伝統工芸 桐たんす と ともに歩む

伝統工芸桐たんす屋
桐たんす 相徳 四代目のページです。
伝統工芸関連の情報交換の場になればいいと思います。

花緑さん 独演会行きました

2006-02-28 23:13:26 | 落語
花緑さん 独演会行ってきました。

平林と鼠穴 で 正しいかな。。

平林は 軽い話で笑えます。

鼠穴は 小さん師匠で何度か聞いたことのある話。

おじいちゃんと比べるのは厳しいとは思いますが
それ以前の問題として 聞いているこちらが昔とだいぶ違うような気がします。
昔はこちらが若かった。  いい話だと聞いていたわけですが
その後 さして酒を飲むでもなく
女の人とは無縁に ギャンブルは なにも パチンコもしないで
タバコもすわない。さしたる趣味があるでなく
仕事はそれなりに一生懸命しているつもりですが
まず それなりに 商売繁盛で 
お客様に感謝です。
多少なりと 若いときにもう少し遊んどいてもよかったんじゃないかなぁ 
わりと 無粋だものなぁと
そんな気もしないでもないというときになって
はるか年上の方が語る 鼠穴であったものが
自分より若いものの語る 鼠穴 というわけで
なんか自分もおじさんになったものだと思います。

それにしても 初心忘れるべからず

今 目の前にやるべき やったほうがいい仕事があるのであれば
やっぱりやったほうがいい やるべきなのですから

目の前のことをこつこつと
それがやはり一番自分には向いているように思います。


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いろいろ節目

2006-02-28 09:13:36 | 仕事のなかで
工作社発行の 室内 休刊になるのだそうですね。

感慨深いものがあります。
今を去ること 25年も前になりますが
2度 御うかがいしたことがあります。

1度は バックナンバーを買いに というだけで
別になんてことないですが
後の山本夏彦さんの本 「冷暖房なし」の舞台なんだなぁ
で ここなのかぁ と思った。
室内という出してる本と 編集部の建物の対比ですね。

1度は ちょっと お話をしてきまして・・・

---------

昨日 東京都家具工業組合の 情報委員会での打ち合わせ

これも いろいろと決まりました。
まだ委員会として公式に公表してないので
ここで書くのは控えますが
98年に 発足した委員会。
その時に比べると 周りの状況はずいぶん変化したのを感じます。

このあたりについては 数日後にしっかりと書きます。
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桐たんす屋で良かったことは 1

2006-02-27 16:04:22 | 桐たんす
まぁ お届けして 喜んでいただいた時。

商品的に めでたい商品ですから
みんなで 良かった いい箪笥買って良かった といっていただけると
気分も明るい。 晴れがましい感じです。

自分のところの製品。商品を大切に扱ってくれると
やはりうれしいです。



桐たんす 相徳

桐たんす 相徳

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品川にスケート場もないし・・

2006-02-26 19:47:23 | おじさんの周辺
オリンピックももうすぐ終わるわけですが

メダルがぁ~~ と騒ぐのもいかがなものかと思うわけで
オリンピックで入賞するというだけで それはもうすごいことだと思います。
並大抵なことではそこまで行かないですし

私ら陸上系なので それこそメインスタジアムに 日の丸揚げるとなると
それはもうすごいことで メインスタジアムを使う種目で となると
それはもう 誰と誰とといえてしまうぐらいすごいわけです。

昔は 品川にもスケート場があって
私らの世代は みんな ある程度は行ったことがあって 
みんなある程度は滑れるものです。
アイスホッケーしていたのもいるし フィギュアしていたのもいるし・・

今は そのスケート場もなくて 私もスケートはもう何年していないだろう
まわりでも ほとんどそんな感じだし・・
子供はしたことないは多いですね。

スキーもそんなにするという話を聞かなくなったし・・・

そう考えると そんなに期待するのもなぁ と 思います。

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広告にも 考え方が・・

2006-02-26 00:34:22 | 桐たんす
桐たんす屋ですが
桐箪笥を販売しているわけで 桐たんすを広告するわけですが
自社で販売したいわけですから 相徳で桐箪笥と 二つを広告しているわけです。

