MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『SP 野望篇』 0点

2010-12-04 15:50:14 | goo映画レビュー

SP 野望篇

2010年/日本

ネタバレ

拳銃を巡る葛藤について

総合☆☆☆☆☆ 0

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 テレビドラマの『SP 警視庁警備部警護課第四係』を全く見たことがなく、作品冒頭の主人公の井上薫の様子を見て、初っ端から酷い頭痛を患っているようだけれど大丈夫なのかと心配したくらいなのであるが、テレビドラマを見ていなくても本作を楽しめると思える理由は、本作が前半の井上とテロリストの一対一の、後半が四係の4人と敵対するグループの死闘というアクション中心で物語が進行しているためで、当然様々な謎は残されたままなのであるが、『SP 革命篇』で演出の冴えを感じる‘謎の明かし方’を期待したい。
 ‘SP’は要人の警護を担当する人であり、本来の警察とは微妙に違うようで、実際にやり過ぎた井上が4係のメンバーたちと一緒に厳重注意を受け、それが井上に拳銃をなかなか使わせない伏線になっていると思うが、後半の攻防があそこまで大きくなるとやはり井上たちが早い段階で拳銃を使わないことが不自然に見えてしまう。
 しかし細かいギャグなど(例えば香川照之は実際は東大卒)も効いており、今度はアクション以上に登場人物たちの心の葛藤を描くことが中心となるであろう『SP 革命篇』を楽しみに待てるだけの質は保たれていると思う。


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