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ちゃ~すが・タマ(冷や汗日記)

冷や汗かきかきの挨拶などを順次掲載

ボストン近郊に行く

2008年08月31日 10時55分46秒 | 日記
朝、先生方2人が帰るのを見送り、その後、残ったものが大学の状況などを話をした。パッキングなどをする。
11時にチェックアウトをして、スティーブとケリイにつれられて、彼らの家にたちより、その後、チーズ工場で味見。そうこうしているうちに、ボストンに出発となった。高速をとばして、マサチューセッツへ。

昼には、日本料理屋にいって、日本食をたべる。牛丼という名の、すき焼き丼が出てきたりした。醤油も少し違う。トンカツランチをたべたがイマイチ。
ニューイングランドのOSV(イングランドからの植民してきた頃の町並みを再現したムラ)にいく。集会所や学校、水車で製材しているとことなどがあった。ホテルは、Hamptonというところにチェックイン。綺麗な部屋である。インターネットのランも来ているので、早速メール。こんどは、大学のアドレスが使えた。

6時半から、ディナー。Thanks givingの大量の食事が有名なところ。ワインも飲んで、ゆっくり食べた。9時半にホテルに帰る。ステーブとケリイがいろいろ話をしている。日本にも来たいといっていた。

明日は、ボストンに行って、空港の近くのホテルに行く予定。もう帰ることになる。

朝、観光、昼からデスカッション

2008年08月30日 11時45分44秒 | 日記
朝は、観光。ショップをいろいろまわる。
チョコレートショップ、メープルシロップのカントリーショップ、サンタの家などなどにいく。

昼食後、ランドマークカレッジにいって、新入生のオリエンテーションを見学。その後、研究所にいき、ステーヴと会って、研究所の研究の話を聞き、日本の漢字ソフトの動画をみながら、学習障害について議論する。RTIの話もでる(インターベンションに対応する学習障害のアセスメント)。いろいろ専門用語が飛び出すので大変。

ステーブとケリイの夫妻に招待されてディナーを食べて、話をいろいろする。
明日は、ホテルを引き払って、ステーブにつれていってもらってボストンにいくことになった。

小学校でのインクルーシブ教育の見学

2008年08月29日 11時21分48秒 | 日記
今日は、小学校を訪問してアメリカンのインクルーシブな教育環境をみてきた。かなりたくさんの障害がある、ないし特別なニーズを持つ子どもがいた。

まずは、5年生のところから。ここには、知的障害の子どもがいて、補助員さんが暮らすの中でついて教えていた。その他、ちょっと変わった子が1人。4年生には、2人が、特別な時間割でリソースルームに行く子どもがいた。先生が、リソースルームに行って読みと算数の学習をする時間を机に書いてあげていた。3年生は、ADHD傾向の子どもが8人もいるということだった。その内、3人が薬の処方を受けているということだった。この学級には、特別支援の教師が入って援助していたが、その他に1名の補助がいた。明確に援助の必要な子どもについていたが、その他の子達もわからないと言う中で、みんなに指導を入れていて、支援の必要な子どもはほっとかれていたようだ。2年生のところでは、学習活動の一方で、個別に読みの検査が行われていた。先生は、3人は特別なニーズをもっているといっていた。リーでイング・サポートの先生と懇談することができた。特別教育ということではないが、学年の2年以内の遅れの子どもに対応するCFGのプログラムがあるということだった。
全体として、学級規模が20名前後ということと、多様で柔軟な教育がそれぞれの先生方のやり方でおこなわれていること、また、特別教育の教師や学級補助のエイドがいること、リソースルームやラーニングサポートルームがあることなど、かなり充実して対応できていると感じた。
その意味で、インクルーシブな教育環境についてもっと考える必要があると思っている。これは、特別支援教育だけでは担えない課題で、学校教育全体のあり方の問題であると思った。