広告であり 広報であり 宣伝であり・・・

まず 桐たんすのよさを 皆さんに知ってもらう 
わかってもらうという命題があります。

桐箪笥について 正しい知識 正しい情報を伝えることも必要です。

そのうえで 当社の製品をお買い上げいただくことが さらに必要です。

本来ここまでがワンセットです。
それを どこに偏るということなく ウエイトを考え
バランスをとって 行くべきだと思います。

たとえば このブログは というか ブログ自体は
見ている人は かなり業界精通している人も見ていますが
一方で たんすや ほかの伝統工芸に関するきっかけになったという人もいるでしょう。
このブログは 直接的な販売のためのツールではないですから
それでいいわけで 直接的な販売のHPもあります。

当社的には いろいろとバランスをとり
普及啓蒙 チョイ表現は変だと思いますが に 力を入れています。


しかしながら 現実は というか 周りを見ると
自分のところが ところさえ 売れればいいんだなぁ というところが・・・

ちょっと 不機嫌です


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どうだったと聞かれることが多くなり

2006-02-25 10:10:13 | 職人になりたい
新年でもあったものが年度末になってきてと
いろいろな人と顔を合わせます。

講演はどうだったと いろいろな人に聞かれ
ものづくりに関する人が多いだけに 関心の高さがうかがわれます。

まず どんな人が来ていたの? というのが疑問
で どんな関心があるの? 
で どんな反応だった? というのが共通する質問です。

人数と 年齢層を話して・・
どうも実際にたずさわっている人からすると
なにに関心があるのかがはっきりしないというのがイメージされないようです。
だから 職人になりたいより前に 手に職があるといいんじゃないかなと持っているなんだよ と話すとなるほどと思うようです。

職人としてというのと 手に職とはちょっとニュアンスが違うのだけど
技術があればやっていけるなわけですが
職人 好きでやってるの部分が大事で その一歩がまだなんだなぁ
その一歩踏み込んでる人に話すと またおもしろいのだけどね となります。

そのところが大事。 
それに 好きな人にはかなわない が どうしても真実です。

でも そうした出会いが なかなかないってこともあるし
あってもそれを感じる感受性とか 感性ということもあるし
ちがいがわからないとね。

そういう話になると 
井上さんは 酒だとなに飲ませてもわからないから
高いのはもったいないから・・・ と 話は違う方向に・・・ 
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季節感はいつ

2006-02-24 16:31:55 | 仕事のなかで
先日 家具メーカーの集まりで
学習机が売れるのはいつ という話をしていました。

新入学のために というか 新入学だからといって 机を購入するというと
私の感覚からすると 3月かなぁ という気がしますが
家具小売店の感覚は 1月なんだそうです。

よくわかりませんね。

浅草橋を通ったときに 雛人形でにぎわっているんだなぁ と思ったのは
1月の末ごろだったような気がします。

バレンタインの準備は 年明けからする人はいないと思うし
する人もいるでしょうけど・・・

どちらにしても 全体的に いろいろな準備や決定は
はやめはやめというより 遅め遅めに移行しているように思うのですが・・・

ブライダル需要は およそ東京では
結婚にこだわった話ではなくなっているので
いつまででなければいけないと 考える片が少なくなっているような気がします。
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東家工青年部幹事会

2006-02-23 23:44:54 | 仕事のなかで
東京都家具工業組合 青年部の幹事会。22日。

東京都家具工業組合は 名前のとおり
東京の家具のメーカーの集まりの組合。 で その若手の会が
青年部。

昔私はそこの部長を6年務めておりまして
今は 現役でもあり 担当理事でもあり

6年もやっていたこともあり 愛着のある会です。

この会のよさは 同じような環境境遇にある人の集まりでありながら
だからといって 直接的にバッティングしているわけではない。
それぞれの人がそれぞれのおかれた環境の中で 
がんばっているところがわかること。

だから 参考になることも多いし 
素直に 話を聞くこともできます。

たいへんにいい会だと思っています。 
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桐たんす屋で困るのは・・1

