別に日本で新型インフルエンザが発生したことに驚いてるのではない(結局新型ではないという結論に落ち着いたみたいだし)。
高校生がカナダに2週間も修学旅行に行ってるってことがビックリなのだ。
なんでも、およそ550人もの高校生が、北米6都市に分かれてホームステイするというものらしい。
まあ、これは極端な例だと思うけど(だよね?)、九州でも2~3泊程度だろうけど修学旅行で中国や韓国あたりに行ったりしてるみたいだし、娘の中学でも希望者のみだけど韓国の中学生と交換留学みたいなことをやっていた。
もはや子どもにとっても海外旅行など非日常のものではなくなってるのかもしれない。
ちなみに長崎出身のオイラの修学旅行は小学校:阿蘇、中学校:くじゅう、高校:霧島と、代わり映えのしない九州の高原地帯をウロウロしていただけである。
個人的には、海外に行きたいなんてちっとも思わない。
孔子風に言えば「我未だ日本を知らず。いずくんぞ外国を知らんや」ってところなのだが。
閑話休題、これだけ海外との人の行き来が頻繁になって、モノの行き来はとっくにもっと頻繁になっていて、植物も毒グモも淡水魚もカブトムシも外国産のものが日本を席巻している昨今、もはやパンダミックス、もといパンデミックも何も、国境というものがなくなってきてるのかもしれない(それが人為的な原因によるものではあるにせよ)。
たまたま日本は周囲を海に囲まれてる特殊な環境だが(外国のことを“海外”なんて呼べるのは日本とマダガスカルとオセアニア諸国くらいのもんだろ)、ヨーロッパの方なんか国境による隔たりなんてないようなもんだし、人間自身が国境を越えて侵略しあってきてたんだから。
ヨーロッパではこの事態、どの程度深刻に受け止めてるんだろう?
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