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日本の夏の風物詩◆花火の下には素敵な思い出や哀歓が。

2010-08-07 20:18:56 | 日記
花火なう。

本日は
埼玉県の『戸田橋花火大会』と
東京都の『いたばし花火大会』の
2つの花火大会が、荒川の両岸で開催されています


我が家から、ちょうどこの花火が見えるので
どどーんという音と大きな花火が綺麗に上っています。


花火ということで更新しますので
夏の風物詩をお楽しみください。


◆花火があがる


※※
花火があがる
銀と緑の孔雀玉・・・
パッとしだれてちりかかる
※※
(北原白秋:詩集『雪と花火』より)


花火は夏の風物詩。
浴衣で見物という楽しさの
イメージが定番です。

詩人が花火を見上げると
視点は人間の内面に迫ってきますね。

※※
義理と情の孔雀玉・・・
涙しとしとちりかかる
※※
(北原白秋:同)


◆花火の下にある人間の哀歓


花火師はこの夏の一瞬のために
何千発の花火を製作して準備するのですが

火気厳禁の製作所では一瞬の摩擦発火が
爆発事故にいたることもあります。


打ち上げ作業も危険との隣り合わせですから

華麗な花火の影にあって
危険に立ち向かう花火師の魂の哀歓も
花火と同時に輝いているのでしょう。


そんな現実の危険とまざりあうのが
花火見物の人間模様ですよね。


◆不倫の哀歓


詩人の北原白秋は九州から上京し
東京で活動をはじめたのですが

隣の家の人妻との恋愛にのめりこんでしまい
当時でいう姦通罪で告訴されるという騒ぎを起こしました。


許されざる2人が
夏の夜に花火見物をするのですね。

花火のように一瞬に華やかに燃えて輝いて
そしてやがて悲しくちりかかる孔雀玉(花火のこと)は
2人の行く末の暗示でもありましょう。


◆夏のときめきを大切に!


そんな哀歓・男女の物語は、遠い明治から
平成の今日の夏の夜空の下でも

相変わらずなことかもしれませんね。

男女のせつない人間模様。
そういうのも人生の彩りなんですよ。



夏の花火を眺めながら、さまざまな人間模様を
想像して佇んでおります。


夏の夜の思い出は大切に!
何の思い出なのかは人それぞれですよ