今日の天声人語にこんなことが
落語家の柳家小三治さんの枕で
「ほんとにいい年だったよ。
年が替わるのがもったいないくらいだよ」
とみんながにこにこするような年が記憶にある限り一ぺんもありませんでしたね、
あたしの性格がわるいんでしょうか
確かに、私も性格が悪いのかそんな風に思う年はなかったような・・・
でも、家族が健康で無事に1年を過ごすことができさえしたら
これに変わる幸せはないのですね
天声人語の中でもうひとつ紹介されていました
写真家の斎藤陽道さんの話し
いつもどこかに出かけていた生活が一変
そこで、戸惑った末に、庭の草をむしり、ヒマワリの種を植え
子ども達の背を抜いていく姿を撮り続けたそうです
その数か月を「よどむ日々を浄めた時間」と表現したそうです
私も、コロナ禍で、タンスの奥にしまい込んでいた布を引っ張り出して
マスクを作ったり
これまたしまい込んでいた刺繍糸を出してマスクに刺繍したりしました
お知り合いの年配の方々が、美容室にも怖くていけなくて
髪が伸び放題となげいているのを聞いたので
しまい込んでいた毛糸を出して帽子を作ってあげたりしました
コロナがなかったら、二度と陽の目を見なかっただろうこれらの手芸用品が
色んな形になりました
今日も東京の感染者数に、息子たちが心配になります
今日の、新聞のコラムに瀬戸内寂聴さんが
孤独も苦しみも、永遠には続きません
と書かれていました
数えで100歳を迎える大先輩が言うのだから間違いないでしょう
コロナの恐怖も永遠には続かない!!!
来年の今頃、
心配したけど、いい年になったね~
ハハハッハ
と大笑いができますように・・・・・
ブログを通じてといえど長いおつきあいになりましたね。
このところ時代小説を読むことが増え、tamiさんの影響だと、レビューも楽しく読ませていただいてます。
「おけら長屋」も、もうすこしで図書館から借りられそうですし、これからもいろいろご紹介くださいね。
「普通が幸せ」の良い一年でありますように・・・
明けましておめでとうございます。
年賀状のお二人の写真、ハズキルーペでじっくり拝見しました。(笑)
一度もお会いしたことがなにのに、こんなに長くお付き合いが続くなんて本当に驚きです。
今年もよろしくお願いします。