マタギ親爺の晴釣雨呑

定年退職したタヌキ親爺が晴れたら魚釣りや狩猟などして雨が降ると呑んでいる日々の出来事

大鮎

2015-08-21 07:08:57 | 日記


根尾川の釣り友達から電話が掛かってきて数は釣れないけど大きな鮎が掛かりだしたから川に出て来いとの事である。

この近年根尾川は釣れて居ないので友達には釣れるようになったら電話してくれそれから行くわ、と言っておいたのでようやくお盆が終わったら掛かってきたのだ。

10時ごろ川に着いて話をしてると取りあえず太い糸を使わないと取り込めない。竿もガチガチを使えと言っていたがそんなことは来る前に言ってくれんとあかんやんけ。

友達の竿はガリ竿の7メートルである、この竿しか取り込めないと言っていたが、この私に向かって何言うのや、シロートでもあるまいし大丈夫である。

鮎の釣れるポイントはダムの放水口みたいにとてつもない水量が流れている流心であるのでこんな流れには元気な鮎もまつたく入らないが3号の重りを付けて無理矢理流心に入れる。

入ったと思った瞬間ドカンと下流へ流れる。  掛かった。  竿を立てて岸の流れの弱い所に鮎を持ってこようと思うが全く無理。  流心から動かなくそのまま下流へ流れる。

向こう岸のおっさんが竿を立てよと言っているが俺が何年鮎釣りやっていると思うのや。 俺も立てようと必死なんやけど立てれないのや。

竿がのされてもうダメだと思った瞬間軽くなる。身切れしたらしい。取りあえず半端な鮎で無い。  呆然としていたが気を取り直して再度挑戦である。

暫くするとまたドカンとアタリがあった。今度は絶対に取り込むぞ、先ほどは油断したから今度こそと思い万全な体制で臨むがまた竿をのされて取り込めなかった。

流心から流れの弱い所に寄せれた鮎は、抜こうとするとまた流心に入るこれを何度か繰り替えしてやっと取り込みが出来た鮎は25㎝で幅広あゆである。

竿をのされて取り込めなかった鮎はこんな優しい引きでなくまったく比べ物にならないぐらい引きが強いのでもっと大きな鮎であると思われるので絶対に釣ってみたい。

こんな調子でボチボチ掛かるが取り込めないので鮎の持ち帰りが少なくなってしまったが久しぶりに鮎釣りの醍醐味を味わえる面白い鮎釣りが出来た。

ここは30㎝の鮎が掛かる場所なので、今度は仕掛けや針など友達の言うこと聞いて大鮎仕掛けにして再チャレンジをするつもりである。

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