近代美術館工芸館の 松田権六展行ってきました。
松田権六さんは 当社の正面に私が生まれる前からかかっていた額 昭和天皇即位記念の大礼博覧会での 友功賞牌の審査官の最初に名前があげられている人としてなじみがありました。
私子供のころから
この一番最初に書いてある 松田さんは
このころこそまだ若かったから 最初に書いてあるけど
最終的にはこの人が・・・
と 聞かされて育ちました。
今日年表見ますと 明治29年生まれ
昭和三年には まだ30代前半
やはり若くして頭角を現していたことになります。
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近代美術館工芸館は 乾門の前を入ったところ
乾門は 宮内庁へお納めがあるときに 業者の車が入る門で
なじみのある門です。
建物は 旧近衛師団司令部の建物
風格があります。
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今回の展示は 飾り棚のようなものが少なく
足ものや 棗とか多かったのはありがたいところで
家具屋的には 飾り棚とかあると その出来とか
デザイン性とかに目が行ってしまって
どうも視点がぼけてしまうものです。
作品的に 松田権六さんの作品は
精緻 で 風情があるという感じで
とても好きな作品群です。
漆芸なわけですが
作品のタッチは ほかの工芸に通じるところがあります。
とても お勧めです。
それと わたしも 普段からいい器使いたいな と
そう思います。