまた大きな衝撃です。明日、大きな動きがあるのかな?と予想されますが、とりあえずは文部科学省の動向に注目するしかなさそうです。

本日夕方に、3年生と3年生の保護者の皆様に、卒業式への対応についてのメッセージをオクレンジャーでお送りしました。参考として1・2年生の保護者にも明日お送りする予定です。

また、本日正午は後期選抜の志願受付締切でした。志願者数は、昨年度のことがありましたので少し心配していたのですが、とりあえずはホッとしたというのが偽らざる心境です。明日から3月4日正午までが志望変更受付期間になります。

 


2月26日(水)新型コロナウイルス感染症対策

2020年02月26日 20時53分42秒 | 日記

昨日も話題にした新型コロナウイルス感染症対策についてです。政府の基本方針、文部科学省の「学校の卒業式・入学式等の開催に関する考え方について」、長野県の「県民及び滞在者の皆様へのお願い」(いずれも各ホームページからダウンロードできます)等の文書について、本校では朝から職員が閲覧できるようにし、午後の職員会議で、卒業式の持ち方について検討しました。政府、文部科学省に続き、県教育委員会からも考えが示されましたので、これらに基づいて検討を行いました。

県教育委員会のホームページのプレスリリース「新型コロナウイルス感染症に係る今後の県立学校の行事への対応を定めました」をご覧いただくと概要をご理解いただけると思います。

検討した結果は、オクレンジャーで1~3学年の生徒と保護者の皆様には連絡いたしました。私からは、1・2年生の生徒の皆さんには28日の学年末考査の終了後に放送で説明するとともに、説明の文書をオクレンジャーの添付ファイルで送信する予定です。

説明は、その文書に委ねるとして、卒業式は「在校生と教職員のみ」の出席で行うことになりました。来賓、保護者、在校生の皆さんには、大変申し訳ありませんが出席を遠慮していただくことになります。感染の拡大を防ぐために重要な時期であることを考え、やむを得ない対応であるとご理解いただきたいと思います。

3年生の皆さんにとっては、かけがえのない行事ではありますが、このような対応を取らざるを得ない重大な局面であるということを理解していただければと思います。少ない人数ではありますが、精一杯の気持ちを込めて、職員一同、卒業生の皆さんを送り出したいと思います。


2月25日(火)新型コロナウイルス

2020年02月25日 19時05分50秒 | 日記

本日は、学年末定期考査第1日目。1学年は2コマ、2学年は2コマ(3限に地理)でした。科目を記述すると、間違えた場合大変なことになりますので、基本省略します。ご容赦のほど。生徒の皆さんは、しっかり確認してテスト勉強に臨んでください。

今日は、一日曇りで昼には雨も降りましたので、佐久市の最高気温は6.6℃までしか上がりませんでした。若干肌寒さを感じた一日だったのではないでしょうか。体調に気を付けてテストに臨んでほしいものです。

このような中、本日から後期選抜の志願受付が始まりました。昨年度はショッキングな定数割れ。本年度はどのくらいの志願者が集まるでしょうか?学校側としてはドキドキものです。志願受付は27日正午までです。

また、国公立大学の個別試験(いわゆる二次試験)が本日から始まりました。3年生及び卒業生の皆さん、健闘を祈っています。概ね本日と明日2日間が試験日となります。本校生とも全国に散らばって受験しているわけですが、この時期、一番気になるのは新型コロナウイルスです。マスク、手洗いをきちんとして、まずは自己防衛に努めましょう。咳エチケットも忘れずに・・・。

そんな中、朝から「長野県」の文字がニュースで飛び交いました。新型コロナウイルスの感染者が長野県で初めて確認されたからです。12時半からの阿部知事、土屋健康福祉部長の会見を見ていたのですが、ヒシヒシと事の重大さが伝わってきます。まもなく高校は卒業式を迎えるだけに、どのような判断をすればよいのかを話題にしています。中途半端なことは書けませんが、大学等の卒業式、入学式への対応がインターネットによる情報で知ることができます。本校の卒業式は3月3日(火)ですので、ちょうど1週間後。近日中に何らかの連絡をさせていただくことになるかと思います。

 


2月22日(土)世界ジュニアカーリング選手権4位!お疲れさまでした

2020年02月22日 20時22分45秒 | 日記

2月15日から22日まで、第46回 世界ジュニアカーリング選手権2020(World Junior Curling Championships)がロシアのクラスノヤルスクで開催されました。

女子の日本代表(SC軽井沢クラブJr.b)のメンバーのうち、鈴木みのりさん (Vice-Skip)と山本冴さん (Skip)は野沢北の3年生です。何度かこの「校長日記」でも取り上げていますが、12月にフィンランドで行われたWorld Junior-B Curling Championships2019で見事優勝、金メダルを獲得し、この大会への出場を決めました。

昨年も2人は日本代表として出場しましたが、2勝7敗で予選敗退。ちなみに、優勝はロシア、2位カナダ、3位スイス、4位中国でした。

さて、本年はどうだったのでしょうか?

本年度は5勝4敗で見事4位で予選を通過し、準決勝への進出を決めました。このニュースは、金曜日に校内放送で連絡がありました。昨年の雪辱を果たしたということですね!

