秋岡芳夫さんの本の題名ですが
割りばし 最近はほんとに使うことが少なくなって
その昔 組合で中国の工場見学に行ったとき
中国の人が割り箸使うようになったら どうなっちゃうんだろうねぇ と
そんな話をしていたのを覚えています。
そして 7-8年前に 北京に行ったときには
ほんとに中国でもかなりの割合で 割りばしになっていて
すごいなぁ 割りばし足りなくなっちゃうよなぁなどと そんなことを思っていたら
ここ数年でほんとに割り箸使うことが少なくなって
飲食店は ほんとに割り箸少なくなりました。
慣れればそれはそれで構わないといえばかまわないわけで
実際のところ 箸先が 唇に触れることは 日本人としては けっこう稀ですからね。
ましてや 箸の先をかんだりということは まぁ ほんとにあることではありません。
では 昔なんであんなに割り箸大量消費していたのかなぁ は
もったいないといえばもったいない。
本来 割りばしは 木の有効活用として 無駄なく使うためのものであったはずなのが
大きい太い木から 一気に大量に作った方が効率がいい と
そういうことに押されてしまった。中国で量産するという話からなのでしょう。
となれば 中国で自国で使うとなれば 輸出にまで回せません。
落語時そばでも 昔は 割りばしか いいねぇ というところがあったのが
最近では そのフレーズも使われなくなりました。
永く使う 有効に使う が 基本。
家具も当然 永く使う。 材を有効に使うが基本。
要は 捨てずに 永く使えるものを買う。永く使うということなのだと思います。