薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

日本製腕時計が欲しいお年頃

2016-01-13 | Weblog
60の大台が迫ってくるとさすがに物欲が極端になくなる。
ほとんどのブツを手に入れたためでは決してない。
お金がないためだけでもない。(ま、一番はそれだが・・)
むしろもてたい、カッコつけたいという男の哀しい性の低下かもしんない。
もてようという欲求があると見た目を気にするため
洋服や装飾に金をかけ、ブランドやミシュラン店などに見栄をはりがちなのである。
たぶん。
ただ、大人の男として見栄を完全になくするのも考えものではある。
着飾らなくとも、清潔感があり、ダンディに、胸を張って生きることが
理想であるとわかってはいるが、いやはやなかなか難しい。
お金がないためだけでもない。(いや、一番はそれだろうが・・)
たぶん。

息子の就職祝いに拙者が愛用していた腕時計をプレゼントしたため、
今、あまり腕時計をしていない。
ただ、プレゼンの時や大学の講義などは基本スーツで行うため、
もうひとつ所持する腕時計(スイス製)をときどきつけたりはする。
が、皮ベルトでもあり、渋過ぎの感は否めない。(単に古くさいだけではある・・)

で、ベルトがメタルの大人テイストの腕時計が欲しくなった。
しかもこの年になると、なにかと日本製が愛おしくなるのである。
やっぱセイコーやシチズンといったメイドインジャパンがいいなあ、
と思うようになった。
で、ネット検索したりショップでいろいろ調べるのだが、
いやはや日本製も結構高いのね。そりゃそうでしょうけど、いいものは高い。
しかーし、先立つものがにゃい。
原資など血相変えて探してもどこにも見当たらにゃい。
さあ、どうする。

悩めば悩む程、焼酎をあおりたくなるのが拙者の哀しい性でもある。
今宵も当てのない金策を妄想しながらあおるのであろうか。

しかたない。
あーしかたない。