疲れたひとに

ある日　学校で　


ぼんやりと　座っていた私に


「疲れた」お友達が　話しかけてくださいました。


おかあさんだって　おかあさんだからこそ　疲れます。


お弁当　こどものこと　学校のこと　夫のこと　掃除　洗濯　料理　日本人会






明るくて　美しくて　聡明な　彼女が　そのままの　ひまわりのような屈託ない笑顔のまま

「私ね　疲れてしまって　」




そうね。

疲れたわけを　その場できくことはできないのでしたが

本当のお気持ちだと　思いました。





私は　「だいじょうぶ？　　」

と　ありきたりのことばしか　かけられませんでした。







ちょっとした無理が　　積み重なって　辛いことが　あります。



それは　だれにでも　あることです。



私も　実は　今週　ちょっと　疲れることが　ありました。

私の言うことを　そのまま受け取ってくださらず　「嫉妬」や「いじわる」を　覆ったことばだと　想われたのでした。

誤解される私の不徳のいたすところです






疲れたら　友に　　「疲れた」と　言ってもいいのです。

言ってくださったことで　私は　すくわれたのです。




友に言っても　解決しないかもしれませんが　海外で　暮らす「おかあさん」　分かりあえる気がします




重い荷物を　ちょっと　置いて　

それだけで　空が　観えることがあるでしょう。





私は　知っているのです。

私じしんが　今　持っている問題は　誰にも解決できなくて　私が　私の手で　おさめなければ　ならないこと。





駐在の妻は　おおかた　自分で　マレーシアを選んで　来たのではありません。
帯同してきたのです。



しかし　そこに　幸せを見つけ　家庭を維持し　家族を守ることが　生きることです。



たいした問題ではない　　　と他人から見れば　　ささいなことでしょう

でも　苦しいときに　言ってくださったことは　私には　いいことだと思えるのです。



疲れていると　悪いものばかり　目につきます

でもね　すてきなものが　たくさん　周りに落ちているのです。

邪悪なものを　数えていたら　邪悪な闇に　引き込まれます

日本にいても　マレーシアにいても　邪悪なことは　あるし　　しかし　　幸せも　その反面には　あるのです。




邪悪なものは　触れないで　　良いものを　みましょう

きっと　次は　いいことがある。




お話してくださって　ありがとう

マレーシアのすてきなところ　集めて　集めて　いきましょう。





今日は　私は　帰宅してから　5時間　眠りこけました。　　　　夢の中で　友達が　お茶を入れてくれました

ほっと ひといき・・・・～紅葉～

これは　2年前の　日本・箕面の　　紅葉です。

今頃　日本は　秋。

日本の紅葉は　世界では　特有の鮮やかさだそうです。

氷河期に広葉樹が　死滅しなかったせいで　赤　黄色　茶色　さまざまな色に　変わります。




秋を彩る　楓やツタは　やまのふもとの　裾模様♪

ペスタ スバン～日本人学校学習発表会～

10月23日　土曜日　クアラルンプール　日本人学校で　学習発表会が　ありました。

「ペスタ　スバン」　といいます。
ペスタは　マレー語で　お祭り　　　スバンは　学校がある街の名前です。　　スバン祭り。




早朝8時20分開始で　小学部　幼稚部　中学部　すべて　演技しました。

私は　朝から　幼・小学部　すべて　観ました。

かわいらしい幼い　幼稚部年少さんから　小学部6年生まで　成長の過程が　目の前で　展開し
こどもの育ちに　感動しました。




大使館から　大使夫妻が　御観覧されて　未来の日本を担うこどもたちへの　エールを　いただきました。



日本人学校のこどもたとが　明日の日本を　豊かで　平和な日本を　築いていくことを　願います。




写真は　幼稚部。

　　　　

　　　

マレーダンス　インド　ダンス　　　チャイナ　ダンス

お人形みたいに　かわいいです。



幼稚部のおこさんを　観ていると　昨日までの少年たちを　思い出します。









今週は　私が　自分で決めて選んだことですが

出かけることが多くなりました。


ペスタスバンは　オットが出張のため　ひとりで　見に行きました。


ぺスタ　スバンから　自宅に帰ると　そのまま　ベッドに・・・・

気がつくと　3時過ぎ　息子の帰宅のベルでした。

その後も　起きられず・・・・・・　




今週は　いろんなことが　ありました。

楽しいこともあったけど　ちょっと　考えることも　ありました。

しんどい1週間だったけど　締めくくりが　ペスタスバンで　重い埃は　吹き飛びました。


明日は　元気な　お母さんです

ねむり姫～グリムよりマレーシアにて～

今日は　日本人学校　学習発表会。

昼前に　帰宅して　そのまま　ベッドへ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　目を閉じて　何も　観えず　そのまま　眠りの奥底へ

