hot bride

朝、起きだしにパンプに会った。頭からベールのようなものを着ている。「おはよう、なにやってるの？」と聞いたら、恥ずかしそうに、「花嫁です。行ってきます」と出て行った。しばらく、あっけにとられていた。シュウタンに連れ戻されて、着替えさせられていたけど、暑いね。花は、盛りと月は、雲なきをのみ愛でるものではないと兼好法師の教えだが、何をか言わんやですな。この暑いのに、花嫁とはこれいかに。昨夜は、ターメリックは、撒き散らす。塩のはいったビンの蓋はどこかへ飛ばし、洗濯機にはあらゆるものを放り込み茶たくは、切り刻んでいたから、花嫁修業してたのかな。人は、二度生まれ変わると言うし。存在する自分と、生きる自分とに。パンプは、今が、生きる自分なのかな？おねがいしますよ。

暑い

暑い、庭の木は、ぐんぐんと空に伸びもう手の届かないところに行ってしまった。空は青く、湿気を含んで蒸し暑い熱を送りつけてくる。太陽は、ギラギラと容赦なく照りつけ女郎蜘蛛は、せっせと網を張り秋に備えている。あのハンモックで眠ったら気持ちよさそうと思いながら、ぐんぐん伸びていく木の枝を見る。始末するの大変だ。あれこれ、自分で、枝打ちしてるところを想像して、止めている。暑くて、動けやしないよ。この炎天下、世界陸上にむけて調整してる人は凄いよね。いくら、超人とはいえ、暑いのは同じなんだから、この中で、走ったりするのかと思うと感嘆してしまう。朝、このメタボボディに筋肉サポートのなんとかテックというトレーニングスーツを着せてあの、坂道を全速力で登ったけど、目標としてるゴール地点に着くことができました。さすが、何とかテックだね。このスーツ着てる状態で、体が締まればいいのだけどと思いながら、腹をポンポンとたたいてみる。スーツを脱いだらまだ、到達できないだろうけど、ここまで、1ヶ月近くかかったんだから、まぁ、いいほうかな。それにしても、熱風だ。暑い。いいことは、ひとつだけ。洗濯物が、すぐ乾く。どんなときでも、何か一つはいいことがあるんだね。

津波

ペルーで地震があって日本の太平洋側に津波が押し寄せてくる。当たり前かもしれないが、何だか不思議な気がする。やはり、地球は繋がっている。だから、自分とこだけって考え、違うんだよね。北極の氷山が、崩れて凍りの大地が、少なくなり、2040年前には北極はなくなるだろうといわれているが、そのおかげで、赤道直下の小さな島の陸地が海に沈んでいる。地球ってそのものが、バランスをとる星だから、全然はなれたところで起こった小さな出来事が、大きな結果をもたらす。こんなことって人間関係にもあるよね。自分だけいい気になってたら後で、とんでもない目にあうってことあるよね。人間も、危ういバランスの中で生きているから。だから、一人一人が、身近なところから、バランスよく暮らしていけば、環境に対しても気配りができるようになり、温暖化だなんだと騒がなくて済むんじゃないかな。遂に、日本も40度を越える暑さとなったけど、尋常じゃないね。木陰でこの暑さなんだから。これで風も吹かないときたらやってられないよ。

レイモンドラブロック

昨日、届いたばかりの「屋根の上のヴァイオリン弾き」のＤＶＤを見ていた。トポルが、テビエを演じている映画版さ。そしたら、終わりの方で、何だか、かっこいい青年がでてくるじゃないか。彼だけが、光っていた。きれいな顔立ちで、スマートな体つき。どこかで見たぞと思っていたら、なんと、レイモンドラブロックだった。1971年の映画だから、丁度日本で、人気爆発の頃か、少し下がり気味の頃か分からないけど、あの頃のスターってきれいだったんだなとつくづく思いました。今、何してるのかどうかは、分かりませんが、今の、ハリウッドスターと違って、オーラがありますね。存在そのものに。輝きが違うって言うのかな。上手く説明できないけどパフォーマンスも笑いも何にもいらない。そこにいるだけで彼がにじみ出てくる、昔のスターってそうでしたよね。それだけで、心を酔わす十分な価値があったから。でも、こんな凄い映画に出ていたなんて知らなかった。何だか、懐かしくって、自分達の価値観が、これだって思い出させてくれてうれしかった。

