多数のPCサーバーを運用しています。一部のPCサーバーのCPUクーラーを「簡易水冷(以下水冷)」にしていますが、CPUクーラーの寿命がきて止まるものが出てきました。既設の水冷PCサーバーCPUクーラーは、順に空冷CPUクーラーに戻します。
簡易水冷の良さは、取り付けが楽で、排熱の効率が良く、静かなことです。
長年使うと、熱交換のために封入してある液体が少なくなり、排熱が間に合わなくなります。マザーボードは、マザーボードの高温化を検出すると、CPUを含めて、システムをシャットダウンし、CPUなどの破壊から守ります。その状態に陥ると、CPUクーラーを交換するまで、復旧できません。
一方、一般的な空冷のCPUクーラーは、クーラー上のファンが壊れるまで動き続けます。ファンも消耗品ですが、これまでにCPUファンが壊れたことはありません。ファンを二基搭載した障害に強い機種もあります。
PCケース内の気流を予め計画し、ファンの配置を適切にしておけば、一部のファンが止まっても動き続けます。これは大きな利点です。
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