
朝、いつもより早く大学へ。A3で送られてきた校正紙を、B4に縮小してファックスで送る。なんで、ファックスにいれられないものを送りつけて、ファックスしろというのか!
その後、報告を書くが…教育課程論の授業で中断。今日は、小規模校の中で、障害児学級を少人数ではあるが温かい学級を追求してきた担任の話。自閉の子どもさんで、色のこだわりがある(給食も、白いものはイヤという-ごはんも、牛乳も…)。4年生の時の2分の1成人式(10歳)の時に、親御さんからも自閉症の事を手紙でもらって、子どもたちの生育史と重ねて、障害の話をしたという…去年の現職のMさんも2分の1成人式の話をしていたことを思い出した。10歳…この発達の節目の時を値打ちあるものにしなければとの思いから実践が進められているのだろう。
昼休みは、報告を書いていると、陶芸家のTさんが来て、干支茶碗をおいていく。1年に1回、この時期にしか合わない。今年の干支茶碗はスマートにできている。「いのしし」は2度目だが…。混雑をさけて生協で食事。帰ってからも報告書。とはいえ、2時半には非常勤先に出ていかなければならない。
非常勤先で障害児保育の講義。今日は、ダウン症のことを話題に…明治生命のコマーシャルから、「たった一つの宝物」へ。そして、それも組み込んだ、ダウン症の子どもと歩む親御さんのドキュメントを見せる。「たった一つの宝物」は知られているので、学生さんたちも興味深くVTRを見ている(「おかあが、ドラマを泣きながら見ていた」といっていた学生さんもいた)。授業評価アンケートをして、事務にいろんな書類を出す。
大学にかえって、科学研究費の書類を出し、いそいで部屋に。報告書書き…あと1時間弱(5時に締め切りだ)。やっとのことで、仕上げ、点検もせずに実践センター事務に提出。本当は、もう1本書くはずだったが…いろんな関係でもう少し吟味をする必要があり、あたためておくこととする。
5時から、附属で会議。
頭がへろへろで、なにをいっているかわからない状態

文書をつくると、話ができなくなるタチ。書けば書くほど、話ができなくなるようだ。文書もうまくって、話しもうまい人がうらやましい。
教育基本法改悪案を与党が参議院で強行。同時に、「防衛省」法案も可決される。「国家」が「社会」をゆがめ、「生活」を圧迫する…。
明日も、公開講座で大学へ