グリム原作　　フェリックス・ホフマン/瀬田貞二


気がつけば　玄関のベルが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　こどもたちが　帰ってきた　　　3時半　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　




エロール・ルカイン　グリム原作







魔女のつむで　刺したかのように　　もう　目を開けていられない







いばらひめ　のように　　　　睡魔に襲われ




ねむりおばさん？


いばらおばさん?　　　　　　なんとでも言って。








そして　また　ソファで　眠る　　　　








今　夜だけど　　また　寝る　　　　　　　ねむりおばさん




からみつく　棘。




助けに来る王子は　もちろん































































HIROMI GO.　♪誘われて　ふらふら～～

ガラス・アート～Textural glass artist～

ガラス芸術　観賞おでかけ


マレーシアのガラス工芸作家の第一人者　 Raja Azhar Idrisさん

http://www.rajaazharidris.com/



作品が　Jalan　Tun Razak の　心臓専門病院　Institut Jantung Negara　の　エントランス　ロビーに　あるというので
観賞してきました。
http://www.ijn.com.my/ijn/

　　　　立派な病院です

　　
ロビーは　　まるで　高級ホテルのようです。　　　　　　　　　　いろんなお店が　あります。　　賑わっています。


　　病院の中に　店があるのは　驚きでした　日本では　見かけないです


　　　　

目的の作品です


　　　　


吹き抜けの天井　いっぱいに太陽の光を受けて　



花　鳥　魚　水



病気の方が　このエントランスで　生きる希望の光を　浴びるような作品です


作家の精神の力が　みなぎっています。


しばし　息をとめて　見入りました。






あらゆる意味で　この病院のエントランスは　日本との違いを　感じさせられます。


薬品の匂いも　白衣も　パジャマ姿も　　暗い雰囲気も　ない。　いっさい　かけらも　ないのです。

それこそ　生と元気の満ち溢れたエントランスでした。




物を創る人間として　これは　マレーシアの再発見でした。




私たち　駐在日本人が知らない世界が　まだまだ　マレーシアには　あるのだと　思います。

テキスタイル プロモーション～クラフト コンプレックス～

ブキット　ビンタン近くの　Ｊａｌａｎ　Ｃｏｎｒｅｙ　の　Malaysia Kraft complex
以前の記事はこちら　↓
http://blog.goo.ne.jp/tasyma1960/e/20a97a4ad80fbff366e4a8f0d25d3951/?cid=664e9601c51e806be6e18a964df7d0e3&st=0



ＨＰ紹介はこちら
http://www.malaysiancraft.com/index.cfm

http://www.kraftangan.gov.my/



10月13日から25日まで　テキスタイル　プロモーション　を　開催しています。


いつもは静かな　クラフトセンターですが　おおにぎわい。
布　テキスタイルには　眼がない　　大好きな私は　1日　楽しんできました。


にぎやかな　旗が　お出迎え


いつもは　閉まっている　展示会場が　バティック　ソンケット　服飾品で　はなやかに

　　


さまざまなお店が　出ています
お店ごとに　柄や　デザインが　違うので　ゆっくり観ても　美しい

　　


　　

熱帯の女性には　この鮮やかな色が　似合います。
さしずめ　日本なら　これが　着物になるのでしょう
きれいです


別の会場では　織の実演です
　　　　　　

私は　染織の仕事をしていました
もう　織機を見たら　うれしくて　しかたありません。
機織り　　たまりません

　　　　

　　

左上の女性は　金糸を織り込むソンケット。　５ｍを2カ月かけて　織るそうです。
右は　サラワク　イバン族　（クチンのほうです）の　先染めの絣　　
私は　これが　大好きで　購入。　日本の絣にも　似ています

　　
こちらは　イスラムの女性がかぶるスカーフ（トドゥン）の　金の刺繍です
金糸を　手刺繍で　さします

　　　　
金糸は　刺した後　貝や電球とガラスで　こすり光沢を出します


　　　

こちらは　ペナンのバシュ　クバヤ　の手刺繍です
最近　日本でも人気です
おばさんのミシンは　75年前のもの。
熟練の技で　刺繍をします。
このかたは　Kimさん　　マレーシアの人間国宝になっている職人さんです。
ニョニャ　クバヤの伝統を守るために　頑張っておられます。

Shop Data:
Kim Fashion & Trading
ペナン本店
170-4-77 Gurney Plaza,10250 Penang
URL: http://kimkebaya.hahaue.com/

眼の前で　私の名前を刺繍して見せてくれました　　お嬢さんが　日本で　この衣装の仕事をしているそうです。
私は　これも　大好きで　いくつか　すでに　購入しています


　　

