「これからは、ちょいと世の中もさわがし
くなりもそ」(西郷どん)
「はアい」(半次郎どんの返事)
「おいどんも、おはんも・・命な、かけて、
はたらかにゃなるまい」
「はアい」
「人間は、いつかは死ぬものごわす」
「はアい」
「早いか、おそいか、それだけのことじゃ」
「・・・」
「そのことな、忘れちゃいかぬ」
「はアい」
「そのことな忘れずにおれば、つまらぬ、
小ぽけな、欲張りな、厭な人間にならずに
すみもす」
「はアい」
/「人斬り半次郎」幕末編 池波正太郎
より一部抜粋
ちなみにおいの実家と人斬り半次郎こと
桐野利秋どんのご実家は近所でごわす。
幕末最強の剣士の一人、新選組が最も
怖れた中村半次郎どんは男の中の男、
本物の武士でごわした。(辺見十郎太どん
も凄まじい男の生き様死に様でごわした)
一方、おいどんは、そちゅを呑んだくれ
っせえ寝そべって「ないごんな」とテゲ
テゲに暮らすよくろんぼおんじょ、、
(比ぶっのもおこがましこっごわんが)
「こんやっせんぼが!ぎをゆな!」
と、西郷どんや半次郎どんに桜島の噴火の
ごとく叱られそうな、まこちほがない生き
方をしちょるさけのんごろの最下級唐芋侍
でごわす。あ〜げんねげんね、、
おいもいっだましいれっせえきばっど!
チェスト〜!!
ら、来世こそ、、
す、すんもはん、、