おはようございます。
2013年度入社の就活は昨年よりも
活動期間が2ヶ月短い「短期決戦」になりました。
「短期決戦」ということについて
司馬遼太郎「坂の上の雲」からヒントをもらおう。
今週はそこからスタートです★
■短期決戦は現実重視
※※※
陸軍参謀本部の総長大山巌が、作戦計画を立てている次長児玉源太郎に対し、
「児玉サン、何度も申しますが、長くはいけませんぞ」
(中略)
戦いが長びけば日本の戦力はからからに干あがってしまい、日本は自滅するのである。
日露戦争当時の政戦略の最高指導者群は、合理主義的計算思想から一歩も踏みはずしてはいない。
※※※
司馬遼太郎「坂の上の雲(3)」から
就活で
「自分の戦力を冷静に計算しておくこと」は
一番のポイントになります。
現在までの学歴や資格、経験などはすでに変えようがないので
その「自分の戦力」で入社できる企業を
まずは冷静に計算してみなきゃね。
■複雑な現実は、そのまま肯定しよう。
説明会で“我が社は学歴を問わない”
という説明があったとしても
現実には学歴や資格によって
企業が採用を判断するケースが多いものです。
真面目な学生ほど、この現実を客観的に肯定できず
“あの会社は説明会でウソを言っている”
“やっぱりそういうのはおかしいじゃないか”
という単純な理解で
会社への反発や就活への不安、あきらめを抱く人が
いるかもしれません。
でもね。
その現実がおかしいかどうか、という判断は
「今の立場では」
まだ社会人の経験が無いので
いくら頭で考えても難しいと思うよ。
「今の立場」で判断可能なのは
そういう現実を合理的に認めることだと思われます。
★★★
複雑で難しい現実は、まずいったん
そのままを認めてしまおう。
その上で
“ならば今、自分の立場、能力でどこまで戦えるのか?”
を冷静に考えるほうが、ベストで前に進めると思います。
★★
まずはそんなところから。
クリスマスシーズンの
今週もがんばっていきましょう★