
集合は18時半に両国西口。
1718年創業という獣鍋屋『山くじら すき焼 もゝんじや』です。
1718年とは凄いですね。享保3年ですよ。享保っていえばもう徳川吉宗の時代からあるってこと
大岡越前守が町年寄たちを集め町火消しについてのきまりを申し渡した年
ネットで調べたもんね。
店先にはイノシシの剥製もぶら下がってます。
山くじら(山鯨)とはイノシシのことだそう。
なぜそう呼ぶのかは、聞いたけど~記憶曖昧模糊。
今回の食事会には半年ぶりの参加者も含め男ふたり女ふたりの計4名。
鍋にしてはちょっと少ないけど美女がふたりもいれば将軍様もご満悦で御座いましょう。
注文したのは「いのしし鍋」「しか鍋」「鹿刺し」「鹿のたたき」「狸汁」


まず初めは「いのしし鍋」4000円(上の写真)
仲居さんが鍋を作ってくれるのかよく分からないので勝手に自分達で肉を放り込んじゃいました。
ダシ(割り下?)は味噌醤油といった感じかな。濃い目のダシです。
で、途中で仲居さんがやってきて野菜を入れてくれました。
やっぱり作ってくれるのね(^^;)
猪の肉は鹿肉に比べて脂身が多く、よく煮るとコクが出て美味しいんだとか。
なのでぐつぐつよく煮て食べてみる。
う~ん、猪の香り。
さすがに肉は硬いですが歯ごたえがあって、味が濃くて美味しい。
脂身までも猪の獣の味で濃厚です。これも美味。
味噌ダシとよく調和してますねぇ。
セリのシャキシャキ感が爽やかです。
ちなみにこの写真は「いのしし鍋」「しか鍋」2人前づつを平らげた後に追加注文した猪鍋。
女の子が一生懸命「牡丹のように」と肉を並べてくれました。
牡丹に、み、見えるかな? 笑
いや感謝感謝。
ここには「熊鍋」もあるってことだったんだけど~
「今年は熊が少ないので~」なんてことが書いてあって、
熊は食べれなかったです。。残念。


こちら「しか鍋」。
鹿肉は猪肉と違いほとんど脂身はないです。
これは仲居さんに全権委任したのですが、みんなで写真撮ってたせいで煮込み過ぎ、ボソボソな食感になってしまった。
レバーみたいな。
これじゃぁやりきれないので追加注文してリベンジ
お肉は赤身が消える程度に短時間煮れば良いようです。
こうすればお肉は柔らかいままだね。
猪肉のような獣の香りはあまりなく、味も淡白でクセがない。(先に猪食べたせい?)
美味しいけどスッキリした味わいって感じになります。
女性はこっちのほうが食べやすいのかな? おれは猪肉のほうが好みだけど。


こちら「鹿刺し」(写真左)と「鹿のたたき」(右)です。
鹿刺しは綺麗な紅色だぁ。

とにかくすっごい柔らかい。ふくよかで優しくてって感触。
噛んでみても一瞬モチッとするんだけどすぐ噛み切れちゃう。
味はクセも臭みもなくて新鮮な感じ。
馬刺しなんかだとよく生姜醤油で食べるけど、これはワサビ醤油がよく合います。
鹿のたたきは表面を炙った鹿肉を刺身にしてある代物。
加熱すると味が出るものなんですねぇ。
生よりも鹿の味が濃くなります。でもクセはない。
これはポン酢にモミジオロシがこれまた良く合って一層鹿の旨味を引き立ててます。
個人的には鹿刺しより美味しいかも。

こ、これが「たぬき汁」
さすがに狸は人生初です。
味噌仕立てなんですが、かなり山椒が効いた汁。
臭み消しのためなのかぁ? って思ってたら案の定…
狸の肉は1センチ角くらいに細かく切ってあります。
ぱくりっ。もぐもぐ。
く、く、くっ、クサイーー!!
これまで味わったことのない強い獣臭。
こりゃ、やたら山椒効かしてるわけだわー。
しかし、これもまた人生初体験てことで感動なのです。
開催:2005年2月26日
『山くじら すき焼 もゝんじや』東京都墨田区両国1-10-2
03-3631-5596
1718年創業という獣鍋屋『山くじら すき焼 もゝんじや』です。
1718年とは凄いですね。享保3年ですよ。享保っていえばもう徳川吉宗の時代からあるってこと

