tarebon就活ポインター☆キャリアと人生の問題解決に役立ててね☆

キャリアと人生の問題解決にこのブログをお役立てください!

真夏の夜の怪談話◆もうひとりの自分=守護霊!?ブログ

2010-08-06 22:25:36 | 日記
ようやく涼しくなってきました。
静かな夜です。


mixi日記の加筆になります。


◆ひとは必ず見つけ出してくれるもの


『野に遺賢なし』(書経)

すぐれた人物は、かならず登用される
という意味の言葉です。


この言葉が意味する解釈は
さまざまありますが、私の解釈です。

自分にすぐれた能力、資質があれば
かならず誰かが見つけ出してくれる

という積極的な意味で使いたいと思います。




就職や転職ということであれば
自分の情報というものを
たとえばブログなどを通じてどんどん
世の中に発信しておくと

見ている人は見ている。


これを絶えず信じていると
『誰かが自分を世の中デビューさせてくれる』

ということもありえます。
少なくともブログを書こうとするときに

ひそかに期待してみるのもいいことかと思います。



◆情報発信の意味


ブログを書いていると
いつのまにか書いている内容が

ある人にとっては問題解決のヒントになったり
ある人にとっては同じ考え方の証明になり

ある人にとっては
「まさに調べていた内容そのもの」だったりする
不思議な偶然もあります。


パズルのピースのように
必要な情報が結びつくのは
ひとつの楽しみですよね。


「自分から発信するものが、何も思い浮かばない」
という場合にとっておきの方法は
まず書いてみる、ということがお薦めです。


◆もう一人の自分が発想してくれる?


書いていくうちに、自然に思考がまとまって
テーマに沿って書けるようになることも多いものです。

機械的に毎日(私の場合は土日以外)書く習慣をつけていくと
いつのまにか

ブログ上で、もうひとりの自分が勝手に内容を整理して
まとめてくれるような錯覚になることもあります。



それはおそらく
スピリチュアル系ではおなじみの「守護霊」という
存在なのかもしれません。


ふっふっ・・

夏の夜にはそういう意味で
こわーい怪談話もいいものですよね!?

今週は暑かったです。
ヒヤッと涼みましょう。




暑中お見舞いを兼ねまして
よい週末をお過ごしください。
ではまた。

ゲゲゲの女房なう◆水木しげるの水鳥の足◆見えない努力!

2010-08-06 12:32:23 | 日記
こんにちは。

毎朝NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』をBSで
見てます。

昨日5日(第112回「鬼太郎ブームがはじまった」)
のワンシーンが印象的だったので
ここから書いてみますね。


◆ゆっくりやらんと、すぐにマンガが尽きてしまう。


アシスタントの倉田(窪田正孝)が茂(向井理)に
新人賞に応募する漫画作品を見てもらっていました。


倉田:

どこが悪いのかを教えてください。
新人賞の応募締め切りが迫っているんです。

茂:

あせるな、まずは ゆっくりと書け。
漫画を書くのに必要な知識や教養をつける時間もないと
すぐに漫画のネタが尽きてしまうぞ。

というようなセリフを語っていました。

(私の記憶ですので、違う言い回しだったかもしれません)


「漫画を描き続けることの大変さ」ということの
印象的なワンシーンでした。


◆25年で一億枚の資料収集


渡部昇一さんが「知的生活の方法」(講談社現代新書1976年)
というベストセラーで、水木しげるの逸話を紹介しています。
長いのですが、本屋さんで入手が難しいようなので紹介しますね。


※※※

水木しげる氏は、二十五年かけて(注:1976年当時)一億枚ぐらいの
写真やスクラップを集めたという。

それがうす気味悪いところを書くときの資料なのである。


現実は劇画よりも奇奇怪怪で凄まじく、それを見せられた人は
2、3日のあいだ、悪夢を見つづけたそうである。


狩野探幽ならいつも同じ幽霊を書いておればよかったが、
現代の幽霊や妖怪劇画は
そんな単純なことではだれも見向きもしないのだからきびしい。

※※※
(前掲書P152より一部引用)

◆見えない集積から


水木しげるさんは肉体労働的に漫画を描いていた
というよりも

資料収集という地道な知的作業において
見えない努力を継続していたという事ですね。

そして、妖怪漫画を描くための収集資料は
編集者が2~3日悪夢でうなされるほどの
徹底して怖いリアル資料だったという事です。


見えない努力の凄まじさということを

またそれが妖怪を書くためのリアル資料
(変死体や殺人現場や刑務所などの資料)
という本物の怖さの迫力の凄まじさとあわせると

とても印象的なものですよね。


◆徹底的な姿勢は評価を変えていくもの


「知的生活の方法」が出版された1976年当時は
まだ「たかが漫画」ということで
学者とは無縁と思われていたのが漫画家です。

渡部昇一さんはその当時に、水木しげるさんのような漫画家を
「知的生活の実践者」として紹介しました。


今は大学に「マンガ」専攻があるほど社会認知が高まりましたよね。
30年という時間で社会評価は変わりました。


ここから、ゲゲゲの女房の8月5日放送ワンシーンの意味
を考えてみるといろんなことが見えてくるようです。


◆ものごとは長期的に、そして徹底して行おう。


NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』を見て

茂の地道な漫画家の努力が実を結んで
やっと脚光を浴びたということが人気を集めているようです。

ただその地道な努力への感動を
茂の才能と「肉体労働的な描く作業」だけで終わらせずに

ドラマでも充分に描かれなかった茂の
徹底した「知的な努力」へ関心を持つのもいいかと思います。



漫画家というものは日本だけに存在する
知識労働者でもあります。

マンガを読むなら、作者の知的作業に敬意を払い
得られる知識は徹底してものにしましょう。


そして大切なポイントは

「どんな物事からも徹底して学んでしまおうとする態度」
にあるようです。


水木しげるは、水鳥が水面を優雅に泳ぐように
見えない水面下では足を絶えず動かしているのですよね。

ではまた。