薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

Road to SAMURAI~番外篇

2013-09-10 | Weblog
私はときどき、バーで居合いの鍛錬をやっている。

過日、黄昏時、刀を振り回し「エイッ」と素振りしていたところ、いきなり
ガチャッ
と、乱暴にドアが開けられ、50代~60?位のおじさまが顔を覗かせ
あっ!・・・・あいてない、、ですかあ、、
「・・・いえ、はい、まだ、、です、けど。」
「どうも、すみません、、、」
と、硬直した顔で、静かに、本当にご丁寧にドアを閉じられた。

私は、申し訳ない微妙な気持ちで、静かに刀を鞘に納めた。


初めて、気になっていたバーに勇気を振り絞り、あるいは興味本位で、あるいは
からかいのほんの軽い気持ちで、訪れ重いドアを開けた結果、、あろうことか
そのおっさんもとい、そのお客さまは、日本刀を手にした
あご髭に無精髭、サングラスのおっさんと目があったのである。

・・どれほど怖かっただろう・・・
すまぬ。
拙者が悪うござった。




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