大岡越前守が町年寄たちを集め町火消しについてのきまりを申し渡した年

ネットで調べたもんね。
店先にはイノシシの剥製もぶら下がってます。
山くじら(山鯨)とはイノシシのことだそう。
なぜそう呼ぶのかは、聞いたけど~記憶曖昧模糊。
今回の食事会には半年ぶりの参加者も含め男ふたり女ふたりの計4名。
鍋にしてはちょっと少ないけど美女がふたりもいれば将軍様もご満悦で御座いましょう。
注文したのは「いのしし鍋」「しか鍋」「鹿刺し」「鹿のたたき」「狸汁」


まず初めは「いのしし鍋」4000円(上の写真)
仲居さんが鍋を作ってくれるのかよく分からないので勝手に自分達で肉を放り込んじゃいました。
ダシ(割り下?)は味噌醤油といった感じかな。濃い目のダシです。
で、途中で仲居さんがやってきて野菜を入れてくれました。
やっぱり作ってくれるのね(^^;)
猪の肉は鹿肉に比べて脂身が多く、よく煮るとコクが出て美味しいんだとか。
なのでぐつぐつよく煮て食べてみる。
う~ん、猪の香り。
さすがに肉は硬いですが歯ごたえがあって、味が濃くて美味しい。
脂身までも猪の獣の味で濃厚です。これも美味。
味噌ダシとよく調和してますねぇ。
セリのシャキシャキ感が爽やかです。
ちなみにこの写真は「いのしし鍋」「しか鍋」2人前づつを平らげた後に追加注文した猪鍋。
女の子が一生懸命「牡丹のように」と肉を並べてくれました。
牡丹に、み、見えるかな? 笑
いや感謝感謝。
ここには「熊鍋」もあるってことだったんだけど~
「今年は熊が少ないので~」なんてことが書いてあって、
熊は食べれなかったです。。残念。


こちら「しか鍋」。
鹿肉は猪肉と違いほとんど脂身はないです。
これは仲居さんに全権委任したのですが、みんなで写真撮ってたせいで煮込み過ぎ、ボソボソな食感になってしまった。
レバーみたいな。
これじゃぁやりきれないので追加注文してリベンジ

お肉は赤身が消える程度に短時間煮れば良いようです。
こうすればお肉は柔らかいままだね。
猪肉のような獣の香りはあまりなく、味も淡白でクセがない。(先に猪食べたせい?)
美味しいけどスッキリした味わいって感じになります。
女性はこっちのほうが食べやすいのかな? おれは猪肉のほうが好みだけど。


こちら「鹿刺し」(写真左)と「鹿のたたき」(右)です。
鹿刺しは綺麗な紅色だぁ。

とにかくすっごい柔らかい。ふくよかで優しくてって感触。
噛んでみても一瞬モチッとするんだけどすぐ噛み切れちゃう。
味はクセも臭みもなくて新鮮な感じ。
馬刺しなんかだとよく生姜醤油で食べるけど、これはワサビ醤油がよく合います。
鹿のたたきは表面を炙った鹿肉を刺身にしてある代物。
加熱すると味が出るものなんですねぇ。
生よりも鹿の味が濃くなります。でもクセはない。
これはポン酢にモミジオロシがこれまた良く合って一層鹿の旨味を引き立ててます。
個人的には鹿刺しより美味しいかも。

こ、これが「たぬき汁」
さすがに狸は人生初です。
味噌仕立てなんですが、かなり山椒が効いた汁。
臭み消しのためなのかぁ? って思ってたら案の定…
狸の肉は1センチ角くらいに細かく切ってあります。
ぱくりっ。もぐもぐ。
く、く、くっ、クサイーー!!
これまで味わったことのない強い獣臭。
こりゃ、やたら山椒効かしてるわけだわー。
しかし、これもまた人生初体験てことで感動なのです。
開催:2005年2月26日
『山くじら すき焼 もゝんじや』東京都墨田区両国1-10-2
03-3631-5596