2006-02-22 23:14:53 | 桐たんす
桐たんす屋で困るのは

たんすの削りなおしの下見。。

下見に来てほしいのだけどは 困ってしまいます。
お伺いするのは結構な時間労力が必要です。
運送屋さんは 引越しの下見に行って ただなんですが
ほんとはただではいかれないはず。
しかし下見に行かないと 金額が出せない。
荷物の量がわからないですもんね。

というわけで たんす屋は 本来 下見にただではいかれない
ただでいくためには ほかのお客様にその分を転嫁しなければなりません。
それもおかしな話だと思います。

下見のとのお話は
1. するべきかするべきでないか迷っている
2. ほかと金額等を比べている が 考えられますが

1だと 削りなおす確率は 半々
2.は 手ですることですから どうなるかは
値段だけで判断するのは間違い。
どうなるか 完成品を見て判断するのが正しいので
見に来ていただくのが正解だと思います。



桐たんす 相徳

桐たんす 相徳

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こだわりとマニアと

2006-02-21 09:40:19 | 仕事のなかで
先日 たまたまラジオを聴いていたときに
クラシックは 一部のファンが 新たなファンの入ってくるのの壁になっている
なっていたという話をされていて
クラシック以外にも ジャズとか・・・ と いくつか例を挙げられていました。

こだわりとか マニアックとか こうであるべきという
そうしたことが 他の人が好きですと 入ってくるのの障壁に という話ですが

日本人がそういう傾向があるのか
いろいろなことに関してそうした傾向があるように思えます。
きものなどもそうで
こう着るべき その着付けは・・・とか
若い人が 知らないおばさんに直されちゃったとかいう話もあったりします。

兼ね合いが難しいところなのですよね。
古くからの決まりやしきたりを あまり重視する必要もないと思います。
一方で 本質ははずしてほしくない。 で 本質はなにということになるわけで
その本質のところだけは しっかりと強調していかなければならないとおもいます。

桐たんすについていえば やはりある程度の品質が必要なわけで
その品質こそが本質だとおもいます。
きものが好きと お話になる方で 桐たんすを買ったのという話が
通販仕様程度であったりすると やはりそれでいいのかなぁ と思いますし
一方で 桐たんすのここがこうであるべき と話される方の
そのポイントが 品質・機能にとって重要なポイントなのだろうか と
思うときもあります。

デパートで 販売員が説明するときの説明が
品質とか機能とかの説明とかけ離れていくのにも事情があるのでしょうが
より 均一性・画一性を求める話の流れになると
手作りではなく 機械生産のほうが良いことになります。
デパートの販売は 量の販売を目指すわけですから
同じ物を数売るの流れは 均一性 画一性を目指すので
自然とそうなるわけですが・・・

桐ならいいのよぉ~~ と軽く考えられるのもこまるし
本質を外れたところで マニアックにこだわられるのも困るなぁ と 思います。

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火事のおたんすの直し 3

2006-02-20 21:29:50 | 桐たんす
金具をはずしてみると 表面の変化が良くわかります。

火事にともなって水をかけられているので
金具の隙間 と 木の表面が水を吸い込むことによって
金具の下のヘリの境目のところは すこし水のしみができています。

ほんとに桐たんすは ほぼなんともないですね。

他の家具なら燃え上がる 水で合板がへなへなになるとかで
とても直して使うというわけには行きません。



桐たんす 相徳

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染芸展の季節に

2006-02-20 10:48:37 | 伝統工芸
第44回 染芸展

主催 :東京都工芸染色協同組合
共催 :社団法人 東京産業貿易協会
後援 :東京都・新宿区・練馬区・東京商工会議所伝統的工芸品産業振興協会
会期 :2006年3月3日・4日・5日の三日間
時間 3日(金) 午後1時~午後4時30分
  4日(土) 午後10時~午後4時30分
  5日(日) 午前10時~午後4時

