今日はいい天気だったので川をゆっくりのぼって大田口カフェにランチに行ってきた。
今年は紅葉がきれいで11月も終わり晩秋という雰囲気を醸し出している。大田口カフェは、ちょっと前まで流行のように県外の若者が移住して古い家屋を借りて改築しカフェとして再現し新しい価値観でのライフスタイルを実現しているといったものの一つだけど、きちんと地元に根を下ろした暮らしぶりが好感が持てます。何でも、吉野川でのドリフティングが趣味で知り合った男女がやがて夫婦となってこの地に移り住んだという。店の中では、もう薪ストーブが炊かれていたのには驚いたが、この辺りは朝夕は冷えるんだろうなと納得。今日のランチは、オリジナルの「がんもどき」とレンコンのきんぴら、冬瓜のあんかけ、タマゴとじのわかめスープだった。ご飯には古代米が配合されてウマイ。変に田舎っぽくなくがちがちにこだわってなくそこのところが落ち着くといった感じがうれしい。店主の人柄なのだろう。窓の外は枯葉が舞って何だか信州の古い喫茶店にいるような錯覚を覚えた。
この店はまた来るだろうと思いながら帰りは道を変えて山道を走りおわりゆく紅葉を楽しんで帰った。