午後から、買い物。その後、ランドマークカレッジ新入生の保護者のオリエンテーションの見学。質問がいっぱい出ること出ること…。

夕食は、アリシアさんの旦那さんのスコットさんと娘さん・息子さんと一緒に食事をした。ビールを飲んでしまって、いっぱい食べた。ちょっと大変…。

ランドマークカレッジの学長・代表副学長とあう

2008年08月28日 12時14分32秒 | 日記
朝、ランドマーク大学の職員の会議とセミナー。ユニバーサルデザイン教育の話を聞くと言うことだったが、どうも講師が交通事故などの関係で遅れるということになったようで、そのセミナーはパス。
カレッジの中を案内してもらう。カウンセラーさんの部屋(6人いる)、その後、図書館へ。学習障害の各種の雑誌などがおかれているし、ビデオもある。
寄宿舎棟へ、棟の1階は教室やコーチングの部屋となっていた。寄宿舎は2階部分で、個室になっているようだ。棟から出ると、昨日、いろんな話をしてくれた学生が看板を抱えてやってくるので、何かと尋ねると、明日の新入生歓迎の行事に使うプラカードということだった。メンターとしての役割と集団の形成ということだろう。一緒に、写真を撮ってもらう。
食堂にいって、食事をしつつ、寄宿舎の舎監のひと(residence dean)や寄宿舎指導員(residence assistant 各棟に3人ずつ)と話をきく。親御さんとの関係や親離れをさせていくことなどの苦労を語ってくれた(ヘリコプターペアレントの話)。昨日の学生さん達全員と写真を撮ってもらう。
午後から、テクノロジーの話を聞く。読み上げソフトや音声入力装置について話を聞く。テキスト化されたものだけではなく、イメージのファイルはと問うと、それはリハビリテーション法によってアクセスできる形態にしてよいということなので、別の場所でそれをやっているということだった。次に、図書館のデジタル化の作業を説明してもらう。これはやはり専属の人が必要だ。
最後に、学長室で、学長と代表副学長と会って挨拶。まえから色々いわれていたので、緊張して、話がうまくできなかった。人事をめぐって色々あるようだ。

ホテルに戻り、近所を散策がてら、買い物へ。帰って、ホテルの食堂で食事を適当に場所をかりてとる。反省会と称して、一緒に来ている人といろんな話をする。協会った話などの振りかえりはあまりない。日本の話ばかりで、日本にいるような感じ。10時半に部屋に戻り、メールチェック。

英語の力が本当に落ちている…愕然

2008年08月27日 11時28分40秒 | 日記
英語の力が本当に落ちていることを実感させられた一日(はじめからあまりないのだが…)
ランドマーク大学の学内を案内していただいたり、メンターの講習会を見学したりした。昼食を取りながら、学生部長さんの、寮生活のことなども含まれた話をきき、学生さんたち4人からいろんな経験を聞かせていただいたりした。ショップで本の買い物もした。いろいろ魅力のあるものもあったが、ここでしか買えないものがあるので、買っておいた。
午後は、小学校の見学をした。今日は、新学期が始まる前の、顔合わせ。キンダーから5学年までの教室を見た。それぞれに机の配置や教材や教室運営が変わっていることを伺わせるものだった。学年によるということもあるが、それだけではなく、担任の教師にもよるということだった。リソースルームもあったし、リーディングサポートの部屋などもあった。
その後、いろんなショップに連れて行っていただいた。チーズもかった-これは飲み助用。サパーは、中華料理。ゆったりと流れるコネチカット川をみながら、夕食。ちょっと食べ過ぎた。昨日に続いて、セーブするが、それも限界がある。
帰りの車の中で、寝てしまった。
つかれて、帰って、メールチェックすると大変。「推薦状」を書くといっていたのをすっかり忘れていた。締め切りが、9月3日必着らしい。ということは、9月2日に帰ってから書いても、どうしようもないということだ。メールがあって、がつんとやられたという感じ。どうしようと思ったが、シャワーを浴びて、ごちゃごちゃと書いて、大至急でメールで送った。あとは、印鑑などは頼んであるので、K先生が段取りをしてくれることにすがりたい。
ごめんなさい

アメリカにきた

2008年08月26日 11時24分36秒 | 日記
12時間のって、デトロイトにつく。そこから、国内線で、ハートフォード空港にきた。そこで3時間くらいかかった。時差があるので、4時過ぎなのだが、ランドマーク大学のAliciaさんが迎えにきてくれていた。そこから近くだと思っていたら、コネチカット州をとおり、マサチューセッツ州を通り、そしてバーモント州にくる。
途中で、マサチューセッツ州にある、ちょっと、面白いお店ということで、ヤンキー・キャンドルというキャンドル・アロマの店に寄ってくれた。そこかしこに、いろいろな香りのキャンドルが所狭しとおかれている。女性陣はそこで、いろいろな買い物をしていた。男性陣は、その香り・匂いにちょっと辟易。
その後、古いアメリカンの匂いのするお店につれていっていただいて(Whately Inn)、食事をとる。一つひとつがとても多い。メインは半分をのこした。レコーディングダイエットをしているのだが、この旅行中に、それが壊れるかも知れない。それが心配。でも、胃が小さくなっているのか、やはり、たべられない。
ホテルの部屋で、ゆっくりすると、10時過ぎている。ホテルでは、無線ランがつきかえるのでラッキー。
今は、現地時間で8月25日の夜10時25分。日本時間では、26日になっていると思う。

遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)

2008年08月24日 23時06分58秒 | 
遙洋子『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』(筑摩書房)を読んだ。学問体験記としては面白いし、研究者養成の現場も臨場感をもって描いている。
帯には次のように書かれている。
「知る人ぞ知るケンカの達人・遙洋子が、そのケンカ道にさらに磨きをかけようと、東大・上野ゼミに入門。今、明かされる究極のケンカ道とは? フェミニズムの真髄とは? 格闘技としての学問に分け入り、心の中で「ドーン」という音がするほどの感動を味わったタレントの、涙と笑いの報復エッセイ」

言葉と技術と知識が必要ということだ!」

明日から、アメリカへ。ランドマーク大学の方々との交流。その支度をする。
夕食は、久しぶりにカレーを作る。スパイスを調合して、いためた。記憶力やアルツハイマーの予防にきくというターメリックを多めに入れた。そのスパイスをつかってのカレーはなかなかいけた。コンソメスープは3袋でよかったかな。

差異と平等の関係-ジェンダーの視点から

2008年08月24日 23時00分51秒 | 
差異と平等の関係についての一つの指摘。
J・W・スコット『ジェンダーと歴史学』(平凡社、1992年)での指摘に触れた。平等と差異の関係の関するものである。
「もしも平等の方を選べば、差異はそれとは対立するという考え方を受け入れざるをえなくなる。もしも差異を選べば、平等の達成は不可能だと認めることになる。(中略)平等を差異の対立物として捉えることによって構築されている権力関係をあばくこと、およびその結果として二分法的に構築されている政治的選択を拒絶することである。」

横山秀夫『第三の時効』集英社文庫

2008年08月24日 10時08分25秒 | 
山口への行き帰りに、横山秀夫の『第三の時効』を読む。
刑事、警察の強行犯へのアプローチを描く短編推理小説集。

沈黙のアリバイ
第三の時効
囚人のジレンマ
密室の抜け穴
ペルソナの微笑
モノクロームの反転

F署の刑事朽木は笑わない。
「沈黙のアリバイ」にはその由来が描かれている。
犯人を追跡のときに、幼児が飛び出し、その子をひいてしまった。
「二歳七ヶ月だった。耳の聞こえない子だった。父親の知れない子でもあった。」とある。母親から通夜の席で、「笑わないでください」といわれ、そういう母親に対して刑事の目で見つめてしまう朽木がいる。そのことが、トラウマになっている。

第41回全国手話通訳問題研究集会 in 山口

2008年08月23日 23時46分46秒 | 日記
朝、中原中也記念館に行く。若かりし日に、夭折したこの詩人の悲劇的な人生を記した本を読んだこと、「汚れちまつた悲しみに…」の詩は記憶の底に沈んでいる。

11時に山口市民会館に行く。第41回全国手話通訳問題研究集会の第2講座「法律と人権」シンポジューム「障害者権利条約に期待すること」
シンポジスト
田門浩(聴覚障害の弁護士)
安藤豊喜(全日本ろうあ連盟理事長)
玉村
コーディネーター
近藤浩一(手話通訳問題研究会副運営委員長・いこいの村施設長)

権利条約議連の原口氏は欠席

12時半から5時前まで、随分長いシンポジュームだった。会場も大ホールで広いこと。手話通訳の力量が問われるが、しかし、かなり抽象的なことを話をしているので、手話通訳も難しいのだろうと思う。そう思うと、自分で手話ができなければと思ってしまう。聴覚障害の方の手話やコミュニケーションの諸相をレベルに区分して見る必要があると思った。公共的な場での参加・利用、例えば病院、司法、銀行などでの手話通訳利用、日常的な職場や教育の場でコミュニケーションや手話保障、日常的なコミュニケーションが必要な暮らしの場でのコミュニケーション、それらに、手話通訳派遣(ユニバーサルに必要なもの)、合理的配慮として必要なことや職場や学校環境での日常的な手話の保障(肝心の場面では専門的な手話通訳者も必要)、暮らしの場でのコミュニケーション(夫婦とか、ろう者集団、その他)-例えば、ろう学校や寄宿舎もそれに準ずるものとかんがえられないか、この意味では特別な環境ということになるのかもしれない(特別な措置ともいえる、いやろう文化かもしれない)。
いろいろ考えさせられることが多かった。コーディネーターの方もよく考えておられる方で、優れているなあと思った。