マレーシアの各州の民族衣装や　布の実演とともに　インタビューも。
マレーシアの学生さんたちが　聞いていますが　ぜんぶ　マレー語ですので　私には　さっぱり　？？？　　残念です

　　

こちらは　金糸を刺繍したり　織り込む　ソンケット
美しい。　　記事は　今まで　見たことがないほどの　美しさ

「いくらですか？」
　　　　…………………………1000ＲＭ　　3000ＲＭ　　　8000ＲＭ　　15000ＲＭ・・・・・・・・・・・・・
欲しいけれど　本物の金を使っているとのこと・・・・　右は　350ＲＭらしいですが　5sen硬貨を使っていて　すてき

　　　　

このほかに　バジュ　クロンに着ける　アクセサリーや　天然石もありました。

　　

踊りも　あります。
みなさん　美しい～～～～



外のテントでは　ビュッフェをしていました。

今日は　全部回り切れなかったので　もっと　イベントがあるかもしれません。



私は　布に携わる事が好きで　その仕事を　長く　していました。
ですので　これは　たまらなく　楽しい。



もう一回　行こうっと！

ユニクロ マレーシア1号店、今秋オープン

http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/2010/07/072813_malaysia.html



楽しみですねっ

http://www.go-uniqlo.com/#/home










日本経済は　今　元気がないけれど

こうして　世界の人に　注目されるのは　うれしいです。




マレーシアの人　イギリスの人　　

「ユニクロ　もうすぐね」

と　声をかけてくれます。




「そう！　今着てるのも　ユニクロ　よん」






シンガポールよりも　広いお店っていうのも　ちょこっと　うれしい




がんばれ　日本

おかあさんは 他のおかあさんより

おかあさんは　他のおかあさんより　歳とってるけどさ～～～～







　　　　　　　　　　　　　　　　　きれい？






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若い？






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かわいい？
　　　　　　






　










そのぶん　知ってること多いから　いいよね～～～～

　　　　　　　　　　　　　うっ　　　　

結婚式～マレーシア～

　　　　　

夫の仕事先の方の結婚式に　およばれしています。

何度か　マレーシアの結婚式に　伺いましたが　結婚式は　幸せオーラ100％
幸せシャワーを　招かれた人も　いただける日です。


これは　世界中　どこでも　同じです。


マレーシアの結婚式　以前の記事は　こちら↓


　　　




「お幸せに」





結婚式のやりかたは　世界中　民族　宗教　国の習慣によって　さまざまです。


違いはあっても　共通するのは　幸せを願う気持ち。



　　　　


ところで　私の年代になると　我が子が結婚するという友人が　ちらほら　　でてきます

時代とともに　結婚式も　様変わりしていきます






そこに　世代の違いが合って　親と子の想いが　錯綜したりします。
私たちも　そうだったのだから　しかたありませんね





最近　よく聞くのは
「披露宴はしないって　言うのよ～～～」
「結婚式　しないって　言うの。　観たいのに」
という　友人のことば




親としては　さびしいかな。
なにしろ　バブル経験世代ですから




私は　結婚が　幸せだとは　想いません
幸せへのスタートだと　思っています

結婚式は　幸せな日
でも　結婚は　幸せが約束されているのでは　なくて　これから　新たな幸せに向かって　出発することだと
思っています。

きれいになったリトル・インディア～ブリック・フィールド～

ずっと　工事中だった　リトル・インディア　こと　ブリックフィールド

きれいになりました。

　アーチがきれいです
実は　このアーチ　すべて　手作りです
ひとつ　ひとつ　職人さんが　コテで作りました
すごいですね～～～～
この灼熱のインド人街で　ひとつひとつ　レリーフを作り　色を塗り分けたのです
これは　日本では　できません
職人さんの気持ちが　きっと　この町を　守ることでしょう



http://blog.goo.ne.jp/tasyma1960/e/5a2a0db81e990a701b4affafb5984a93
以前に書いた　りトルインディアの日記は　こちら　↑
以前の写真と比べて　見てください。↓　　古い趣のあるインド人街でした。そして　ここは　いつも　渋滞でした。

　　


　　　　路上駐車が多いうえに　路線バスも入り　とても危険でした


それが　一方通行に変わりました。　フェデラルから　KLセントラル方向への一方です


いつも　この通りは　渋滞していましたが　緩和されることを　祈ります

   

インドのお祭り　デパバリを控えて　テントも出ました



両脇の建物は　すべて　ラベンダーカラーに　統一され　塗り替えられました
この発想は　驚きです

このあたりは　治安が悪いと言われますが・・・
きれいになったので　歩いてみたいです


車の中から　写真を取りました

お友達と　「わ～～～～～きれい～～～～～」
と　叫びながら　通過しました


きれいなものを　見ると　幸せになります