世田谷通り沿いで暮らすたまママのたまたま素敵な日々

兄ほっつんと妹えったんの育児日記など、気ままに書いております

上海堪能~万博~

2010-06-27 18:24:36 | たまたま素敵な今日
すっかり遅くなりましたが、上海に行ったときの話です。

旦那的に上海に行く目的は、『東洋のベニスといわれる庭園都市』蘇州と
『西湖で知られる風光明媚な古都』杭州に行くことだったそうです。
(by地球の歩き方)

しかし、蘇州に行こうと思った日の当日朝、上海駅で電車の切符を買おうとしたら
午前の電車は満席で売り切れ。午後発では観光に行くには遅すぎるので諦め、
この日は上海市内の豫園(江南様式の名園)に行きました。

さすがに上海で一番の観光名所と言われるだけあってかなりの人で賑わっていました。
THE観光地という感じでしたが、「これパクリだろ~」と思わずにはいられない
土産物が売られていたり、何やら着ぐるみがいたり、面白かったです。


【豫園】※あくまでも豫園

翌日は杭州に行くつもりで、前日のうちに早朝出発の切符を買っていたのですが、
上海南駅に行ったら電光掲示板に乗りたい電車の表示がなく、駅員さんに聞いたら、
「それは上海駅発だ」と。。

出発まで残り数十分。イチかバチかタクシーに飛び乗り、
上海駅で降りてダッシュし、1分前くらいに乗り場の入口に着いたものの、
駅員に「もう扉を閉めました。もう出発しました。」みたいに言われ、乗れず。。
結局、杭州に行くのも諦めました。

朝っぱらから疲れた私たちは、ケンタッキーフライドチキンで一休みし、
一旦ホテルに帰ってさらに一休みし、午後から田子坊と新天地を見て回りました。


【田子坊】※上海の中で割と新しい観光地


【新天地】※上海ではすでに有名な観光地

そして夕方から万博を見に行きました!
もともと行くかどうかは決めていなかったのですが、
郊外の蘇州と杭州に行かなかったため時間に余裕があったのと、
夜チケット(16時発売開始、17時入場可)だと家族連れが減る分、
多少は並ぶ時間が少なくて済むという情報を得て、
その作戦で行くことに決めたのです!

街中から万博行きタクシーを捕まえて乗り込み、
入場客が少ない傾向にあると聞いた1号門に行きました。
案の定、一応休日(日曜の夕方)であるにも関わらず
人がほとんど並んでおらず、快適に会場内に入場することができました。

ノープランだった私たちは、その辺に落ちていた
きれい目の場内マップを拾い、どこに行くか考えました。

1号門からは日本産業館が近かったのでまずはそこだ!と決め、
行ってみると、結構な行列。まぁ仕方ないので結局30分程並んで、
やっと日本産業館に入ったものの・・・。


【日本産業館】※外観は立派

ネタバレは良くないので詳細には書きません。
ただ、同じタイミングで入った周囲の中国人たちが
「早く出たいよう」という雰囲気だったのが無念でした。

その後、ドイツ館のソーセージがおいしいらしいということで
ヨーロッパのエリアに行ったのですが、当然のように
フランス、イギリスといったメジャーな国の館は行列だったので、
ルーマニア、フィンランドといった、知ってるけど
メジャーかというとそれほどでもない国の館に
10~15分程並んでは入り、並んでは入り・・・を繰り返しました。

なんせ、夜チケット。
会場が閉まるまでになるべく多くの館を見たい。

最後にはどこの国の館に入ったか、いくつの館に入ったのか、
よくわからないくらい、なかなかたくさんの館を楽しめました。

その中でも印象に残っているのがオーストラリア館。
どこの国も自国の自然や人々の暮らしや文化を紹介していたけれど、
オーストラリア館の紹介の仕方には躍動感がありました。
今まで何となく知っていた国だったけれど、
古い歴史もありながら、先進的なところも持ち合わせている、
そんな印象を持ちました。とても好印象でした。
オーストラリアに行ってみたくなりました。

たまたま入ったオーストラリア館で、
こんなにもオーストラリアの印象が変わるとは・・・。


【オーストラリア館】※皮肉コアラ?

そう思えば思うほど、日本産業館が来場者に与える日本の印象は
いかなるものかと・・・。いや、感じ方は人それぞれです。
きっと良く思う人もいるでしょう。いるだろうと信じたい。

次に印象に残っているのがタイ館。
雨が多い気候であること、そこでの人々の暮らしなどが、
五感で感じられる工夫がされており、気合の入った国紹介でした。

そんなこんなであっと言う間に遅い時間になりました。
22時を過ぎると次々と閉館していくのですが、
館によってはまだしばらく開いているのもあり、
来場者は、あの館まだ開いてる、次で最後、これで最後、と
駆け回ってギリギリまで万博を楽しもうとしていました。
まぁ、私たちもその内の1組でしたが。

23時頃にはさすがにもうほとんど館が閉まり、空腹に。

夜ごはん、どうするか。時間も遅いし、足も痛いし、
結局、会場内のケンタッキーフライドチキン。



蘇州と杭州には行けませんでしたが、せっかく今中国で
開催されている万博を見ることができて良かったです。

みなさんも、ぜひ☆