薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

照吉の御言葉

2023-09-22 | Weblog
・・・婿にもらおうと決めたところや。
全体やな・・・・・」
と照吉は語気を強めた。
「男は気力や。気力があればええのや。
この歌島の男はそれでなかいかん。家柄
や財産は二の次や。そうやないか、奥さん。
新治は気力を持っとるのや」

三島由紀夫(本名は平岡公威)先生が若い
漁夫新治と美しい乙女初江(父親が照吉)
との純愛を描いた「潮騒」を書き残した
のは29歳のとき。
(「花ざかりの森」は19歳)

年老いてから蔵書を読み返す日々が続いて
いるけど改めて読むと視点観点が変わり
面白い。本は比較的読む方なんだけど、
ほぼほぼ酒を呑みながらなので内容も
ほぼほぼ忘れる。そのせいなのかも
しんないけどね。
読書の秋になりもした。
お湯割りが美味しい季節になりましたね。

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