図書館に予約していたのですが
やっと、やっと順番が来ました
厚さ3センチ
ページ数588
一気に読みました
池井戸潤さんワールド
引き込まれました
少し前これも図書館で予約して随分待って読んだ
「羊と鋼の森」
2016年の本屋大賞第1位
というので期待したのですが
今一でした
やっぱり好みというのがあるんですね
波乱万丈
ワクワクドキドキ
山あり谷あり
涙あり
そして勧善懲悪
こういう筋書きのものが好きです
「陸王」
100年の老舗の足袋製造業者「こはぜ屋」
先細りする足袋の需要
何とかしなければ
担当銀行員の坂本のアドバイスもあり
新規事業を考え始めます
地下足袋も作っていた宮沢社長は
足にぴったりとするランニングシューズに目をつけます
金はない、知識もない、ないないづくしからはじまった新規事業
ここからが池井戸潤の真骨頂
カリスマ経営者ではない宮沢社長にこれでもかこれでもかと試練を与えます
しかし宮沢社長の周りに素晴らしい人材が集まり始めます
それはまさに赤い糸で結ばれていたかのように
プロの陸上選手とシューズ会社の関係なども面白く読みました
これから、マラソンや駅伝を見るときにシューズに絶対に目がいくと思います
この本を読みながら
テレビ化するなら宮沢社長は誰がいいかな~
阿部ちゃんがいいけど、下町ロケットの社長だし
と思っていたら
何と役所広司さんで10月から日曜劇場でやるんですって
じゃあ、あの頑固な経理の富島さんは?
特許をとった飯山さんは?
陸上選手の茂木君は?
そしてあのシューズマイスターの村野さんは?
うわ~楽しみです
何かいい本読みたいな~って思っていたら
この本、お勧めです