薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

神も仏もいない

2017-07-06 | Weblog
あんなに美しくのどかな田舎もそうそうない。
朝倉、杷木、添田、東峰、、、
一日にして風景が一変し地獄絵図になってしまったようだ。
大地震はいうまでもないけど、人的被害を伴う
自然災害にはココロがポッキリ折れると同時に、いつも思う。
神も仏もいない。と。
様すらつけたくない。
敬語表現もしたくない。
人間は自分の身、家族の身は自分自身で守りなさい。
隣近所で友人同士で助け合いなさい。
ということなのでしょうかね?
自然を壊す罰。
なんですかね?
わかっちゃいるけどねえ、、ひどくむごい無慈悲な仕打ち。
自然には抗えない、ちゅうことでしょう。
それでも、祈るしかできない。
神様、仏様、どうか身勝手でちっぽけな人間をお守りください。

合掌







熱酎症

2017-07-04 | Weblog
過日、常連さんから
「今日の晩ご飯、何喰ったん?」
と聞かれた。
「・・・あの、ほら、、つるっとした。。」
「麺類?」
「そう、、ほら、、麺が細い。。冷や麦?」
「・・・もしかしてそうめん?」
「そうそうそう、、そうめん」

ほんの数時間前に喰った、そうめんという単語がでてこなかった。
その日は、新影流の鍛錬の日で、師範から新しい複雑な兵法を習い
ナイアガラの滝状態の汗をかき、くたくたになりバーに戻り
着替え、全身の汗をシートで拭い、ビール代わりに焼酎の水割りを
ジャブジャブ呷り、ぼけーーーーーーーーっとしていたのだが
ずううううううっと後頭部に鈍痛を感じていた。

「水、のんだほうがいいちゃない?」
と常連さんに云われ、はっとして、手にしていた焼酎の湯割に
水をドクドク注ぎ、一気に呑んだ。

いま思えば、熱中症だったのだろうか?
それとも、熱酎症だったのだろうか?

よくわからないが、気にし過ぎても身体にいくないので
今宵もたっぷり呑むことにしよう。
そうしよう。
しかたない。
呑みたくないのだが。
あ〜しかたない。

酒に訊け

2017-07-03 | Weblog
と或る酒蔵に、焼酎オタクが突然やってきて、案内役の蔵元の方に
焼酎に関する様々な質問を投げかけてきた。それを近くにいた
寡黙な杜氏さんはしばらく黙って聞いていたが、だんだん怒りの表情になり
オタクを睨み一言、言い放った。

「酒のことは酒に訊け」
と。

この逸話の補足ポイントはまず、蔵元さんにアポなしで訪問することが酒呑みの流儀に
反する。次に、酒(焼酎)の嗜好は十人十色であり、「初めて出会う君の好きな呑み方、
舌、体調、酒歴など知る由がない。」ので質問に応えようがない。
「この酒を語るのなら、自分で当該酒をとことん呑みつくし(お湯割、ロック、ストレート、
水割り)、結果『自分はこう感じた』」など感想を述べた上で、質問すればいい。
まあ、それも野暮なんだが。
自分に合う呑み方で、好きな雰囲気で気の合う人と(無論一人でも)好きに呑む。それが一番。
本や人気の酒、プレミアなどの上辺の知識と経験だけ(蘊蓄、御託)で酒を語るな。
「おすすめは?」は野暮。おすすめでない酒をおく店がどこにあるん?
「マスターの一番好きな酒は?」??。500種類以上の銘柄をのみ尽くし、ようやく80程度
の好きな酒をセレクトしてんのに、一番の酒など選べないだろ?「全部、一番」なの。
と、かごんま出身のたかだか焼酎歴40数年の拙者は思うのだが。
(純粋に初心者で「いろはを知りたい」などの素直な質問は別)
とにかく弊バーで蘊蓄を傾けるのだけはやめてくだされ。グラスを傾けてくれ。
かつてせっかくの美味い酒が、何回不味く感じたことやら。それでも旨いけど。。
過去ログでもう何度も記してきていやになるけど。繰り返します。

酒は語るものではない。
酒は呑むものである。

なんちて。