伝統工芸 桐たんす と ともに歩む

伝統工芸桐たんす屋
桐たんす 相徳 四代目のページです。
伝統工芸関連の情報交換の場になればいいと思います。

金具は 生で見るとたいへんによい

2006-09-29 22:33:48 | 桐たんす
金具は種類が すごく多くて
かつ どんどん増えたり できなくなるものがあったり

すべての種類を ごらんいただくことはできないことなので
カタログとかになってしまうわけですが

実物は やはりたいへんにいいですね。

画像は 相徳としては 久しぶりにお受けした金具。
お客様にお選びいただきました。

派手すぎることもなく かといって 地味でもなく
ちょうどいいぐらい。
とてもいい金具ですね。




桐たんす 相徳

桐たんす 相徳




東京家具団体合同講演会

2006-09-27 23:17:46 | おじさんの日常
毎年 行われている 家具団体合同講演会

今回は 櫻井よしこさん。

まぁ 講演の感想は ともかくとして・・

家具業界全体をあつめて 講演ですので
もっと いろいろと ほかの人と話ができるといいのですけどもね。

顔に見覚えがあるものの 誰だっけかが多いので
ちょっと一言できるといいのですけどもね。

 

格差社会ということで言えば

2006-09-25 00:23:47 | 伝統工芸
格差社会が とか 格差の固定化が とか言われる世の中ですが

うちは たんす屋 だから ある意味家具屋。
家具屋は昔から ある程度の面積が必要な商売であって
積み下ろしとかもあるから ある程度の道幅に面している。

これは 製造であっても小売であっても
これって 今から東京で新たに始めるって 至難の業ですよね。
やりたいという気持がある人がいても とてもできるものではない。

一方で 親の後ついでだと やれちゃうわけですから
格差の固定化といえば もう格差の固定化ですよね。
親の後ついで 家具屋になって 家具屋から貸しビルやさんへ
も けっこうおおいものです。

それは悪いことではないですが
一方でやりたいと思ってやれない人がいて
一方で やらないで ほかに変える人もいるわけです。

気になるのは 今まで 会社の人がやっていたことが
規模の縮小 自分でやるとなったら 
実力を養っていなかったという人がいることで
あぁ~~れま ということがあることです。

自身4代目なので えらそうにいってるようではありますが
自分が恵まれた環境にいるということは 自覚して
それに見合った努力 や 知識を身につけないとねということです。

新たにはじめようと思う人に対しての 支援とかがなければ
はじめられないものだし
一方で 本筋と外れたところで 新たにはじめられると
それはそれで 肝心なポイントが外れます。

もっとも たとえば政治の世界とかも
みんな何代目だか。
子供のころからの教育 薫陶を受けた結果と考えるべきか
はたまた いろいろと恵まれた環境で育って
苦労を知らないと考えるべきか どちらなのでしょうか。

出口のない海 見てきました

2006-09-22 23:07:18 | 映画
原作も読んでいます。

原作を読んでいると 映画
どうしても物足りなさを感じてしまいます。

それは 原作 数百ページあるのだから
それを2時間でまとめるのは大変でしょうね。

私 実は 潜水艦映画大好きです。
潜水艦映画のよさは 暑苦しさ 緊張感 男の汗のにおい 無精ひげ

どうも まずその点が・・
暑くて 発電量を抑えるから 薄暗い中で じっと静かに耐える
上の駆逐艦があきらめるまで じっとしている

それが 潜水艦映画なのだけど・・

それと 死ぬところだったんだぞぉ~~ と 上官が殴るというのが
それはあんまりだよ。
それでは 映画全体の 論理が成立しなくなっちゃいますがな。

敵の姿を見ていない 敵としての相手を観念でしか捕らえていない
だから・・ 一度もみていないものが
いきなり特攻してしまう というそこが ポイントの一つなのに
そこが 描き足りないかなぁ
そのせいで 最後が なんかちょっとなぁ という感じになってしまいます。 

ためしてガッテンで 感想

2006-09-20 20:58:55 | おじさんの叫び
シックハウスについて特集でした。

うーーむ。 さらっと見てしまうとなんか 家具が悪者のような取り上げられ方で
というか 表現になってしまってちょっと困りものですね。

実は シックハウスでは いろいろと問題になっている事例を見聞きしていて
(うちの商売とは直接関係ないのですが 一応 家具屋ですから・・)

新築の家に引っ越したら調子悪い
これはシックハウスだということで 建築業者に相談
では計ってみましょうということになったら それほどの数値が出ない
で 家具から計ったら こっちのほうが多い
原因はお客さんの家具ですよ と主張する建築業者
だって 前の家から使っていた家具で
今までそんなことなかったのに 納得が行かない とか
そういうもめる事例もあるものです。