７０代

パンプが朝方またいなくなりました。朝起きたとき家にいなかったのですが、いつものことのようにマーチンの家に行ってるものと思って別段気にすることなく散歩に出かけました。散歩から帰ってくるとタンタンが血相を変えて走ってきてパンプがいないといいました。そういえば、今朝、台所の荒れ方は尋常じゃなかったから、そうとう世界に入り込んでることは分かってましたがこの暑いのにいなくなるとは？一時を争います。熱中症にでもなれば今日が命日ですから。自転車へ飛び乗って出かけそうなところと交番へ向かいました。交番には、おまわりさんがまだいませんでした。それで、心当たりを自転車で１時間ほど回ってから交番を覗いてみるとおまわりさんが、朝のパトロールから戻ったばかりに出くわしました。これこれあれあれと事情を話して全警察に問い合わせてもらったところ家から１キロくらい離れたところで、通報があって老人を保護しているとのことでもそれが、女性ですけど、７０代くらいの人だと言ってますといぶかしがるおまわりさんに、服装は、パジャマでないでしょうかときくとパトカーからの返事は違うとのこと。それでも、交番まで連れてきてもらうように頼んで到着したのをみるとパンプだった。７０代かとちょっとうれしくなって、パンプを見たら。パジャマは、脱ぎ捨て、片方の足には、水玉模様のズボンをはいて、もう片方にはストライプのズボンをはいて余った片方は、腹の前で結んでいた。まるで、ピエロのファッションだった。さすがのパンプも疲れて一言も口をきかなかった。家に連れて帰り着替えさせると安心したのか眠ってしまった。

soap

お風呂場に買い置きしてた石鹸が何者かに齧られているのを発見。ワトソン君これは、大事件だ。ふむふむ、犯人は、外から侵入してきた形跡もなし。これは、密室ミステリーなのか。目撃者は、誰一人としていない。そして、第一発見者は、私である。残るは、パンプとウルー。「石鹸を食べたの？」と聞くと「そう」「ニャ-」としか答えない。自供はきわめて困難。動機は見えないが、科学的判断を仰ぐとしようか。そこで、歯形の検証。パンプは、入れ歯だから、歯並びはよく多少磨耗しているとは言え均一な高さである。一方ウルーは、とんがり歯で齧ると櫛で撫でたような歯型が付くだろう。この石鹸の齧られたあとをみると2回か3回齧った形跡が見られる。それも前歯ではなく臼歯でガツンと齧りとっている。これは、猫の歯ではない人の歯の跡だ。やはりパンプか。動機は、あくまで不明だが鼠も、ゴキブリも石鹸齧るからそう悪いもんでもないか。そのうち、泡でも吹くでしょう。

お盆

お盆だね。昔は、全部が休みだったけど、安息日のように。昨今そうはいかないね。休める人もいれば、休めない人もいる。これも、格差の一つだね。格差って、収入のことだけでないよね。休みが年間どれくらいあるのかこれも考えなきゃ。でも、世の中、経済力がある中間ほど休みがあって、楽してんだよ。トップと下っ端は、それぞれの理由で休みなく働くんだ。この二つは、格差なし。何でこんな構造なんだろう。中間が、もっと働けば、トップと下っ端は、楽になれ、格差も感じなくなれるのにやはり官僚主義が、蔓延してるからだろう。そのうち、国は、滅びていく。中間は、責任をとらない。こんな馬鹿な図式、いつまで許すのだろう。そういう人たちに限って、一生懸命働いているから、収入も、休暇も当然だと思ってるから始末に悪い。コネと賄賂は、使うことはうまくても一人の力でフェアな戦いは出来ないやつらだから。こんなもん、何時まで、この国は買っておくんだろう。もう彼らは、必要悪ですらないのに。格差をなくしたければ、どこにメスを入れないといけないかを為政者は知るべきだ。断行すべきだ。

