2011年3月11日に津波の被害を受けた岩手県大槌町のことを描いた「ちかくて とおい」という映画があるそうです。
「ちかくてとおい」の公式HPはこちらです。
https://www.chikakutetooi.com/
上記HPより一部抜粋して紹介します。
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風景の記録映像で構成された53分の町の記憶
監督は2011年に『槌音』を発表した大久保愉伊。
彼が生まれ育った大槌町の風景と記憶を、未来の姪に向けて作ったビデオレーターのようなドキュメンタリーが本作『ちかくてとおい』である。
本作の主役となるのは様々な時期の大槌の風景。
震災前の町並、震災直後の変わり果てた町の光景、草花が住宅の基礎を覆う夏の景色、町の跡を練り歩く祭り。
現れては消えていった風景の映像に、震災後に生まれ、大人になる姪に向け、町の記憶やメッセージが監督自身の声で語られる。
「2041年あなたの目の前には、どのような町並みが広がっているのだろう? そこではどんな景色が見え、どのような音が聞こえるのだろう?」
インタビューもなければ、登場人物もいない。
ある日突然消えていった風景から、これから生まれる風景を想像させる映像詩。