集会の本屋によると、大阪で手話通訳をやっている昔の卒業生とあった。久しぶりで、とてもうれしかった。手話通訳問題研究会でも活動しているとのこと、もう若い人たちの時代だなあと思う。

帰りは、山口の社会福祉協議会で手話通訳をしている方におくってもらった。山口の手話通訳事情、特に高齢の教育をうけていないろう者の方々の問題に直面していること、その意味で教育が重要であることをしみじみと話してくれた。大学にも、聴覚障害の方が入られているとのこと、でも手話通訳と言うよりも要約筆記やノートテイク、音声入力の方式などが情報保障として提供されているというだった。インテグレーションが進んでいるので、聴覚障害=手話と言うことではない部分もあるようだ。この関係で、聾学校のことを聞いてみると、児童生徒数が少なくなっており、特別支援教育の中で、知的障害と統合になったりしているようである。寄宿舎も、この3月で廃舎となったとのこと。舎生がいないということになったようである。

新山口から京都まで、のぞみで2時間強。はやいものである。

山口に来ている

2008年08月22日 22時29分36秒 | 日記
午前中、明日の第41回全国手話通訳問題研究集会のシンポジュームのための原稿を作る。その他、資料などをプリントアウト。

午後2時半頃に家をでて、山口に。3時半ころに乗ったのぞみの中では、爆睡。新山口でおりる。山口は大雨。そこから小さな電車で、湯田温泉駅へ。雨が小雨になたので、歩いてホテルへ。ここには、中原中也記念館などもあるようだ。
ホテル(ホテルニュータナカ)にチェックインして、食事に出る。
部屋に戻って、メールチェックをしたり、テレビなどを見たりして、9時半頃に温泉につかりにいく(ちょうど雨)。少し、ゆっくりした。ホテルには、屋上の露天風呂もあるようなので、明日の朝はそこに行こうと思う。

明日は、山口の市民会館でシンポジューム(権利条約関係)。

本所次郎『高級官僚 影の権力者の昭和史1巻』(だいわ文庫)を読む

2008年08月22日 08時58分04秒 | 
本所次郎『高級官僚 影の権力者の昭和史1巻』(だいわ文庫)に目を通した。
官僚という視点から、戦前から戦後にかけての昭和史を描いたもの。これは、全4巻ものの第1巻。
逓信省から運輸省(今日で言う国土交通省)を担ってきた若狭得治を中心に描いている。
序章 政財官界を支配する影の権力者
第1章 若き超エリート官僚
第2章 戦時総動員体制
第3章 造船疑獄の闇
第4章 ヤクザと海運大不況

「オペラ座の怪人」に行く

2008年08月21日 23時26分05秒 | 日記
午前中、京大近くでOさんと会って、デジタル化について話をする。今日から、京都市内で教研集会なので、右翼の街宣車が怒鳴り声をあげて、列をなして威嚇行動をとっていた。

午後から、大阪駅近くの四季劇場での「オペラ座の怪人」を見に行く(学生割引チケット)。
1時半開演。前半が2時50分まで、幕間が20分休憩有りで、その後1時間後半。
日本語で聞くと、クリスティーヌも怪人も、葛藤を抱えるストーリーがわかった。悲しい物語だ。ブロードウェイでの舞台の方が本格的だし、舞台下でオーケストラが音楽を奏でていることもあって、舞台としてはよかった。四季劇場のは、音響などでカバーしているようなところがあって、すこし人造的な感じがした。でも、歌は、気に入っているものがたくさん歌われて、よかった。また、映画のDVDを見たくなった。
帰りに、大丸で、カレーのスパイスの詰め合わせをかった。

帰ってから、疲れたのか、テレビを見ながら寝てしまう。その間に、ソフトボールで優勝していた。