薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

こころやさしき妖怪

2015-12-01 | Weblog
水木しげるさん、安らかに。

ゲゲゲの鬼太郎の妖怪キャラで一番人気があるのが「一反もめん」だと訊く。
拙者の生まれ故郷、大隅半島の肝属出身の妖怪でごわす。
幼い頃、親父のへこ(ふんどし)が物干に干してあり揺らぐ姿に重なった。
また、かごんま弁で話す一反もめんどんにえらい親近感を覚えていた記憶がある。
拙者も拙者の息子達も「ゲゲゲの鬼太郎」にはお世話になった。
怖くてずるくて悪い妖怪も数多くいたが、人間の味方の心優しき妖怪も
数多く登場し、戒めとか何かと考えさせられたもんだ。
よく目玉おやじのモノマネで子供達とじゃれあった記憶もある。
ここ数年では妖怪といえば「妖怪ウオッチ」になっているようだが
妖怪と言えばやはり水木大先生であろう。
独特の視点で環境問題から戦争まで描き、
人間の愚かさを発信し続けた。
ここんとこのテロをどう感じていらしたのだろうか?

今朝の読売新聞の編集手帳の締めの言葉を紹介します。

「オイ鬼太郎、曇って何も見えぬわ。」
赤く腫れた目玉おやじの声がする。

合掌