準決勝は、予選9勝0敗の韓国との対戦。結果は4-8で残念ながら敗れ3位決定戦にまわることになりました。

もう一方の準決勝はカナダ(予選7勝2敗)がロシア(予選6勝3敗)に9-8で勝ちました。

本日行われた3位決定戦で、日本は4ー14でロシアに敗れ、残念ながら4位となりました。鈴木さん、山本さん本当にお疲れさまでした。世界を舞台に活躍する生徒が本校に在籍しているということは、本当に素晴らしいことです。しかも2年連続での世界大会出場。以前、将棋の羽生さんの「夢は目指した時から目標となる」という言葉を紹介したことがあるかもしれません。世界で活躍するというのは、ほとんどの人にとっては「夢」のままですが、2人にとってはまさに「目標」。今回、2人は優勝を目指してこの大会に臨みました。世界で4位というのは素晴らしい結果なのですが、本人たちにとってみれば、悔しい結果だったかもしれません。ちょっとスケールが違いますよね。

なお、決勝はカナダが7-5で韓国を破り優勝しました。


2月21日(金)正面玄関の改修工事

2020年02月21日 21時51分16秒 | 日記

現在の正面玄関の姿です。一番右の柱のタイルが崩落したことから、検査したところ、予想以上に痛みがひどく、張り替えのため作業を始めましたが、事態はさらに深刻なことが判明しました。卒業式までに改修作業が行われます。どのような仕上がりになるかは、乞うご期待。

作業のため、ご迷惑をおかけしたかもしれませんが、ご容赦のほど。

新型コロナウィルス、日本国内での感染拡大が止まりません。本日の東信高校長会でも、話題として大きく取り上げられました。これから、大学入試のため国内を移動する生徒も多くなります。卒業式など多くの人が集まる機会もあります。あともう少し様子を見守ることになります。以前ご紹介した、本校生徒の少林寺拳法の全国大会は中止になったそうです。今朝の新聞では、信州大学が学生や教職員に感染防止のため飲食を伴う会合の自粛を呼び掛けたとありました。各地のマラソン大会の開催についても話題になっています。

これから、学校もさまざまな難しい判断が求められるでしょう。


2月20日(木)全国大会に出場する音楽班の壮行会

2020年02月20日 19時09分23秒 | 日記

写真を見ただけでは、何の光景か全くわからないかと思います。

実は、本日7時限LHRの冒頭に、何回も話題にしている全国大会に出場する音楽班の壮行会を放送で行いました。生徒会副会長の進行により、生徒会長あいさつ、学校長あいさつ、音楽班代表あいさつの順で行われました。写真は音楽班代表あいさつの場面です。所要時間ちょうど2分。短い壮行会で、本当に申し訳ありませんが、全国大会での健闘を祈っています。懸垂幕は、全国大会に出場する少林寺拳法の臼田さんと2件並べて卒業式後に掲示します。(生徒の皆さんは、声しか聞くことができないわけですが、実はこんな状況で放送していました。)

本日は、自習道場、そして野沢中学校への学習ボランティア(本年度最終日)でした。

私は、午前中佐久合同庁舎で「三木会」という年4回、第3木曜日に開催される会議に出席してまいりました。

会員は国、県、市町村、企業の各代表者計36名で、協議事項(本日はありませんでした)、説明・連絡事項等について、情報交換するというものです。私の隣席は軽井沢警察署の杉本署長さんでしたが、以前書いたように、私は2年間、県職員、警察官(出向)、教育委員会(併任)というメンバーで構成される部署にいましたので、警察の方に知り合いがいたり、警察のことについても若干知識がありますので、会議開始前に署長さんと雑談を楽しませてもらいました。

会議では、佐久税務署、小諸労働基準監督署、佐久地域振興局、小諸・佐久・軽井沢警察署等から現況報告等がありました。佐久市からは秘書課長さんから3月9日(さく)の「佐久市民の日」について説明がありました。広報などで内容を確認してみてください。

いよいよ、来週火曜日(25日)から学年末考査が始まります。4日間頑張ってください。そして、25日からは後期選抜の志願受付が始まります。こちらは、中学生の皆さんですが頑張ってください。なお、本校はあさって土曜日は、11回目の土曜授業日となっています。(公開はありません)

 


2月19日(水)渡り廊下の利用は3月2日から?

2020年02月19日 19時51分47秒 | 日記

本館2階窓から見た渡り廊下です。(写真が中途半端ですみません)

2階の両サイドの手すりも出来上がり、全体の完成も間近です。本日の職員会でも、いつから通行(利用)可となるのかという質問が出されましたが、事務長さんによれば、28日の県の検査で問題なければ、3月2日(月)から利用できることになりそうです。3年生は、在校中には卒業式の1日のみ利用できるということになります。1度だけでも渡ってから卒業してください!1・2年生は待ち遠しいですね。

空調設備の調査・工事も先週から始まりました。今月中には、北側の壁に室外機設置用の穴があけられるなど、6月中の完成目指して作業が進められます。授業などが行われている中での作業になります。7月からの快適な授業を夢見ながら、多少の不便さ・不快さには我慢をして、完成するのを楽しみに待ちましょう!

昨日は、前期選抜の合格者発表がありました。写真を撮るわけにもいかないので、話題としては避けましたが、家族?を中心に、多くの方が掲示板の番号を確認していました。今朝の新聞に関連記事がありましたので一読を。そういえば、今朝の信毎には、高校再編・整備計画に関わって、小諸商業・小諸高校の統合実行委員会の話題が掲載されていましたね。