2022年のデビューアルバム『Horizons』のリリースを機に、サックス奏者の ジャスミン・マイラはUKジャズシーンでブレイクしたスターとなった。甘美なハーモニーと歯切れの良いリズムを組み合わせた楽曲に、柔らかく繊細なアルトサックスのラインを織り交ぜたマイラは、楽器の名手というよりも作曲家としてのスキルを披露した。セカンドアルバム『Rising』では、この優しく主張するサウンドを引き続き制作し、ソリストとしての能力をさらに高めています。・・・・・『Rising』ビデオで聴きました。ジャズというよりクラシックのコンサートのようなプレイヤーの配置に驚きました。ピアノ、ドラム、ハープ、ギター、フルート、ベース、テナーサックスのグループが輪になってその中心にマイラのアルトサックス。静かなゆったりとした演奏が従来のジャズとは違っている。でもいいんだよなぁこの感覚。クセになりそう。
即興演奏って
なにも激しさの中だけで
ヤルもんじゃないんだね
ジャスミン・マイラの
即興演奏の慎重な息遣いは
なんか心に染み渡る
ああ癒されてる感じ
叫ばれるより静かな言葉が
胸に刺さるように
なんか話しかけられてるような感覚が
彼女を
際立たせているんだろうな
才能って
そういうものなのかな