伝統工芸 桐たんす と ともに歩む

伝統工芸桐たんす屋
桐たんす 相徳 四代目のページです。
伝統工芸関連の情報交換の場になればいいと思います。

ミュンヘン 見てきました

2006-02-10 00:55:07 | 映画
私 学生時代には 世界史の先生になろうかなと思ったこともあるので
普通よりは ちょいと歴史強いほうです。
入試も英語の不出来を 歴史でカバー。

日本の若者には あまりイメージされない歴史の事件なのかなぁと思うと
なんだかそのことが寂しいというか 悲しい気がします。

映画とは少し離れますが
昔 知り合いの方と飲みながら話していて ずいぶん前ですが・・

たまに当たった兵隊は つかえない という話を聞いたことがあります。
中国へ戦争に行った方。

兵は みんなどこかしらで自分は運がいい 自分には弾は当たらない
たとえ隣で当たってしんでも 自分には当たらないと そう思っているもんなんだ。
だけど実際そんなことなくて 当たるものは当たる。
だからそれを知ると もう怖くて 顔なんか出せない。
その気持は伝染するから 前線から下げるんだ。 と・・

実際に人を殺せとか考える人は 
自分が当たることがない人だから考えられるのでしょうね。
戻ってくる人はいないんですか?

戻してくれと志願して戻ってくるのはいるが
これはこれで 死ぬ気で戻ってくる。
それはみんな生きて帰りたいのだから ある意味で迷惑だったりするんだ。  と

弾に当たった痛さは 当たらないとわからないよ。
痛いなんてもんじゃない。薬も満足にないのだから・・・

-------------
戦争は ほんとに悲惨ですね。

なんで もうすこしだけでも 相手のこと 人のことが
思いやれないのか想像できないのか

そうしたところが 人類何千年たっても 改善しない
さみしいことです。