会場: 東京都立産業貿易センター浜松町本館3階東京都港区海岸1-7-8 
03-3434-4241

ということで また染芸展の季節がやってきました。

染芸展になると思うことは

手描友禅の組合はえらいなぁ ということ。

毎年 組合として こうした催しをきちんと行っていて
コンクールもきちんと行っていること。

だんだん他の団体は出来なくなっています。

そして 奥行があるなぁということ
人材がいるなぁということ。

作品を見ていて 実際おもしろいです。
何度もみているうちにだんだんわかってくることもあって
ほんと たいへんにいいです。

きものが好きな人には 
日本画や デザインに関心のある人には ほんとお勧め。

いいなぁ と思う作品にめぐり合います。

そして その作者とじかにお話できる ほんとにいい機会です。

私も いいなぁと思えても 買えない 買わないので
なるべく御邪魔にならない時間帯に 訪問。

買うとか 発注したいと御考えの方は 
昼過ぎぐらいのいい時間帯でもいいですが
職人になりたいとか そういう関心の人は
お仕事の邪魔にならない時間帯に行ってくださいね。
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修理ネットで思うのは

2006-02-19 14:25:33 | 仕事のなかで
昨日の続きですが

私の思うところは

こうした流れがでてくるのは 
たぶん ひとつには 小売店がちょっとしたことでも 
修理をメーカーに押し付けるという流れがあるのではないかと思います。

ちょっとしたことで わざわざ地方のメーカーに品物を戻さなくても
消費地のそばで出来るだろう ということですね。

もうひとつには どこで買ったかわからないとか
そういうお客様がすごく多い ということがあると思います。
小さなものならともかく ある程度の大きさのものであれば
どこで買ったかわからないということもないように思うのですが
断言できる自信がない ってことかもしれません。

小売屋さん的に言えば 買って頂いたお客様が
まるで お得意さん意識を持っていないわけで
どこで買ってもいいと思っているわけですから困ったものです。

デパートの催事とかでたまたま買ったりしたら
どちらの流れにもあてはまるような気がします。

小売店の力が強くなっているということと
一方で 小売店の力が弱くなっているということなのではないでしょうか。
腕っぷし 腕力は強くなって
一方で ノウハウ スキル ソフトが弱くなっている ってところでしょうか。



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国産家具修理再生ネットワークについて

2006-02-18 16:52:51 | 仕事のなかで
全家工連 全国家具工業連合会から電話をもらって
入って というお話で 入ることにしました。

話としては前からきいてましたし
まぁ はいることに異論はありません。

国産の家具の 高度な品質の持続性と 修理再生によって使用期間の長期化による新たな価値を創造のために全国ネットワーク化する
というわけですので たいへんにけっこうなことだと思います。

さて 家具の箱物の修理といえば
一般的に 兆番 三角パッチリ 引き手 というのがほとんど。

うちでも よその家具で 直らないかしらときかれることもあり
実際に直す場合もあります。

ここで最大の問題は 交換するわけですが
交換するものを特定できないこと
兆番で 問題を発生させるのは スライド兆番が多いわけですが
すごく種類が多い。
半かぶせ 全かぶせ 何度開きと 組み合わせでもういろいろ。

お客さんは とりあえず使えるようになればいいわよ と 言っていても
全かぶせだったものを 半かぶせに変えることはできません。
扉が真ん中によってしまう。逆もまた同様。

お客さんに どうなっていますかと 電話で聞いても 要領を得ません。
見に行くとか はずしてくるとかなると けっこうたいへんです。

同じことが パッチリでも 引き手でも言えます。
壊れた引き手を交換 であるならば 
同じものがいいわけですが 同じものがわからない。
実物を見ても難しい。

要は どこのなんという品物かがわかれば なんてことはないのです。
そこのメーカーが 該当する品物を送ってくれれば
取り付けはそんな難しいことではありません。

そこのネットワーク化が 進めば
国産の家具の信頼性はぐっと向上するし
近所は 直しに行ってあげられるようになります。  
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記念の品に 文字を入れる。

2006-02-17 22:00:23 | 桐たんす
文字を入れて記念の品とする。

のほうがただしいですね。

桐は 古来より大切なもの ずっと大切にしておきたいものをしまうものです。
その しまっておこう大事にしようと思ったそのときの気持をそのままに

そのときの言葉とともに しまっておきましょう。

ときとして蓋を開け そのときと変わらない気持ちを
そのときの気持を 思い返してみるのがいいと思います。



これから 3月4月 人生の節目のときを向かえ
この中にしまっておいてと 記念にさし上げるのに最適です。




桐たんす 相徳

桐たんす 相徳 総会津桐文庫


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