プラグ

ガソリンの価格が上がる前の日、ガソリンを入れに馴染みのガソリンスタンドへ行ったら
ごったがえしていた。どことも同じ風景か。ガソリンを入れてもらって、アウトドア-の店に行って少し買い物といってもキャンプ用のトースターというのか食パンを焼く網を買っただけだけど、これでも4枚同時に焼けて優れものなんだ。295円という値段もなかせるけどロードで出かけて景色のいいところでちょっと一休みのときにトーストでも食べようかということができるんだ。それから、車に乗って帰る途中、車の回転数が不安定になった。トップではノッキング、とてもクーラーなんかかけられる状態じゃなかった。水入りのガソリン入れられたのかなと疑うに十分な感じの走りだった。2年前にチップが壊れて似たような症状が出たことがあった。あのとき、プラグじゃないかと簡単に思っていたけどコンピュータ制御のボックスを取り替えることになった。保障期間だったから、サービスで交換ですんだけど今回は、実費がかかる。そうでないことを祈りつつ、自宅に戻り、バッテリーを調べてみると、液がなかった。補充したけど、比重とかが気になってばってりーを交換した。次の日も症状は変わらない。次の日、30キロぐらい走るとついに車がトップで、ノッキングして止まった。恐る恐るエンジンをかけなおしサードでようように帰って来てディラーに持っていった。症状を話したら、以前のところだと96000円くらい修理費がかかるとの事。えっーと思って原因を調べてくれるのを待っていると4本のプラグを持ってきてこれが原因ですと言われた。プラグでよかった。以前プラグじゃないと言われてたから今回は全然疑ってなかった。そう言えば、長いことプラグ交換していなかった。修理代4767円で済みました。日ごろの点検大事ですね。

ペットボトルホールダー

祭りに行くのに向こうで買ってもいいのだがミネラルウォーターしか飲まないから自分ちでペットボトルごと凍らしてペットボトルホールダーにつっこんで持って行くことにしている。会場に着いたら溶けて冷たい水となって丁度いい具合になっていると思ってたけどコールマンのアウトドア用のやつだったから、もつはもつはでずっと氷のまま極一部だけがなんとか溶けて水になってた。おそるべしコールマン。保温効果抜群。やはり信頼にたるプロダクトだね。ヘビージュ-ティとはそういうものらしい。どんな簡単なモノでも、安価なものでも手を抜かないこれが信頼。そしてブランド。何だか、かっこよさをそこに見た気がする。今は、客に合わせて軽いものまで作っているけどほんらいは、丈夫でしたたかで長持ちするものに定評があったメーカーだから、どこかでその頑固さに敬服してしまう。アウトドアーズの製品には、こういうしっかりとしたブランドが多いからうれしくなってしまう。それもそのはず、みんな、自分が使うことを考えて作っているんだモノ。商売の基本がここにあると思いませんか？

祭りだ

祭りの時期がやってきた。小さい頃は、祭りは好きでなかった。大人が浮かれるのを見て美しいと思えなかったから。それに、あのエネルギーが怖かった。皆興奮してさわいでいるのが疎ましかった。祭りに合戦を見ていたのかもしれない。でも、今は、その興奮が好き。馬鹿馬鹿しさが大好き。それでいて、伝統とか文化とか次の世代に確実に繋いでいけるものは祭りしかないとさえ思っている。只、歳をとったから、女優が踊っているのを見つけても普通の人と変わらないように見えてしまい、綺麗だとか、可愛いとかの感動がない。それがつまらない。むかし、子供の頃この田舎のお祭りに時代劇のお姫様女優が来た時のことを覚えている。始めてみた女優というものに感激して、「こんな綺麗な人見たことがない」と子供心に思ったこと覚えている。あの、心震えると言う感覚、もう人に対して持てないのだろうか。寂しく思う。そのかわり、誰であろうと、挨拶して、お話することができる。遠くから心震わせながら、見ているだけの自分と、お友達のように話ができる自分と果たしてどちらがいいのやら。未だに、答えは、わかりません。祭りの後には、それすらも考えない自分がいます。祭りって、面白いですね。