一定の水準以上の家具であれば 別段建築用と比べて
ゆるい基準のものを使っているということもないので
家具ばかりを悪くいうのはなぁと思います。

それにしても 合板は ホルムアルデヒドあるし
普通の家具は 引き出しの中は湿気こもりやすいし
やはり 桐箪笥がいいのですよという結論になります。

ホルムアルデヒドは 退色させる力もあるので
シックハウス 健康被害以外にも問題があり
鮮やかなきものの色が 飛んでしまうということもあります。

PRするということ

2006-09-19 23:38:25 | 桐たんす
何度も書いていることのように思いますが・・・

私たちは桐箪笥を製造・販売しています。
インターネットで 桐箪笥を販売しようとするならば
検索エンジンで 桐箪笥を検索することになります。

つまり 桐箪笥に関心がある人が 桐箪笥を検索するわけで
桐箪笥だと思わない人は 検索をしません。

私たちは 長火鉢やキセルは 当然の単語として認識しているので
長火鉢やキセルを検索語とすることができますが
知らないのであれば 検索語とすることはありません。

ここで 二つの問題が提起されます。

検索語として検索されなくなる状況から
いかに多くの人に検索語として入れてもらえる状況にしていくか
もしくは いかに関心を持ってもらえるようにするか。

もうひとつは 検索されたときに
きちんとした内容のページが検索されるか。
そこで やっぱり通販 といったものであれば
業界全体に いい影響はありません。
いかに 一定水準以上のものを 見てもらうか。

はじめて そこからが競争だと思います。

もっと 桐箪笥の業者は 世の中にアピールしていかなければいけないし
いままで 多くの業者が デパートに頼りすぎてきたのだと思います。

桐箪笥に関心のある人を対象としては
もっときちんと 競い合うべきところで競い合うべきで
志を それぞれ高く持って 競争していくべきだと思います。


長火鉢 どうこ

2006-09-18 23:30:26 | おじさんの叫び
土曜日に たまたまラジオを聴いていました。

永六輔 土曜ワイド
子供のときに 受け持っていた仕事 ちょっと違うかもしれないけれども
そういったテーマ。

ランプのホヤの掃除。

となるとこれはかなり年配の人で 私たちの世代ではないですね。
それでも 私たちもキャンプしたりしましたから
やっぱりたまには ホヤも 掃除しないといけませんから
ホヤ 言葉としてはわかります。
いまの ランタンは ガスだったりするので
昔のランプに比べると まるで汚れません。

ラジオで一緒に出ていらしたかたがたは ホヤ わかってなかったです。

で 長火鉢が という話になって
一緒にラジオに出ていた女性陣は 長火鉢がわからない。
長火鉢がわからないから どうこ(私も漢字に自信がない)など
何のことだかさっぱりわからない。

なんと キセルもわからない。

まぁ 知らなくっても 生きていくのにそれほど困らないでしょうけども・・

何年か前に 港区産業文化展に 桐の火鉢もって行ったときにも
小学生に先生説明してましたからねぇ

さて 横浜高島屋 伝統的工芸品展で 江戸指物
長火鉢売っていました。

やっぱりこうでなくてはねぇ。

ケヤキのいい長火鉢でした。

捜してたんだよぉ  ってひとがきっといると思いますよ。

どうこ 結構いい値段なんだよねぇ
とか 指物の木村年男さんと しばらくお話してきました。


しゃれ帯展へ

2006-09-17 01:08:41 | 展示会情報
明日まで開催のしゃれ帯展へ

手描き友禅の作家さん有志のグループ展です。

手描き友禅 は 絵なのだから そこには個性があります。
それぞれ 好きな とか 選ぶ題材も違うし
切り口も違う。 すごく面白いです。

画像は本田早苗さん。


携帯の画像で ぼけてしまって申しわけありませんが
この帯の絵柄は猫。

猫を題材にした 帯を何点も出されています。

画像の猫は 窓辺に座って 後ろを振り返っています。
情景が浮かんできそうな図柄です。

MIXI  私もやっているぐらいだから・・

2006-09-15 12:15:30 | 桐たんす
MIXI 昨日上場で 値段もつかないという大盛況だそうで
すごいですねぇ。。

私も 実はやってます。

東京の伝統工芸 と 桐たんす の コミュの管理をしています。

時代は こうした流れにさらに加速がかかるのではないでしょうか。

勢いで ”桐たんす 相徳”の コミュニティも 先ほど作成いたしました。




桐たんす 相徳

桐たんす 相徳




オフ会に関する考え方 2

2006-09-11 19:51:27 | オフ会
前回 ネット環境にない人にも
こうした世界があるのだと触れてほしいと書きました。

伝統工芸関連の世界は ある意味では ネットと触れる機会のある世界で
伝統工芸 行政もかかわって 保護育成 
広く世の中にアピール それにはインターネット HP と
もう きわめて短絡的です。

とりあえずホームページ  では何も広がるわけではありません。

それでも うちには ホームページあります
やってますと そういうことで
伝統工芸の関連の本流ちかくのところでは 
検索して 名前がかすりもしないというところはまずないのではと思います。

しかし ホームページ持ってるだけじゃ駄目なんだよね。

でも どういう世界が広がるのか イメージができない
そのイメージを なるほどなぁ と 感じてほしいということです。

それが有機的な結合につながれば たいへんにいいことです。