薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

はな子ばあちゃん、安らかに

2016-05-27 | Weblog
昨日、東京の井の頭自然文化園のインド象「はな子」ばあちゃんが69才で天に召された。
かつて「殺人ゾウ」とか「世界一悲しい象」など呼ばれ数奇で孤独な運命を歩いてきた。
本来群れで生活している象なのに、ずうっと独ぼっちで、しかもコンクリートの
まるで監獄のような環境で飼育され続けたせいでのストレスも相当であったろう。
決して幸せな生涯ではなかったのでしょうけど、どれだけ日本の子供達を楽しませて
くれたのであろう。ありがとうねえ。
そして本当に、ご苦労様でした。
福岡市でも今月「イケメンゴリラ」と呼ばれていた「ビンドン」さんが34年の短い
生涯を終えた。こちらも生まれこそスペインだが一生を動物園だけで過ごしている。
お疲れ様でした。ありがとうございます。

どうか安らかに。
しかいえねえ。
人間のためだけに、自由を奪われ、恋もできず、せまい空間で見せ物になり。
一度は広々とした自然環境で、、数年でも。。せめて数日でもいいから、ねえ。。
動物園の飼育スタッフの方々は、それはそれは献身的に育てているのでなんともいえねえが。

先月、ハルを亡くし、同じようなことを思った。
バカな主人に拾われ、狭い小屋と狭い庭で育ち、恋もできず。
ごめんなさい。。しかいえねえ。

今宵も
呑むしかできねえ。