一日、
午前中、病院にいって薬をもらう。血圧は、120と85で安定している。ストレスでか、胃が痛いことをつげておいた。一応、胃腸薬で何とかなっているので、特別な薬はもらわず。
2時に、車で京都の大学へ。教育学部の図書室の方が、官用車用の駐車場を確保してくれていた。2時45分から講義(障害児教育の教育課程論)。
この学部でも、4回生がはしかを発症していたらしい、「はしか」との関係で、前回の聴覚障害に戻り、風疹聴覚障害児のことを、山本おさむ『遙かなる甲子園』に関連して話す(準備不足で、「風疹はどこから来たのか」と基地の問題を強調する「遙かなる甲子園」のマンガの部分の資料がないのが残念)。ついでに、「ちはるとちえ」のビデオを見せようとしたら、それは別の授業で見たとのこと(ちぇ!)。
「ちはるとちえ」をとばして、次にすすむ。障害の重い子どもの教育的アプローチとして「訪問教育」をとりあげる。在宅訪問教育のビデオ(明日の福祉)をみせる。このビデオにでてくる、「タク君」は、はしかの菌による亜急性硬化性全脳炎。これまた、「はしか」つながりであった。
亜急性硬化性全脳炎(subacute sclerosing panencephalitis、略称:SSPE)
この病気は麻疹に感染後数年してから発症し、ゆっくりと進行する予後不良の脳炎である。麻疹に罹患した人の数万人に一人が発症するといわれている。まれに予防接種でも発症することがある。
「はしか」と「風疹」は同じだと思っていたが、そうでもないようだ(「風疹」は「三日ばしか」で、「はしか」は「麻疹」)。
講義を終えて、図書館にいって、恩師の集めた資料を点検して、一部を持ち帰る。随分ある。金曜日の11時にまた、作業をすることとするが、ちょっと金曜日だけでは終わりそうもない。
夜、K養護学校の先生から電話があって、3日に急遽発言のために大阪に行くことになった。1日が、図書館の搬出作業。2日が東京で障害者協議会の協議委員会、それで3日の大阪での集いだからちょっとハード。