薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

庄左衛門の御言葉

2023-09-20 | Weblog
「人などと申すは、しょせん生きているだけ
 で誰かのさまたげとなるもの」
「されど、ときには助けとなることもできま
 しょう……均(なら)して平らなら、それで
 上等」


ですです、、と独り頷き相槌を打ちながら
今夜も酒を呷る、人に助けられてばかり
の人生を振り返る煩悩おじさんでござった。

夏の終わりの霊感に冷汗す

2023-09-07 | Weblog
ふむふむ、、そんな惨劇があったのか、、

油山から帰宅後の丑三つ時、いっくら呑んでも
何故か目がギンギンに冴えていた煩悩おじさん
は、何の気無しにネットで油山の歴史について
検索していた。
太平洋戦争終戦時、油山で起きた凄惨な事件に
ついて、、自刃、、、そういえば碑の案内板が
あったなぁ、、斬首、、、、、、南無阿弥陀仏。
ヒエ〜怖しい。戦争は如何なる理由があっても
してはいけんなぁ、、おそロシア、プーチンめ!
など朦朧としながらブツブツ呟いていた、、
その時だった。

ブ〜ン、、カタカタ、、ブ〜ンカタ

と、突然椅子の後ろにある扇風機が動き出した。
???
💬エッ!
拙者、何もしとらんよ、、
だ、誰かそこに、、いるの?
い、、いらっしゃるの?
・・・
冷や汗がたら〜り、、

反射的にグラスの焼酎を一気に呑み干し、
一升瓶を鷲掴み、ドクドクっと注ぎ足し、
ジャブジャブっと喉に流し込み、
「ご無礼しました!おやすみなさい!」
と手を合わせるやいなやベッドに倒れ込んだ
、、、、、、気がする、、

気がつけば朝だった。

夏の終わりの油山にて.19

2023-09-06 | Weblog
「よ、450円もしたとよ」
と愚痴りながらアイスクリームを手渡すと
「今どきするよそれぐらい」
と、小馬鹿にしたように吐き捨て
美味そうに頬張ってらした。
ち、小さいなオレ、、とショボンとしつつ
アイスクリームをいつもよりゆっくり
味わいながら喰い続けた。
搾りたてのミルク味が五臓六腑にじっくり
と沁み渡っていった。