伝統工芸 桐たんす と ともに歩む

伝統工芸桐たんす屋
桐たんす 相徳 四代目のページです。
伝統工芸関連の情報交換の場になればいいと思います。

昔の人もいろいろと考える

2012-01-29 14:59:47 | 桐たんす

桐たんす屋の 専門的な話ですが

 

 

画像は 昔の桐たんすの 重ね口 棒通し部分の画像。

穴が開いていて かぎのようになっています。

回すと かぎのように出て 重ね口のダボのようになります。

ということは 重ねないで使う時には上を平らにできるというわけで

それなりには便利。

名案といえば名案ではあるわけだけれども 

広く普及はしないなぁ・・ 

現在であれば 他にいろいろ考え方もあるしなぁ・・と

ですが 昔から いろんな人がいろんなことを考えてるよなぁ と

そういうのを見るのは 私 すごく好きです。

時代の変化があるから 今であれば こう考えるな とかとか

いろいろと頭をめぐらせます。


池袋東武 伝統工芸後継者展

2012-01-27 19:20:58 | 展示会情報

2012年2月1日まで

 

 

東京都伝統工芸後継者展といっても 5業種 なので

グループ展のような感じですが

こういうほうが実は話がしやすい。いろいろ聞けるものです。

手描友禅 村山大島 彫金 銀器 鼈甲 であったと思います。

顔出したのが7時過ぎ。 

このぐらいの時間帯は いろいろと話を聞くにはベストだと思います。

 

 


芝家具協会新年会

2012-01-25 17:49:24 | 仕事のなかで

24日は 芝家具協会 新年会

 

 

芝の浜の感じですね。

芝は 明治の初めからは 洋家具発祥の地

そもそも職人の多かった土地柄です。

家具の製造業者が数多くいました。今はさすがに少ないけれども・・

昨日話をしていた Sさんや Kさんも代々の家具屋さん

そして 小学校の同級生 長い付き合いのいろいろを聞いているのが面白く

もうその同級生の時代からで 55年だそうで

そういう付き合いがとてもいいです。


tobi かっこいいなぁ と思う

2012-01-23 18:01:48 | 仕事のなかで

東京都家具工業組合の有志の方が参加されている

東京商工会議所の支援を受けている ジャパンブランド事業の tobi は

現在 パリでの展示会に参加中

 

 

画像は 中心的メンバーの 日信装備の 座間社長

http://www.nissinsohbi.jp/

 

かっこいいですなぁ

tobi のHPはこちら 

http://www.tobi-tokyo.jp/

 

日本 東京の家具で パリまで打って出ていく

その心意気からして たいへんにいいぞ と思っています。

 

 


割りばしから車まで

2012-01-22 17:32:08 | おじさんの日常

秋岡芳夫さんの本の題名ですが

割りばし 最近はほんとに使うことが少なくなって

その昔 組合で中国の工場見学に行ったとき

中国の人が割り箸使うようになったら どうなっちゃうんだろうねぇ と

そんな話をしていたのを覚えています。

そして 7-8年前に 北京に行ったときには

ほんとに中国でもかなりの割合で 割りばしになっていて

すごいなぁ 割りばし足りなくなっちゃうよなぁなどと そんなことを思っていたら

ここ数年でほんとに割り箸使うことが少なくなって

飲食店は ほんとに割り箸少なくなりました。

慣れればそれはそれで構わないといえばかまわないわけで

実際のところ 箸先が 唇に触れることは 日本人としては けっこう稀ですからね。

ましてや 箸の先をかんだりということは まぁ ほんとにあることではありません。

では 昔なんであんなに割り箸大量消費していたのかなぁ は

もったいないといえばもったいない。

本来 割りばしは 木の有効活用として 無駄なく使うためのものであったはずなのが

大きい太い木から 一気に大量に作った方が効率がいい と

そういうことに押されてしまった。中国で量産するという話からなのでしょう。

となれば 中国で自国で使うとなれば 輸出にまで回せません。

落語時そばでも 昔は 割りばしか いいねぇ というところがあったのが

最近では そのフレーズも使われなくなりました。

永く使う 有効に使う が 基本。

家具も当然 永く使う。 材を有効に使うが基本。

要は 捨てずに 永く使えるものを買う。永く使うということなのだと思います。

 


晴れ着の収納には 総会津桐衣装箱

2012-01-09 17:00:01 | 桐たんす

晴れ着 の収納には 桐がよいです。


晴れ着 一式をしまうのであれば
衣装箱でいいです。

桐の衣装箱でも ネットで探しても ずいぶんいっぱいでてきます。

ある意味 値段で勝負のところもあるので
いろいろな値段のものもあって 安いのもあるわけですが
中身の入れるものの値段からして そこのところは安心してしまっておこうと思ったら
すこしは奮発しておいていただきたいと思います。


一式きれいに収まります。


http://www.aitoku.co.jp/kougeihin/isyoubako.html







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東京都伝統工芸品展

2012-01-06 00:06:23 | 伝統工芸

 

新宿高島屋 11階 催事場 10日まで 

画像は 実は携帯のバッテリ 上がりそうになっちゃったので 
小川さんの奥さんのとった画像を借用してます。 

東京都伝統工芸品展は 東京都が公式に行っている催事で 
いわゆる職人展とは違うのです。 
ここ大事です。 

今日は顔出してきて 新年のご挨拶 
年の初めに 顔合わせて 今年もよろしくと 挨拶するにはいい機会です。 

それぞれの工芸品の実際に携わっている人が番をしているので 
かなり突っ込んだ質問をしても答えてくれます。 
じっくりと聞くのであれば 比較的お客さんのいない時間帯が望ましいので 
夕方以降などがおすすめだと思います。 


幕末太陽傳みてきました。

2012-01-04 12:14:42 | 映画

 

映画の題名と おおよその中身は見たり聞いたりして知っていたのだけれども 

見るのは全くの初めて。 
デジタル処理をされていて 画像の痛みやかすれは感じません。 

1957年の映画なそうですが 古さを感じない よくできた映画です。 
確かに細かういろいろ言えば古さというか 今の流儀と違うところがあります 
しかしそれはあまり問題ではありません。 
ある意味 行き届いているところは行き届いている  
しっかりしているところはしっかりしている映画です。 

出ている役者さんが おぉ~ あの人の若い時なのか は かなり驚きます。 
懐かしかったり。 金子信夫さん あのころからそういう役なのとか・・ 
岡田真澄さん なんか V6の 岡田君に感じが似てるなとか 
小林旭そういう風だったのとか  

時代 出ている人物 町 落語とかに愛情を 造詣の深さ感じます。 

居残り佐平次 品川心中 三枚起請 文七元結 お見立て とかとかの話が 
うま~く 生きているものね。 

タイトルバックの品川の町 八つ山は大変に興味深い ほぉ~ と見入ってしまって 
ロールをしっかり見ていなくて 
エンドロールは え あぁこの時代はエンドロールこんなものなのね 
で もっと どんな人出てたのかとか確認したかったものです。 
井上昭文さんとかも出ていました。