トイ・ストーリー3 3D
2010年/アメリカ
ジブリとディズニーの違い
総合 50点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』(米林宏昌監督)を観たばかりのためなのか、アンディとウッディやバズの関係が、『借りぐらしのアリエッティ』の翔とアリエッティの関係とダブって見えたのであるが、作品自体は噂に聞くほど感動できなかった。
『借りぐらしのアリエッティ』が人生の儚さを描いているとするならば、『トイ・ストーリー3』は青春の儚さを描いているように見えるが、17歳になったアンディが大人になったように見えず、寧ろウッディやバズの方が成長したように見えてしまい、『借りぐらしのアリエッティ』では効果的に働いたアニメーションという表現手法が『トイ・ストーリー3』では活かされていないように感じる。3Dの立体感が全く感じられないのであるが、2Dで上映している劇場がほとんどないので選択出来ないのが辛い。
私の見間違いでなければ『トイ・ストーリー3』には致命的な間違いがある。アンディが遊ばなくなった人形たちを集めて屋根裏に置いておこうとして‘黒いビニール袋’に入れたために、アンディの母親はゴミと間違えて捨ててしまったはずなのであるが、ラストシーンで人形たちがアンディの家に戻ってきた時に、何故か‘屋根裏行き’と書かれているダンボール箱が用意されており、人形たちはその中に入る。黒いビニール袋に人形たちを入れたアンディはその箱に見覚えがないはずなのであるが、彼が何も疑問を抱かないのは、スタジオジブリでは考えられない(コマ飛ばしどころではない)明らかな演出の間違いだと思うのだが、誰も気にならないのであろうか?
『トイ・ストーリー3』では「君はともだち(You've Got A Friend In Me)」を日本語歌詞でダイアモンド☆ユカイが歌っていた。『FLOWERS(フラワーズ)』(小泉徳宏監督)ではオリビア・ニュートン=ジョンの「そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)」が、『十三人の刺客』(三池崇史監督)ではイーグルスの「ならず者(Desperado)」がメインで使用されている。私にはこの‘倒錯’も気になって仕方がない。
放駒新体制、想定外の投票で誕生 貴乃花親方が「反乱」(朝日新聞) - goo ニュース
貴乃花親方の言動の真意というものがなかなか読めない。放駒親方と同じ二所ノ関
一門に所属していた貴乃花親方が2月の理事選に一門の反対を押し切って立候補
したための事実上の破門により放駒親方との関係が冷えた一方、北の湖親方には
理事長時代に35歳の若さで審判部副部長に引き立ててもらった恩があるからと
いうことが理由とされているが、2年前の不祥事で辞任したばかりで明らかに顰蹙を
買うことが分かっている北の湖親方を理事長に推薦するという行為は嫌がらせの
ようにも見えなくはなく、わざわざ無駄な対抗馬を出すことで放駒親方との関係を
冷え切らせる意図もよく分からない。私は理事会における発言力を養うことによる
2012年2月の次の理事選への布石だと推測しているのだが、それとも......