立てこもり元組員逮捕 殺人未遂容疑 29時間後に投降(朝日新聞) - goo ニュース
撃たれて苦しんでいる同僚を目の前にして5時間も助けなかった警官は、まるで
攻撃されている同盟国のアメリカを目の前にしても平和憲法のために助けることが
出来ない日本を見ているようだった。何なのだろう、あの不甲斐なさは! 人質が
救出された後に犯人に向かって乱射しても、誰も文句を言うことはないだろう。
何故私たちは悪い者を生き残らせて、日本の次代を担う優秀な若者を失わなけれ
ばならないのだろか? 今後は厳格な対処が望まれる。
と、よく聞く意見だけならばわざわざここに書くまでもないだろう。この事件を
平和憲法の問題と絡めて考えるならば、あの警察の犯人に対するグダグダの対応、
同僚を撃った者に向かって「私たちは安全にあなたを守りたい」という情けない
言葉こそが、問答無用で犯人を射殺する他国と違う日本のあるべき姿なのだろう。
だから問題なのは、“戦う”というかっこよさを諦めて、おそらく他国から理解される
ことはなくむしろ軽蔑されるかもしれない“平和を維持する”という無様さをあえて
選ぶという勇気が持てるかどうかということであり、「日本の常識は世界の非常識」
が上等と誇れるのかということなのだ。