薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

神の島沖縄彷徨記.140[備瀬のフクギ並木篇.Fin]

2023-07-17 | Weblog
これ以上師匠を待たせると真空飛び膝蹴り
からの延髄斬りで半殺しにされそうな殺気
がしたので早足で駐車場に向かった。
途中何気なく海へと繋がる緩い坂の小径を
見ると、赤ん坊を大事そうに抱っこした
女性が目に留まった。
まるでアニメのワンシーンのように美しい
世界観だったので、逆光だったけど最後に
一枚、そっとシャッターを切った。

生まれたばかりの孫の顔が浮かび、思わず
泣きそうになったチョッピリセンチな煩悩
おじさんであった。



最終篇へつづく


#GRⅢx

神の島沖縄彷徨記.139

2023-07-17 | Weblog
帰る前にイカれた脳と目を覚まそうと思い
フクギの並木道を抜け、備瀬海岸に出た。
生けるシーサーことただの野良猫様と異次
元の少子化対策と平和をディベートし、
精魂疲れ果てた拙者の身体を海風が優しく
癒してくれた。


#X-T3+XF18-55mm

神の島沖縄彷徨記.138

2023-07-17 | Weblog
生きシーサー様となられ、咆哮したのはその
一瞬だけだった。
ここだけの話だが咆哮の言霊の後半#〜の解読不明部分だが、
柳生神影流の奥義の鍛錬により猫語を修得した拙者にはこのように
聞こえた。「ヤマトンチューよ、悲しくとも笑って生きるのニャ〜」


その後、精魂使い果たしたのか猫様は聖なる
石の上で静かにお休みになられたのであった。

こうして令和五年真夏、神の島沖縄を彷徨き
燃え尽きた煩悩おじさんの白日夢の帷も呆気
なく下りたのであった。


神の島沖縄彷徨記.137

2023-07-17 | Weblog
「シャーーヘイワニャ〜!ニャッニャ〜オ〜
 #…〜¥@*%(T ^ T)^_^/:〆&ニャ〜」
(同通:プーチンよ、戦を止めろ!さもなくば猫パンチをくらわすのニャ〜。
#から解読不明)


そのお姿、その咆哮、まさしくシーサー様
じゃあーりませんか!

その瞬間を捉えた煩悩カメラマン渾身の
ショットがこれだ!幸運を呼ぶ待ち受け
画像にして今年こそ宝くじに当選して幸
せになるのニャ〜!ピュリッツァー賞の
ニャンコ部門にもノミネートなのニャ〜!
……なわけないだろw

諸説あるがシーサーはライオン=獅子を沖縄の
方言で発音、シシ→シーサーとなったらしい。
八重山地方では今でもシィーシィーと言われ
家の門や屋根に鎮座し、魔物や災いを追い払う
守り神として崇拝されている。通常2体対で
置かれ向かって右、口を開いているのが雄、
左の口を閉じているのが雌である。
従って、『この生きシーサー様は雄』である、
というのが「全日本招き猫はシーサーの化身
学会」の公式見解である。😎


知らんけど。


#X-T3+XF18-55mm